Neiroトークンを売却
オンチェーンデータによれば、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリク・ブテリン氏が5日未明、171億Neiroトークンを売却したことが確認された。この取引は44.4ETHに相当し、およそ12万ドル(1700万円)に相当する。
イーサリアムベースのミームプロジェクトであるNeiroは以前、Neiroトークンの総供給量の約4%に相当する171億Neiroを、デプロイアドレスからブテリン氏のアドレスに送金していた。プロジェクト側は、これをブテリン氏を最大の保有者として宣伝する手段として利用していた。
Been bidding the $NEIRO dip 🤝
— Kazi (@TheCryptoKazi) August 4, 2024
I don’t miss out on opportunities where there is a lot of money to be made.
The next DOGE/SHIB style run could be destined for $NEIRO
Chart is insanely good. pic.twitter.com/JW4gtTdrIs
この出来事は、ミームコイン「NEIRO」にとって一種の儀式的なイベントとなり、コミュニティ内で歓迎されており、価格も持ち直している。
過去にはSHIB(Shiba Inu)の初期トークン分配で、総発行量の50%がブテリン氏のアドレスに送信された事例がある。その際、ブテリン氏は送られたSHIBの90%(約6億ドル相当)を破棄し、残りの50兆SHIBをインドの慈善団体などへ寄付していた(2021年5月)。
一方、シバイヌ(SHIB)は2021年1月から10月にかけての仮想通貨バブルおよびイーロン・マスク氏のドージコイン(DOGE)支援もあり、犬系の暗号資産銘柄が買われた結果、桁違いの価格上昇を遂げた。
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Neiro(NEIRO)とは?
Neiro(NEIRO)は、有名なミームコイン「Doge」のモチーフとなった柴犬かぼすちゃんの後輩犬である「ねいろちゃん」にインスパイアされて誕生した新しいミームコインである。NEIROは、時価総額880億ドルを達成したDogecoinの成功を追随することを目指している。
このトークンはイーサリアム・ブロックチェーン上で発行されており、7月末のローンチからわずか1週間で時価総額は1.3億ドルに達し、保有者数はすでに1.1万人を超えている。NEIROは総供給量10億トークンで、売買税ゼロ、チーム・トークンなし、VCからの支援も受けていないことを強調している。
公式サイトによれば、NEIROは本質的な有用性を持たないミームコインであるが、安全性と信頼性を確保するための措置が講じられている。NEIROのコントラクトは所有権が放棄(Renounced Ownership)されており、開発者がトークンの設定を変更する権限を持たないため、トークンの管理や操作が不可能であり、プロジェクトの透明性とセキュリティが保たれている。
しかし、Bubblemapsの分析によると、NEIROはローンチ時に供給量の78%が特定のアドレスによって取得され、その後、多数のウォレットに分散されたことが明らかにされている。NEIROは、イーサリアムブロックチェーン上で特定の集団によって大部分がコントロールされている可能性が高いことを示唆している。