はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX

仮想通貨SOSOのエアドロップ戦略|SoSoValueの特徴やインデックストークンについて解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
※このページには広告・PRが含まれます

SoSoValueは、最も多くの暗号資産(仮想通貨)投資家が利用している分析プラットフォームの一つ。価格チャートやETF(上場投資信託)への資金流入状況、Liveニュース音声配信(日本語対応)などを包括し、独自のインデックストークンも提供しています。

さらに現在、SOSOトークンを無料配布(エアドロップ)する報酬プログラムが進行中です。

本記事では、SoSoValueの概要から、エアドロップへの参加方法、注意すべきリスクまで、わかりやすく解説します。

💡この記事でわかること
  1. SoSoValueとは?
  2. SoSoトークンの価格情報
  3. エアドロップの参加方法
  4. リスクと注意点

SoSoValueとは?

出典:SoSoValue

SoSoValueは、2024年に本格ローンチ。初心者から上級者までを対象に、CeFi(中央集権型金融)とDeFi(分散型金融)の利点を統合したツールを提供。アプリ(Android/iOS)も展開中。

提供会社SoSoValue(シンガポール)は、中国のベンチャーキャピタル「HongShan」などから、合計約1,900万ドルの資金を調達。 Jivvva Kwan(CEO)らが、従来は専門機関やプロ投資家のみがアクセスできた水準の分析環境を、すべての投資家に提供することを目指す。

また、複数の仮想通貨に投資できるインデックストークンを発行、Baseチェーン上で取引されている。例えば、代表的な「MAG7.ssi」は、仮想通貨の時価総額上位7銘柄(BTC・ETHを含む)で構成され、各トークンに最低10%の比重を置くことで主要銘柄にバランスよく投資可能。構成比率は毎月見直され、市場の変化に応じてリバランスされる。

SoSoValueの主な情報・分析コミュニティ機能

  • チャート:仮想通貨市場、ETF、資金調達に関するデータの参照
  • 指数:独自指数データの参照とインデックストークンの購入
  • 情報:選別されたニュースなどの参照
  • Token Bar:特定の銘柄や領域などに関する意見交換
  • 分析:分析用の様々なデータの参照
  • マクロ:マクロ経済に関する情報の参照
  • ウォッチリスト:表示データのカスタマイズ

SOSOの価格情報・チャート

イーサリアム基盤のネイティブトークンで、プレミアム機能利用・ガバナンス・報酬インセンティブの中核を担う。保有者はステーキングで報酬獲得や投票による開発参加が可能。AIリサーチ機能「Socatis AI」やETFフロー、オンチェーン分析などの上位ツールへのアクセス権を提供。最大発行数は10億SOSOで、そのうち30%(3億SOSO)がエコシステム・ユーザー配布枠に充てられる。

項目 詳細
通貨コード SOSO
公開日 2025年1月
流通供給量 約2.7億枚
最大供給量 10億枚
価格 0.729ドル(約110円)
時価総額・順位 約2億ドル(247位)
過去最高値 2025月1月:約1.05ドル(約166円)
*データ出典元:コインマーケットキャップ(2025年10月8日時点)、チャート:TradingView
SOSO価格チャート

SoSoValueエアドロップ:シーズン制

SoSoValueでは、インデックストークンのステーキングやSNS上でのソーシャルタスクを達成することでトークンを獲得できるエアドロップイベントを開催中。

現在は、主に2種類のイベントが実施されています。1つ目は、SNSなどのソーシャルタスクを通じてタスクをこなすことでEXPポイントを貯め、トークンを獲得できる「PoWキャンペーン」。もう1つは、インデックストークンの保有やステーキングによって報酬を得られる「PoSキャンペーン」です。

以下では、それぞれのイベント内容と参加方法について紹介します。

PoW
ソーシャルタスク編

SoSoValueのPoWキャンペーン(ソーシャルタスク型)は、プラットフォーム利用や招待などの日常的なアクションでEXP(経験値ポイント)を獲得することで、その累計に応じて報酬が配布されます。現在はSeason2のキャンペーンが進行中です。

概要

  • 期間:2026年第1四半期まで
  • 報酬:3000万SOSO(総供給量の3%)
  • 主なタスク内容:SNSなどのソーシャルタスク

以下では参加手順を紹介します。

アカウント作成方法

PoWエアドロップに参加するために、まずSoSoValueのアカウントの登録をします。

①公式サイトにアクセスし、「Sign Up(サインアップ)」をクリック。

②メールアドレスとパスワードを入力後、認証コードを入力して登録を完了。
サインアップの作業は簡単で「メールアドレス・電話番号・Google・Apple・Telegram・X・SafePal・各種ウォレット」など、様々な方法でサインアップ可能です。

出典:SoSoValue

③ダッシュボードにログインすればタスクが確認できるようになります。

タスク内容の紹介

アカウントを作成すると、さまざまなタスクを通じてEXPを獲得できます。タスクの種類は以下の通りです。

出典:SoSoValue

  • SNSタスク:X(旧Twitter)でのフォローや投稿シェアなど
  • デイリータスク:毎日のログインや簡単な操作で繰り返し獲得可能
  • ボーナスタスク:期間限定のキャンペーンやイベントで追加報酬が得られる特別タスク(通常タスクより高額のEXPを獲得可能)
  • 友達招待:招待リンクで新規ユーザーを参加させると、紹介者は招待相手のタスク獲得EXPに応じて継続的なリベート(最大20%)を獲得できます
PoS
ステーキング編

PoSインセンティブは、SoSoValueが提供する SSIインデックストークンを保有・ステーキングすることで報酬を獲得することができます。SSIインデックストークンは、ETFのように複数銘柄をまとめて追跡できるインデックス連動型トークンです。現在はエポック3としてキャンペーンが進行中です。

概要

  • 期間:2025年5月26日〜11月22日
  • 報酬:3000万SOSO
  • 主なタスク内容:インデックストークンの保有・ステーキング

対象となるSSIインデックストークンは次の4種類です。

  • MAG7.ssi:仮想通貨時価総額上位7銘柄インデックス
  • DEFI.ssi:DeFi関連銘柄インデックス
  • MEME.ssi:ミーム関連銘柄インデックス
  • USSI:資金調達レート最適化による収益創出を目的としたデルタ中立戦略

PoSインセンティブの報酬は、エポック終了後に全参加者のポイントシェアに基づいて分配されます。SSIを保有するだけの場合と比べ、ステーキングした方が高いポイントを獲得することが可能です。長期的に参加する投資家にとって効果的な仕組みとなっています。

以下では、実際のステーキングの仕方を解説します。

ステーキング前に準備するもの

  • 対応ウォレット:Base(ベース)メインネットに接続できるウォレット(例:メタマスク、Rabbyなど)
  • USDC(Baseメインネット):SSIトークン購入用
  • ETH(Baseメインネット):ガス代用(少額でOK)

※イーサリアムメインネットでは取引できないため、必ずウォレットをBaseメインネットに切り替えておきましょう。

イーサリアムを取得したい方に

ステーキング方法

ステップ1:まずSSIトークンを購入します。

①購入ページに移動し、ウォレットを接続。

②対象SSIトークン(例:MAG7.ssi)を選択します。

出典:SoSoValue

③数量を入力

「インデックス購入」をタップ。

出典:SoSoValue

⑤手数料を確認し、承認(Approve and Confirm)します。

ステップ2:購入したSSIトークンをステーキングします。

①ステーキングページへ移動

②購入したSSIトークンを選択

③数量を入力

④「ステーク」をタップ。

出典:SoSoValue

⑤承認し、「Stake Successful!」と表示されたら完了です。

補足:Boost機能と自動参加

Boost機能:$SOSOをSSI価値の最低1%分ステークで1.01x〜2x倍率(最大100%ブースト)がかかります。

自動参加:エポック2から継続してステークしていたユーザーは、自動的にエポック3に移行されます。

イーサリアムを取得したい方に

リスクと注意点

SoSoValueは報酬量が発表されており、注目度の高いイベントとなっています。ただし、すべての参加者に同等の報酬が保証されるわけではありません。過度な期待や不正サイトへのアクセスによる被害も想定されるため、冷静かつ安全に行動することが大切です。

1.配布条件・報酬量の不確実性

エアドロップ報酬自体は発表されていますが、報酬の配分基準・配布時期・最終的な受取条件はまだ公表されていません。タスクの貢献度やレベル、参加人数などによって報酬が変動する可能性があり、必ずしも期待通りの配分が得られるとは限らないことに注意しましょう。

2. 詐欺リスク
最も多いのはユーザーをだます手口です。「実在しないトークン」や「公式を装った偽サイト」が出回り、「エアドロップ配布中」「サポートです」といったDMから偽ページへ誘導される事例もあります。悪意あるサイトでウォレットを接続させ、不正なコントラクトに署名をさせられることで資金を抜き取られる被害が増えています。

対策: 公式の告知以外は信用せず、必ず公式URLをブックマークして確認。不審な署名リクエストは即座に拒否すること。

関連:メタマスクのセキュリティ対策、詐欺の手口、ウォレット利用上の注意点まとめ

3. 管理リスク
特に注意が必要なのは秘密鍵やシードフレーズの流出です。
SNSや不審なフォームで「シードフレーズの入力」「秘密鍵の提出」「エアドロップ受取確認の署名」などを求められる手口があり、入力した瞬間に資産が盗まれる事例が多発しています。

対策: 秘密鍵やシードフレーズは誰にも教えず、署名を求められた際は内容を確認し、不審なものは拒否すること。保管は紙やハードウェアでオフライン管理してください。

4.インデックストークン運用リスク

インデックストークンを利用してエアドロップに参加する場合、価格変動リスク・スマートコントラクトの脆弱性が伴います。市場下落時には損失が発生する可能性もあります。

対策:リスク許容度の範囲で参加するようにしましょう。

5.税務リスク

エアドロップで得たトークンは、受領時点の時価やその後の売却益が課税対象となります。 日本では雑所得として扱われ、金額によっては確定申告と納税義務が発生します。

対策:受け取りや売却の履歴を正確に残し、税務申告に備えることが重要です。

関連:エアドロップでもらった暗号資産(仮想通貨)やNFTに税金はかかる?|Aerial Partners寄稿

SoSoValueのエアドロップは、正式発表済みのイベントですが、報酬条件の変動や詐欺リスクは常に存在します。安全対策とリスク管理を徹底し、最新の公式情報を確認しながら参加しましょう。

よくある質問

Q: トークンのロックアップ(解除)スケジュールは?

出典:SoSoValue

トークンの最大発行数量は10億SOSOです。このうち30%(3億SOSO)がエアドロップおよびエコシステム向けに配布される計画です。

その他の配分は、チーム・アドバイザーに33%、財団に17%、投資家に16.5%、戦略パートナーに3.5%が割り当てられています。

出典:SoSoValue

これらのトークンはそれぞれ定められたルールに基づいてロックされ、段階的に解除(リリース)される予定です。

Q: PoWとPoSのポイントプログラムは同じものですか?

いいえ、それぞれ報酬プログラムが異なります。PoW(Proof of Work)はSNSタスクや投稿などの活動量に応じてポイントを獲得する仕組みで、PoS(Proof of Stake)はステーキング量や期間に応じて報酬を得られる別のキャンペーンです。

期間やポイント算出の仕組みも異なるため、公式の条件をよく確認してから参加するようにしましょう。

Q: インデックストークンのステーキングによるデメリットは?

インデックストークンをステーキングすることで、より高いポイントや報酬を得られる可能性がありますが、14日間のクールタイム(解除待機期間)が発生します。

ステーキングを解除しても、実際に資産を引き出せるまでに14日間を要するため、相場急変時にすぐ資金を動かせないリスクがあります。また、報酬量は変動するため、想定より少ない場合もあります。

Q: 無料で参加できますか?

SNSタスクがメインのPoWキャンペーンは、基本的に無料で参加できます。ただし、エアドロップを獲得してトークンを受け取る際には、ガス代が必要になる可能性があります。

イーサリアムを取得したい方に

記事の監修

各務 貴仁各務 貴仁
株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。

本記事は企業の出資による記事広告やアフィリエイト広告を含みます。CoinPostは掲載内容や製品の品質や性能を保証するものではありません。サービス利用やお問い合わせは、直接サービス提供会社へご連絡ください。CoinPostは、本記事の内容やそれを参考にした行動による損害や損失について、直接的・間接的な責任を負いません。ユーザーの皆さまが本稿に関連した行動をとる際には、ご自身で調査し、自己責任で行ってください。