「Crypto4Harris」立ち上げ
米大統領選の民主党候補カマラ・ハリス氏を支持する暗号資産(仮想通貨)擁護団体「Crypto4Harris」は、14日にバーチャル空間でタウンホール(選挙集会)を開催すると発表した。
このタウンホ12ールでは、省庁のスタッフ、政策リーダー、そして著名投資家マーク・キューバン氏など仮想通貨業界の重鎮らが参加して、ハリス氏を支援する計画などについて話す予定だ。
Join our virtual Town Hall next Wednesday to hear from elected officials, policy leaders, and industry heavyweights (including @mcuban) on our plans to support the campaign and ways you can get involved:
— Crypto4Harris (@Crypto4Harris) August 6, 2024
https://t.co/PYj41jHhc9
「Crypto4Harris」は新たに設立された団体であり、Fox Businessのジャーナリストであるエレノア・テレット氏によれば、仮想通貨業界団体Crypto Council for InnovationのCEOやWeb3企業スニッカードゥードルラボのCEOなどが主催しているとされる。
「Crypto4Harris」は、次のように団体の趣旨を説明した。
業界リーダー、政策専門家、そして普段からの仮想通貨愛好者が集まりハリス氏を支援する。そして、アメリカをデジタル資産のリーダーに位置付けるような、様々な面から考慮された政策を後押しする。
民主党のワイリー・ニッケル下院議員もこのタウンホールに参加すると表明し、「私たちはイノベーションを奨励し、同時に消費者を守りたいと考えている。仮想通貨を政治の道具にすることは、米国をさらに遅れさせるだけだ」と続けた。
これまでのところ、仮想通貨に関しては、ドナルド・トランプ前大統領やシンシア・ルミス議員など、共和党の方に支持者が目立っている。
民主党バイデン政権の下では、ゲーリー・ゲンスラー委員長率いる米証券取引委員会(SEC)がコインベースやリップル社など仮想通貨企業に対してガイドラインを示すことなく取締りを行っているとの批判もされてきた。
ただ一方で、民主党の一部からも仮想通貨を後押ししていく声が上がっているところだ。
7月には、民主党の下院議員と候補者28名が民主党幹部に対して、仮想通貨業界への敵対的な姿勢の転換と、SEC委員長の交代などを求めて書簡を提出した。
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なお、ポリマーケットの大統領選予測市場では、ハリス氏の勝利確率は先週の43%から急伸し49%に達して、トランプ氏と同率となってきた。
トランプ氏息子らが発表を示唆
一方、トランプ氏の息子であるドナルド・トランプ・ジュニア氏らは7日、まもなく仮想通貨の世界で大きな発表をすることを示唆する発言を行った。具体的には明かしていないが「分散型金融は未来だ」と述べ、「クリプト」「DeFi」などのタグを付けている。
この発表が、トランプ前大統領に関係するのかは不明だが、エリック・トランプ氏はトランプ前大統領のアカウントをタグ付けしていた。
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