プライバシー保護に特化した次世代ブロックチェーンプラットフォームAleph Zeroは、ゼロ知識証明を活用した新技術「zkOS」のテストネット実装を発表しました。また、これに伴い日本のクリエイターコミュニティを対象とした「WaveHack」キャンペーンを開始いたします。
zkOS:プライバシーファーストの新時代を切り拓く
zkOSは、ゼロ知識証明を活用したプライバシー保護のオペレーティングシステムで、ユーザーが個人情報や取引内容を公開せずにブロックチェーン上での取引を行えるよう設計されています。金融取引やデジタル資産、NFTの利用において高い安全性を提供し、ユーザーが安心してブロックチェーン技術を活用できる世界を実現します。zkOSのテストネットでの実装は、Aleph Zeroが提供するWeb3技術の重要な要素となり、次世代のプライバシー保護を目指す重要なステップとなります。
また、zkOSの重要な機能である「Shielder」を使うことで、ユーザーはトークン取引の内容を匿名化でき、誰にも追跡されることなく安全に取引が可能です。Shielderは現在テストネットで稼働しており、今後メインネットに統合される予定です。
こちらよりデモ体験をすることができます。
「WaveHack」キャンペーン概要
日本のWeb3クリエイターコミュニティの活性化を目指し、Aleph Zeroに関連するコンテンツの制作コンテストをWaveHack上で開催いたします。優れた作品には助成金を提供し、エコシステムの発展に貢献するクリエイターを支援いたします。
こちらのキャンペーンが終わり次第、開発者向けのキャンペーンも予定しています。クリエイターだけでなく、開発者も支援し、Aleph Zeroエコシステム全体の発展を後押ししてまいります。
開催スケジュール
各コンテストは2週間単位で実施され、テーマごとにコンテンツを募集いたします。
第1回:Aleph Zero入門
- 期間:10月20日~29日
- 内容:Aleph Zeroの基礎知識、EVM、ウォレット、zkOSの解説コンテンツ
第2回:エコシステムガイド
- 期間:11月3日~12日
- 内容:dAppsとサービスのレビュー・活用ガイド
第3回:テクノロジー解説
- 期間:11月17日~26日
- 内容:ドキュメントの日本語翻訳や記事作成など、Aleph Zeroのテクノロジーに触れたコンテンツ
第4回:開発者向けコンテンツ
- 期間:12月1日~10日
- 内容:実装ガイドや開発者向けチュートリアル
第5回:クリエイティブ作品
- 期間:12月15日~31日
- 内容:スタンプ、ミーム、動画などのクリエイティブコンテンツ
参加方法
- AKINDOプラットフォームでアカウントを作成
- WaveHackページから参加登録
- プロジェクトページを作成しコンテンツを投稿
詳細は公式WaveHackページをご確認ください。
Aleph Zeroについて
Aleph Zeroは、高速性、データの安全性、そして開発のしやすさを重視して作られた新世代のブロックチェーンです。従来のWebサービスと同等の処理速度を実現しながら、ゼロ知識証明という技術でデータを保護します。開発者にとっても使いやすく、RustやSolidityなど、さまざまなプログラミング言語に対応した開発環境を用意しています。
すでに40以上のプロジェクトがAleph Zeroを採用し、幅広い分野で活用されています。Aleph Zeroは充実したサポートプログラムを提供しており、コミュニティと急成長するWeb3アプリケーションのエコシステムを築き上げています。
日本語X(公式):https://x.com/alephzero_japan
日本語TGコミュニティ(公式):t.me/alephzerojp
HP: https://alephzero.org/
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