はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ソラナの主要ミームコイン『Fartcoin』一週間で75%高騰、関税緩和期待で資金が流入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ファートコイン逆行高

トランプ米大統領が10日、世界的な「相互関税」政策の90日間停止を発表。これにより、市場は一時的にリスクオンに転じ、ミームコインを含む一部の仮想通貨銘柄が急騰した。

出典:CoinGecko

他の国に対し一律関税を10%に引き下げると表明したが、中国に対しては104%から125%への引き上げを決定した。しかしその後、トランプ大統領は中国との交渉姿勢を示し、市場はこれを再び好感。特にミームコイン市場では資金が流入し、なかでもソラナ(SOL)の主要ミームコイン『Fartcoin(ファートコイン)』が注目を集めている。Fartcoinは土曜日に約30%急騰し、1月14日以来となる0.95ドルに到達。3月の安値からの上昇率は+300%以上となった。

出典:CoinGecko

Fartcoinは時価総額90位の銘柄で、約9億ドルの時価総額を持っている。

関連:カルダノのホスキンソン氏が強気予想「BTCは25年に25万ドル到達の可能性」

12日のCrypto.news報道によると、価格上昇と並行して、Fartcoinの先物取引における未決済建玉(OI)も過去最高を記録し4億2,000万ドルを超えた。これは1カ月前の同日比で約4.4倍の水準。今週の資金調達率も一貫してプラス圏で推移しており、トレーダーの強気心理が続いていることが示されている。

また、オンチェーンデータによれば、Fartcoinの取引所保有残高は先週比15%減の1億2,040万枚まで減少。Bitget、MEXC、KuCoin、Gateからの流出が中心で、投資家がトークンをセルフカストディやDeFi運用などに移していることがうかがえる。通常、取引所からの流出は売り圧力の低下と見なされ、価格上昇の材料となる。一方、Fartcoinはバイナンスやコインベース、OKXといったTier 1取引所にはまだ上場していない。

ミームコインの値動きが投資家心理の転換を映す中、Fartcoinはその先頭を走っている。トランプ政権による関税政策の軟化が市場心理を押し上げ、リスク資産への選好が再燃。交渉ムードが続く限り、ミーム銘柄や新規上場トークン(PROMPTやBABY)への資金流入が短期的に強まる可能性があると指摘されている。

なお、新規上場したAI関連トークン「PROMPT」は前日比94%高、ビットコインステーキング基盤の「BABY(Babylon)」は40%上昇と、それぞれ急騰している。

関連:バビロン(Babylon)が注目を集める理由 ビットコインのステーキング運用術 

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:54
暗号学者アダム・バック、ビットコインの現実的な量子リスクは最短でも20年後 「備えは十分可能」
暗号学者アダム・バック氏が量子コンピュータによる脅威について「20-40年は安全」との見解を示した。一方、専門家の間では5-10年以内のリスクを指摘する声もある。
13:40
エルサルバドル、下落局面で約155億円相当のビットコイン押し目買い 保有高は7474BTC
エルサルバドル政府が市場下落局面で約155億円相当のビットコインを追加購入し、保有高は7474BTCに達した。2025年1月に法定通貨地位を撤廃したものの、ブケレ政権は戦略的準備資産としての蓄積を継続している。
13:25
ヴィタリック、イーサリアムのプライバシー保護ツール「Kohaku」を紹介
仮想通貨イーサリアムのブテリン共同創設者がプライバシー保護ツール「Kohaku」を新たに紹介した。Railgun連携やゼロ知識証明で匿名性を強化する開発ロードマップを解説する。
13:10
CZ氏、6650億円の罰金返還なら米国に再投資と言及
バイナンス創業者CZ氏が米司法省への約6650億円の罰金返還時に米国再投資を表明。トランプ大統領からの恩赦後、民主党議員からの腐敗疑惑批判に対し、感謝と慎重さのバランスを強調した発言として注目される。
11:25
伝説投資家ドラッケンミラー、ブロックチェーン融資企業フィギュアの株式を120億円相当取得
フィギュア株価上昇 米ウォール街の伝説的なヘッジファンドマネージャーであるスタンリー・ドラッケンミラー氏が運営するデュケイン・キャピタルは11月15日、第3四半期の13F報告書…
10:55
ソラナ保有企業フォワード、367億円相当SOLをコインベースへ入金 警戒高まる
仮想通貨ソラナを財務資産として保有するナスダック上場のフォワード・インダストリーズが約367億円相当のSOLをコインベース・プライムに移動させた。売却か社内再編成かは不明だ。
09:50
「ビットコイン下落の背景は米ドル流動性低下」アーサー・ヘイズが年末までの市場予想
アーサー・ヘイズ氏が仮想通貨ビットコイン下落の原因を米ドル流動性縮小と分析した。ETF資金流出の背景や今後の下落および急騰シナリオを解説している。
09:30
自称「IQ276」のキム・ヨンフン、BTCは今後45日間で22万ドルまで上昇すると予想
自称IQ276のキム・ヨンフン氏は、仮想通貨ビットコインの価格は今後45日間で22万ドルに到達すると予想。明確な根拠は示していないが、世界最高のIQ記録保持者として価格を予想すると主張した。
09:20
Cboeが無期限型ビットコイン・イーサリアム先物を12月15日に開始、米国規制下で提供
Cboeが仮想通貨ビットコインとイーサリアムの無期限先物取引を12月15日に開始する。米国規制下でポジションのロールオーバーを不要にする。
08:15
米政権、海外仮想通貨口座の税務報告規則を審査中
米ホワイトハウスが海外仮想通貨口座に関する税務報告規則案の審査を開始した。国際的な仮想通貨資産報告枠組みCARFへの参加を実現し、租税回避を取り締まる狙いだ。
07:45
グレースケールのドージコインETF、11月24日取引開始見通し 新たなソラナETFも上場
グレースケールのドージコインETFが11月24日にも取引開始となる見通しだ。ヴァンエックは17日にソラナETFの提供を開始した。
07:10
仮想通貨投資商品、先週の資金純流出額が2月以降最大規模
仮想通貨投資企業CoinSharesは、ETFなどのデジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約3,100億円超の純流出だったと報告。今回もビットコインとイーサリアムが流出を主導した。
06:55
ビットコインの25%下落は「浅い調整」と米投資銀行が分析、トム・リーはイーサリアムのスーパーサイクルを予測
投資銀行バーンスタインがビットコインの約25%下落は大幅な下落の始まりではなく短期的な調整だと分析した。ビットコインETFの機関投資家保有率は2024年末の20%から現在28%に上昇。
06:25
95%のビットコインが採掘済み、2140年に完全流通へ
ビットコインのマイニング済みコイン数が1,995万BTCを超え、固定上限2,100万BTCの95%に達した。残りの5%は極めてゆっくりと放出され、2140年頃に最後の端数が採掘される見込みだ。
06:00
ビットコインが今年の上昇分を帳消しに、新規投資家が14.8万BTC損切り 流動性悪化と日本債券ショックも影響か
ビットコインが約7カ月ぶりに9万3,000ドルを下回り、2025年の上昇分をすべて失った。新規投資家が14万8,000BTCを損切りし、流動性逼迫も下落要因となっている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧