はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ヴィタリク・ブテリン氏、ミームコイン「Neiro」1,700万円相当を売却

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Neiroトークンを売却

オンチェーンデータによれば、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリク・ブテリン氏が5日未明、171億Neiroトークンを売却したことが確認された。この取引は44.4ETHに相当し、およそ12万ドル(1700万円)に相当する。

出典:dexscreener

イーサリアムベースのミームプロジェクトであるNeiroは以前、Neiroトークンの総供給量の約4%に相当する171億Neiroを、デプロイアドレスからブテリン氏のアドレスに送金していた。プロジェクト側は、これをブテリン氏を最大の保有者として宣伝する手段として利用していた。

この出来事は、ミームコイン「NEIRO」にとって一種の儀式的なイベントとなり、コミュニティ内で歓迎されており、価格も持ち直している。

過去にはSHIB(Shiba Inu)の初期トークン分配で、総発行量の50%がブテリン氏のアドレスに送信された事例がある。その際、ブテリン氏は送られたSHIBの90%(約6億ドル相当)を破棄し、残りの50兆SHIBをインドの慈善団体などへ寄付していた(2021年5月)。

一方、シバイヌ(SHIB)は2021年1月から10月にかけての仮想通貨バブルおよびイーロン・マスク氏のドージコイン(DOGE)支援もあり、犬系の暗号資産銘柄が買われた結果、桁違いの価格上昇を遂げた。

関連:ミームコインとは?買い方・探し方 PEPEやWIF、BONKをDEXで購入する方法

Neiro(NEIRO)とは?

Neiro(NEIRO)は、有名なミームコイン「Doge」のモチーフとなった柴犬かぼすちゃんの後輩犬である「ねいろちゃん」にインスパイアされて誕生した新しいミームコインである。NEIROは、時価総額880億ドルを達成したDogecoinの成功を追随することを目指している。

このトークンはイーサリアム・ブロックチェーン上で発行されており、7月末のローンチからわずか1週間で時価総額は1.3億ドルに達し、保有者数はすでに1.1万人を超えている。NEIROは総供給量10億トークンで、売買税ゼロ、チーム・トークンなし、VCからの支援も受けていないことを強調している。

公式サイトによれば、NEIROは本質的な有用性を持たないミームコインであるが、安全性と信頼性を確保するための措置が講じられている。NEIROのコントラクトは所有権が放棄(Renounced Ownership)されており、開発者がトークンの設定を変更する権限を持たないため、トークンの管理や操作が不可能であり、プロジェクトの透明性とセキュリティが保たれている。

しかし、Bubblemapsの分析によると、NEIROはローンチ時に供給量の78%が特定のアドレスによって取得され、その後、多数のウォレットに分散されたことが明らかにされている。NEIROは、イーサリアムブロックチェーン上で特定の集団によって大部分がコントロールされている可能性が高いことを示唆している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/02 火曜日
18:36
AIがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見 防御活用にも期待=レポート
Anthropicの研究で、AIエージェントがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見。2025年3月以降の34件で460万ドル相当の攻撃に成功し、新たに2件のゼロデイ脆弱性も発見。攻撃収益は1.3カ月ごとに倍増しており、防御活用が急務に。
17:42
FRBが3年半にわたる量的引き締め(QT)終了、仮想通貨市場に流動性改善の可能性
米FRBが12月1日、3年半にわたる量的引き締め(QT)を終了した。約2.4兆ドル規模の資産縮小後、仮想通貨市場への流動性改善が期待される。2019年QT終了時はビットコインが短期下落後に上昇した経緯があるが、専門家は政策効果の遅延やインフレ動向など不確実性に慎重な見方も示している。
16:04
走行映像でGARコインを還元 ドラレコアプリ「セトラス」が地方創生DXモデルを始動
セトラスが市民のドラレコ映像を行政業務に活用し、専用暗号通貨「GARコイン」で報酬を還元する地方創生モデルを発表。実証実験に参加する自治体を3枠限定で募集している。
13:55
コインベースへの情報開示請求が過去最多の1.2万件、欧米で協力要請急増 実態判明
コインベースが2025年透明性レポートを公開し、60カ国以上から12,716件の情報開示請求を受領し、前年比19%増加となったと報告した。米国の件数がトップだが、米国外からの請求は53%を占め前年比2%増加した。
13:15
米FDIC、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」運用規則案を12月下旬に公表予定
米FDIC代行議長がステーブルコイン規制「ジーニアス法」の運用規則案を今月に公表する予定だと表明。トークン化預金や仮想通貨業界のデバンキング問題についても対処を説明した。
12:29
カルシ、ソラナ上で予測市場トークン化を開始 仮想通貨の流動性取り込みへ
米予測市場カルシがソラナ上で予測市場契約のトークン化を開始。オンチェーン取引により匿名性が向上し、開発者のサードパーティ構築も可能に。評価額110億ドル、約3500市場を運営する同社は仮想通貨ユーザーの流動性獲得を目指す。
11:00
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏、利益相反報道を否定
米トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏がNYタイムズの利益相反報道を否定した。名誉毀損専門の法律事務所に対応を依頼し、倫理規定遵守を主張している。
10:40
ゴールドマンがイノベーター買収、ビットコイン連動ETFも取得で仮想通貨事業拡大
ゴールドマン・サックスがETF大手イノベーターを20億ドルで買収すると発表した。買収にはビットコイン連動ファンドQBFも含まれ、ゴールドマンの仮想通貨関連商品ラインアップが拡大。
10:14
リップル、シンガポールでライセンス範囲拡大 XRPとRLUSDによる決済事業を強化
リップルがシンガポール金融管理局から主要決済機関ライセンスの拡大承認を取得。XRPとRLUSDを活用した決済サービスを強化。アジア太平洋地域のオンチェーン活動は前年比70%増で、同地域での事業拡大を加速。
10:02
ビットコイン100万円幅急落、yETH流出事故で大規模清算|仮想NISHI
ビットコインは軟調な推移が続いている。1日には一時8万5,000ドルを割り込み、日本円ベースでも24時間比で100万円超の下落となった。背景には、イーサリアムが「フサカ・アップデート」を目前に控えロングポジションが積み上がる一方、Yearn FinanceでyETHの流出事故が発生し、ロングポジションの清算が連鎖したことがある。
09:20
リミックスポイント、12億円規模のWeb3関連事業投資を中止へ
リミックスポイントは、事前に予定していた12億円規模のWeb3関連事業投資の中止を決定。仮想通貨ビットコイン購入以外の調達資金使途を変更した。
08:40
ハッキング被害から3.7億円相当回収、ヤーン・ファイナンス
ヤーン・ファイナンスがyETH関連のハッキングで盗まれた資産のうち約240万ドル相当を回収した。回収作業は継続中で被害者への返還を予定している。
07:35
mNAV1倍割れでも「最後の手段」に、ストラテジーがビットコイン清算条件を明示
ストラテジー社のフォンレCEOがビットコイン売却の具体的条件を初めて明言した。株価が保有資産を下回り資金調達が不可能になれば売却も選択肢の1つとなる。
07:05
ストラテジー、約2240億円の米ドル準備金を確保
ストラテジー社は、優先株の配当と負債の利子の支払いのために約2,240億円の米ドル準備金を確保したことを発表。目的を説明し、仮想通貨ビットコインの買い増しも報告した。
07:00
チェーンリンク初のETF、NY証券取引所に上場予定
仮想通貨チェーンリンク(LINK)に投資する上場投資信託(ETF)が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始予定。NYSEアーカがグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧