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米トランプ政権、DeFiへの税務報告義務に反対する決議案を支持 大統領府が表明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DeFiに税務報告を課すことに反対

米トランプ政権の大統領府は4日、テッド・クルーズ上院議員が提出したDeFi(分散型金融)に税務報告を義務付けることに反対する決議案を支持すると表明した。ビットコイン・仮想通貨相場はこのニュースを好感し一時120万円幅の上昇を記録した。

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ホワイトハウスの暗号資産(仮想通貨)・AI特命官デビッド・サックス氏が政策表明をXで共有している。この文書によると、トランプ政権の上級顧問は決議案が承認された場合、大統領にこれに署名して成立させるよう勧める予定だと述べた。

上院がこの決議案へ投票するのは米国時間の5日遅くになる見込みだ。

大統領府は、決議案の意義について次のようにコメントしている。

バイデン政権が退陣する直前になってから発令されたこの規則は、米国のイノベーションを阻害し、納税者の個人情報に関するプライバシー面での懸念を高めるものだ。

さらに、米国のDeFi企業に大きなコンプライアンス上の負担を課すことになる。

クルーズ議員の決議案は、米国税庁(IRS)が昨年12月に確定させた税務規則を取り下げようとするものだ。

この規則は、「フロントエンドサービスプロバイダー」に取引に関するユーザー情報を収集・報告することを義務付けるものであり、DeFiのウェブサイトを運営している組織が対象になると考えられる。規則は、撤回されなければ2027年1月1日以降に発効する予定だ。

業界からは、この規則に対して批判の声が上がっていた。背景としては、分散型取引所などでは、ユーザーと直接やり取りする中央集権型のサービスプロバイダーが存在しないこともあり、情報を収集する主体が明確ではないこともある。

クルーズ議員は、「米国人のプライバシーとセキュリティの両方を大幅に侵害し、イノベーションの妨げとなる」などとしてこれに反対決議案を提出していた。

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DeFi(分散型金融)とは

ブロックチェーンを活用し、中央管理者不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指す。「Decentralized Finance」の略。DeFiで行われる金融サービスには、ステーブルコインの発行や通貨の貸出、仮想通貨取引所などがある。イーサリアムのブロックチェーンを利用しているプラットフォームが多い。

下院でも反対決議案が審議中

下院でも、IRSの新規則に反対する決議案が進められているところだ。マイク・ケアリー下院議員が提出したものである。

米下院歳入委員会は2月26日、賛成26対反対16で、このIRS規則を覆すための決議案を可決している。次は、下院本会議で投票が行われる予定だ。

ケアリー議員は、この規則は納税者だけではなく、税務書類が大量に送られることになるIRSにとっても負担になると意見。また、米国がデジタル資産全般や仮想通貨セクターのイノベーションで世界をリードすることを確実にしなければならないとしている。

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