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ビットコインETFに続き、イーサリアムETFのオプション上場申請 ブラックロックのねらいは?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムETFのオプション上場申請

米ナスダックが米資産運用会社ブラックロックのイーサリアム現物ETF(上場投資信託)に関する「オプション商品」の上場申請案を提出したことが、6日に明らかになった。

SEC(米証券取引委員会)の公式サイトに、「iShares Ethereum Trust(ETHA)」のオプションを新興企業向けの米株式市場であるナスダック・グループのオプション取引所へ上場・取引するための規則変更案が掲載されている。ETHAは今年5月に他の8銘柄とともにSECから承認を受け、7月23日に取引が開始されていた。

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オプションは、将来の特定の時点であらかじめ決められた価格で資産を売買する権利を提供する金融商品で、主に価格変動リスクを軽減するために利用されることが多い。オプションの導入により、ETFに投資する大口投資家にとってリスク管理の手段が増え、投資戦略の幅が広がると期待される。

本提案に対するSECのコメントは、21日以内に提出される予定だ。しかし、先行するビットコインETFの同様の提案がまだ審議中であり、その判断が延期されている経緯があることから、本提案に対する最終判断は、早くても2025年4月上旬になると見られている。

ビットコインETFオプションの上場申請

ビットコイン現物ETFについては、2024年1月11日に取引が開始され、ナスダックとブラックロックが最初にビットコイン現物ETF「IBIT」のオプション商品の上場申請を行った。これに続いて、グレイスケールなど他社も同様の申請を提出している。

SECはこの提案の判断を複数回延期しており、2024年4月にはこれらの提案に対するパブリックコメントを募集し、さらなる審議の手続きを開始。7月には審査期間の再度延長を通知し、「より詳細な検討が必要である」と述べた。

この議論の中で、SECは「指定されたビットコインETP(上場取引型商品)は株式のオプションと同じポジション制限に従うべきか、また、ビットコインETPのオプションのポジション制限を設定する際に、ビットコイン市場における利用可能な供給量を考慮すべきかどうか」を問いている。

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