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ブラジル最高裁がX(旧ツイッター)に停止命令、仮想通貨投資家にも影響

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

VPN関心急増

南米ブラジル連邦最高裁は日本時間31日、テスラCEOイーロン・マスクがオーナーを務めるX(旧ツイッター)に対して、ブラジルでのサービス停止を命じたと報じられた。BBCや地元紙サンパウロ時事などがこれを伝えている。

サービス停止の理由は、Xが同国での法定代理人の任命期限を守らなかったため。今年4月から係争中のアレクサンドル・デ・モラエス判事は、「すべての裁判所命令が遵守され、罰金が適切に支払われ、新しい法的代表者が国で任命されるまで、Xの業務を直ちに、完全かつ全面的に停止する」よう命じた。

Xは8月17日以降、ブラジルで法的代表者を欠いた状態にある。これは、マスクがモラエス判事からの「検閲命令」を理由に、即座に同国での業務を停止すると発表したためだ。ただし、サービス自体は引き続き利用可能だった。検閲命令とは、モラエス判事が4月にXに対して一部のアカウントをブロックするよう命じたもので、2022年の選挙で敗北した元大統領ジャイル・ボルソナロの政権維持を支援した「デジタル民兵」に関する捜査の一環だった。マスクが命令に従わなかったため、捜査対象に含められた。

サービス停止を受け、多くの一般ユーザーや仮想通貨投資家はVPN(仮想専用線・Virtual Private Network)の利用に頼ると予想されており、「VPN」に対するグーグル検索の関心はブラジルで4年ぶりの高水準に達している。

出典:グーグル

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一方、BBCによると、VPNを使用して禁止を回避した者は、50,000レアル(8,900ドル)の罰金を科せられる可能性があるという。

また、Xの代替手段として、分散型ツイッターと言われる「Nostr」や「Bluesky」へのアクセスが急増している。

Xは仮想通貨ユーザーや投資家が情報収集のために利用する主要なSNSプラットフォームであり、特定の国で利用できなくなると情報へのアクセスが遮断され、投資判断などに影響が及ぶリスクが高い。

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