〜シードラウンドによる資金調達を実施、サービスローンチに向けて本格始動〜
パートナー企業の既存サービスに組み込み、ユーザーにとって身近なサービスに融合した形でWeb3.0体験を提供し、ブロックチェーン技術の社会実装を目指すBACKSEAT株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林 政泰、以下「BACKSEAT」)は、このたびSpiral Capital及びHeadline Asiaを共同リード投資家、East Venturesをフォロー投資家として迎え、第三者割当増資を実施したので、お知らせいたします。創業からの累計資⾦調達額は約14億円となりました。

資金調達の背景と目的
当社は、「健全なるイノベーションを持続的に創出」をビジョンに掲げ、ブロックチェーン技術の社会実装を目指し、ユーザーが安全に安心して利用できるWeb3.0体験を提供することを使命としています。
2024年の創業以来、ブロックチェーン業界及び金融業界における豊富な知識・経験を有するメンバーが参画し、世界最先端のセキュリティ技術を活用したシステム開発を進めてまいりました。パートナー企業との協業に関する取り組みも順調に進展しています。
2025年2月には、暗号資産交換業者「旧株式会社coinbook」(現:BACKSEAT暗号資産交換業株式会社、英語表記「BACKSEAT Exchange Inc.」、以下「BSE」)の全株式を取得し、完全子会社化いたしました。BSE社は、これまで展開してきたNIDT事業等の既存業務を継続しつつ、セキュリティ対策の強化及び内部管理態勢の見直し、整備・構築を図り、年内には既存サービスのリニューアル及び新しい形の暗号資産取引サービスのを提供する予定です。
今回の資金調達によって既存事業の運転資金及び新規事業のプロダクト開発、人材採用や組織体制の確保を進め、Web3.0時代にふさわしい次世代型金融ライセンスホルダーとしての成長を加速してまいります。
今後、BACKSEATグループでは以下の重点分野に注力してまいります。
- 第1号となる協業サービスのローンチへ
BACKSEATグループ会社であるBSE社は、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:勝 文彦、以下「LM」)との業務提携によって暗号資産の価格変動に連動して「Ponta」ポイントが増減する疑似取引体験サービスをローンチいたしました。今後は、ユーザーの皆さまからのフィードバックをもとに、より良いユーザー体験の実現に向けて、サービス内容の継続的な改善に取り組んでまいります。 - プロダクト開発体制の強化
BSE社を中心に、暗号資産現物取引サービスの基本機能をさらに拡充するとともに、ユーザーが安全・安心かつ楽しく利用できる新たな機能の追加やUXの進化を実現するため、開発体制を一層強化してまいります。 - セキュリティ及び内部管理態勢の強化
セキュリティ管理態勢部門及び内部管理態勢関連部門の人材採用・研修の推進、及び最新技術を取り入れたITツールの導入を通じて、業界水準を超える安全・安心な運営体制の構築を目指します。 - オープンイノベーションの促進
自社サービスへのWeb3.0技術の導入を検討・実施するパートナー企業との連携を深め、オープンイノベーションの推進と協業のスピードアップを図るため、体制整備を進めてまいります。
BACKSEAT株式会社について
- 会社名:BACKSEAT株式会社(BACKSEAT Inc.)
- 設立年月日:2024年4月9日
- 代表取締役社長:林 政泰
- 本社:東京都千代田区五番町2-14-103
- 資本金:14億円(資本準備金含む)
- URL:https://backseat-inc.com/
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