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ハリス氏、仮想通貨に批判的な2名を政策顧問に起用か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨業界から警戒の声

米民主党の大統領候補カマラ・ハリス氏は、関係筋によると、経済政策に関する顧問として、暗号資産(仮想通貨)に批判的な人物2人を起用した。ブルームバーグが13日に報じた。

このことで仮想通貨コミュニティでは、ハリス氏がバイデン政権と同様に仮想通貨に対して抑圧的な政策を取るのではないかとの懸念が高まっている。

ハリス氏は、バイデン政権の元経済顧問であるブライアン・ディース氏およびバラト・ラマムルティ氏をアドバイザーとして雇ったと伝えられる。

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ディース氏とラマムルティ氏の経歴

ディース氏はバイデン政権下で国家経済会議の委員長を務めていた人物。2023年にはホワイトハウスの公式サイトで「仮想通貨リスク軽減に向けた政権のロードマップ」と題したブログ記事を公開した。

この中で、ディース氏と共著者らは、詐欺と闘いリスクを軽減するために、仮想通貨業界の取り締まりを強化し、規制当局の権限を拡大すべきだと主張していたところだ。

また、仮想通貨サービス企業Galaxy(ギャラクシー)のリサーチ責任者であるアレックス・ソーン氏は、ディース氏がバイデン政権で仮想通貨業界を米国の銀行システムから締め出すための政策を主導していたとも意見している。

特に、仮想通貨に友好的な米国の3銀行(シリコンバレー銀行、シルバーゲート銀行、シグネチャー銀行)が破綻した背景に、当時、国家経済会議委員長だったディース氏の意向があったと解釈した形だ。

これに関して、2023年3月時点でトム・エマー米下院議員は、シグネチャー銀行が閉鎖された背景には仮想通貨業界を抑え込もうとする意図があったのではないかと疑念を投げかけていた。

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次にバラト・ラマムルティ氏は、ディース氏の下で国家経済会議の副議長を務めていた人物だ。2020年には、仮想通貨に批判的なことで知られるエリザベス・ウォーレン上院議員の経済政策副議長も務めている。

ウォーレン氏は、2021年に「仮想通貨は代替資産でも三流以下」と発言。2023年には「デジタル資産マネーロンダリング防止法」を提出し、仮想通貨ウォレットプロバイダー、マイナー、バリデーターなど様々な主体に銀行機密法による義務を課す内容を盛り込んだ。

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ソーン氏は、ディース氏とバラト・ラマムルティ氏の起用について、次のように述べている。

結局のところ、政策はそれを担当する人々にかかっており、ブライアン・ディース氏やバラト・ラマムルティ氏らがハリス/ウォルツ政権で経済政策を主導することになれば、その政権が仮想通貨に対する姿勢を軟化させる可能性は非常に低い。

キャッスル・アイランド・ベンチャーズのニック・カーター氏も、ソーン氏の投稿を参照して、「ハリス氏はウォーレン2.0のようだ」と反応した。仮想通貨に批判的なウォーレン議員のような路線を取る可能性に触れた形だ。

数週間以内に発表がある可能性

一方、現在民主党政権と仮想通貨業界は円卓会議を開催して対話を始めている。

会議を主催する民主党のロ・カーナ下院議員は13日、現政権が「より合理的な規制に向かうためのロードマップを盛り込んだ声明を数週間以内に発表することを期待している」と述べたところだ。今後の展開に注目したい。

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