はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米バイデン陣営、7月初旬のビットコイン・ブロックチェーン戦略会議に出席予定か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米大統領陣営、ビットコイン円卓会議に出席か

ジョー・バイデン米大統領陣営が、7月初旬に暗号資産(仮想通貨)政策について話し合う円卓会議に参加する計画が報じられている。この会議は、民主党のロー・カンナ議員(カリフォルニア州第17選挙区)が主催する。

カンナ議員のオフィスから送られた私信によると、会議の主な目的は「ビットコインとブロックチェーンのイノベーションを米国に留める方法について戦略を練ること」だとされる。ビットコイン・マガジンが16日に報じた。

カンナ議員はメールで「政策立案者とブロックチェーンのイノベーションリーダーとの間で、これまでで最も重要な会合」と位置づけており、ジョー・バイデン政権の要人、著名な投資家・起業家のマーク・キューバン、上下両院の様々な議員を招待する予定である。

4年前、バイデン政権はSEC(証券取引委員会)のゲーリー・ゲンスラー委員長を任命し、ビットコインと仮想通貨業界に対して厳しい姿勢を取ってきた。しかし、この円卓会議は、民主党政権内での仮想通貨業界に対するアプローチの変化を示唆している。

カンナ議員は仮想通貨業界を支援することで知られ、暗号資産(仮想通貨)業界に対する規制を明確化する「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」(FIT21)に賛成票を投じた。

この法案は共和党主導で、SECとCFTC(米商品先物取引委員会)の役割分担を明確にし、CFTCに追加権限を与える内容を含んでいる。ブロックチェーンや分散型台帳が分散化されている場合、CFTCが商品(コモディティ)として規制するという条項もある。

関連:トランプ氏、ビットコインマイニングの支持を表明 企業CEOらと面会

仮想通貨政策を巡る姿勢

2024年の大統領選挙が近づくにつれて、暗号資産関連政策の重要性が増している。対抗馬であるドナルド・トランプ前大統領はビットコイン業界を支持する動きを示し、自身も選挙寄付のためにビットコイン・ライトニング決済を受け入れている。

トランプ氏は今月初め、ライオット・プラットフォーム、マラソン・デジタルなどの大手ビットコインマイニング企業の代表者や、投資会社ファビアーノ・コンサルティングを含む業界関係者らと会議を開き、ワシントンDCと世界の舞台の両方でビットコイン採掘を支援することを約束した。

Riotの公共政策部長はビットコインマガジンの取材に対し、「トランプ大統領(仮に当選した場合)は、ビットコインを所有する権利、ビットコインを採掘する権利、ビットコインで取引する権利、そして私たちの多くがビットコイン業界で働く権利を守るだろう」とコメントした。

ライバルのトランプ氏が仮想通貨業界を擁護する発言や行動で、業界や新技術に関心の高い若者から多くの支持を得ていることはバイデン・キャンペーンに圧力をかけている。特に仮想通貨投資家や起業家はトランプ氏の当選を望んでいる状況だ。

これを受けて、先週末には、バイデン政権もコインベースコマースを通じて仮想通貨による寄付を受け付ける協議を行っていると報じられた。

関連:バイデン米大統領も選挙キャンペーンで仮想通貨寄付の受け付けを検討か

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
17:40
リミックスポイント、エネルギー事業の中期経営計画を発表 3年で営業利益3.7倍目指す
リミックスポイントが2027-2029年度の中期経営計画を発表。エネルギー・蓄電事業で売上高692億円、営業利益91億円を目指す。日本蓄電池と提携し系統用蓄電所7カ所を共同運営。同社は242億円超の仮想通貨も保有し、多角的な事業展開を推進。
15:52
補正予算の国会質疑で仮想通貨税制が議題に 国民民主党が質問、高市首相は「与党税調で検討中」と答弁
補正予算の国会質疑で暗号資産(仮想通貨)税制が議題に。国民民主党は雑所得として最高税率55%が適用される現行制度を見直し、分離課税化を要求。高市首相は税制改正大綱に基づき与党税調で検討を進めていると答弁した。
13:35
米XRP現物ETF、全期間で純流入を記録 約1459億円に到達
米XRP現物ETFが上場以来全期間で純流入を記録し、約1,459億円に到達。仮想通貨ETF史上2番目の速さで8億ドルを突破し、機関投資家の継続的な買いが続いている
13:20
カナダ税務当局、仮想通貨利用者の4割が未申告と推定
カナダ歳入庁が過去3年間で仮想通貨関連監査により1億カナダドル以上を徴収したが、2020年以降刑事告発は行われていない。同庁は仮想通貨プラットフォーム利用者の40%が未申告または高リスクだと推定している。
12:50
『ガス先物市場』、ヴィタリックがイーサリアム手数料を安定させるアイデアを披露
仮想通貨イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏がガス代先物市場を提案した。将来の手数料をヘッジ可能にする構想であり、コミュニティ内で議論が活発化している。
11:45
米大手銀行CEO、上院議員と仮想通貨市場構造法案を協議予定 ステーブルコインの利息付与に反対表明へ=報道
バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルズ・ファーゴのCEOが9日、上院議員と会談し仮想通貨市場法案を協議する。銀行側はステーブルコインへの利息付与に反対し、仮想通貨分野での競争能力確保を求める姿勢だ。
11:23
テザーのUSDT、アブダビで「法定通貨参照トークン」認定範囲が拡大 9チェーン追加
テザーのUSDT、アブダビで法定通貨参照トークンの認定範囲を拡大。新たに9つのブロックチェーンで規制業務が可能に。USDC、USD1、RLUSDも承認済み。UAEがステーブルコイン規制拠点として台頭。
10:22
マイケル・セイラー氏、国家主導のビットコイン銀行システムを提案
ストラテジー社のマイケル・セイラー会長がアブダビで、ビットコイン担保型の高利回りデジタル銀行システムを各国政府に提案。20兆〜50兆ドルの資本流入を見込むが、価格変動性への懸念も。中東の全政府系ファンドと会談を実施。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、最大約47億円規模の自社株買い実施へ
仮想通貨ハイパーリキッドの財務企業ハイパーリキッド・ストラテジーズは、最大約47億円規模の自社株買いを実施すると発表。延期や中止の可能性もあるが最大で12カ月間実施する計画である。
09:40
アルゼンチン中銀、民間銀行による仮想通貨取引の解禁を検討か=報道
ビットコイン支持のミレイ政権下で、アルゼンチン中央銀行が民間銀行による仮想通貨取引サービスの許可を検討中だと伝えられる。実現すれば普及が促進される可能性もある。
09:35
UAE初、イスラム系銀行ルヤがビットコイン投資サービスを開始
UAE拠点のイスラム銀行ルヤが8日、仮想通貨インフラプロバイダーのフューズと提携し、モバイルアプリを通じてビットコイン投資サービスを開始した。イスラム系銀行として初めて顧客にBTCの売買を可能にする。
08:15
PLUMEとJUPITERがコインベースに新規上場、機関投資家向けアクセスも提供
米コインベースが12月9日にプルームとジュピターの現物取引を開始する。RWAトークン化のプルームとソラナ系DEXアグリゲーターのジュピターが新規上場し、機関投資家向けアクセスも利用可能になる。
07:55
SECがOndoへの捜査を訴追なしで終了、トークン化証券のハードルをクリア
トークン化プラットフォームのオンド・ファイナンスが、バイデン政権下で開始されたSECの捜査が訴追なしで終了したと発表した。トークン化証券が米国資本市場の中核となる時期が到来したと同社は期待。
07:15
仮想通貨投資商品、先週は1110億円超の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週の資金フローは約1,116億円の純流入だったと報告。ビットコイン、XRP、チェーンリンクの投資商品の需要が高かった。
07:02
ビットコイン担保をデリバティブ市場で使用、米CFTCがトークン化パイロットプログラムを開始
米CFTCがビットコイン、イーサリアム、USDCなどのデジタル資産をデリバティブ市場で担保として使用するパイロットプログラムを開始した。トークン化担保に関する新たなガイダンスも発行している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧