はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米国政府のビットコイン保有量は約2.9万BTCか、従来予想の15%程度に=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン準備金に影響か

米国政府のビットコイン保有量が従来予想を大幅に下回ることが明らかになった。独立系仮想通貨記者による情報公開法(FOIA)請求により、米国政府はマーシャル・サービスの管理下で約2万8,988 BTCのビットコインを保有。現在の相場で約5,100億円相当の価値となる。

この調査結果は、従来の予想と大きく異なる数値を示している。アーカム・インテリジェンスやビットコイン・トレジャリーズは米国政府の全機関で約19万8,000 BTCを保有していると見積もっていた。

マーシャル・サービスは米国の連邦法廷執行機関として、FBIや内国歳入庁などが押収した仮想通貨の管理と競売を担当している。The Blockの報道によると、今回の情報公開は、仮想通貨取引専門誌「ザ・レイジ」の創設者L33tz氏が3月に請求し、今週水曜日に回答を受け取ったものだった。

今回の結果を受け、仮想通貨支持派のシンシア・ルミス議員はXで、「米国(前政権)が保有ビットコインの80%以上を売却し、約2万9000枚のみが残されたことを聞いたが、事実なら完全な戦略的大失敗であり、米国をビットコイン競争で数年遅れさせる」と批判した。

一方、仮想通貨記者のローラ・シン氏は「約12万枚のBTCは、Bitfinexからハッキングされたもので、返還される可能性が高いとされているコインの一部ではないかと考えられる。これらのコインは、制約が課されているものを除外して、選ばれたコインのみがカウントされている可能性がある」とコメントした。

トランプ大統領は戦略的ビットコイン(BTC)準備金の一環として、米国政府の仮想通貨保有継続を表明している。3月には連邦機関に対し、保有資産を財務省に移管する大統領令に署名した。この命令により、財務省が準備金を監督することになる。

トランプ政権の仮想通貨・AI特命官デビッド・サックス氏は以前、準備金のためにビットコインの追加購入を予算中立的手法で実施すると説明したが、具体的なアプローチはまだ明らかになっていない。

関連:ビットコイン準備金とは | 米国・各州の法案動向まとめ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/17 木曜日
12:24
アルトシーズンの兆候、イーサリアム大幅上昇でビットコインドミナンスに変化の兆し
イーサリアムが週間23.3%上昇でビットコインを上回るパフォーマンスに。ETH/BTC比率回復とアルトコイン市場への資金流入加速で、待望のアルトシーズン開始の可能性が高まる。米仮想通貨法案審議の混乱も市場に影響。
10:55
クジラ投資家や企業がイーサリアムを大量購入、ETH価格1週間で22%上昇の背景
大口投資家が仮想通貨イーサリアムを連日大量購入し、ETH価格が過去1週間で22.3%上昇。シャープリンクやピーター・ティール投資の上場企業も大量投資を継続。
09:50
「ビットコイン・ジーザス」ロジャー・バー、スペイン当局を提訴 脱税容疑めぐり
ビットコイン初期投資家のロジャー・バー氏が米国への身柄引き渡し阻止のためスペイン当局を提訴した。4,800万ドルの脱税容疑で懲役109年の刑に直面しており、恩赦を求める声もある。
09:35
ナスダック上場企業SRM、社名を「Tron Inc.」に変更完了
仮想通貨トロン保有のナスダック上場企業SRM Entertainmentは、企業名を正式にTron Inc.に変更。株のティッカーシンボルもTRONに変わる。
09:15
ビットコイン乱高下、米下院「仮想通貨週間」への造反議員出現で法案審議が二転三転|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、7月14日より米下院で開始された「仮想通貨週間」において、関連法案の採決が二転三転している影響を受け、相場が乱高下する展開が続いている。
08:50
トランプ一族関連のWLFIトークン、取引解禁承認 99.94%の賛成票で
トランプ大統領と関連するWorld Liberty FinancialのWLFIトークンが公開市場で取引可能になる予定だ。7月9日の提案が99.94%の支持で承認され、投機取引と価格発見の道が開かれる。
08:30
コインベースとストラテジーの時価総額、史上最高値更新
コインベースが16日に株価405.88ドルで再び史上最高値を記録し、ストラテジーの時価総額も1,284億ドルに達した。今週のビットコイン12万ドル突破を背景に仮想通貨関連株が軒並み上昇している。
07:35
ステラ(XLM)価格、過去2週間で約2倍高騰の背景は?
仮想通貨ステラは、PayPalでステーブルコインを主導したホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏がステラ開発財団に加わったことを発表。ステラの価格は前年比300%超上昇している。
07:15
米下院の仮想通貨法案審議手続きが再び停滞、保守派議員がCBDC条項で反発
米下院で仮想通貨関連3法案の手続き投票が膠着状態に。保守派共和党議員が中央銀行デジタル通貨禁止条項の強化を求め、「クリプト・ウィーク(仮想通貨週間)」の成果が不透明となっている。
06:50
米国政府のビットコイン保有量は約2.9万BTCか、従来予想の15%程度に=報道
情報公開法に基づく調査で、米国政府の仮想通貨ビットコイン保有量は約2万8988 BTCと判明。従来予想の19万8000 BTCを大幅に下回る結果となった。
05:55
米下院、仮想通貨法案の審議手続きを可決
米下院が仮想通貨関連3法案の審議手続きを215対211で可決。トランプ大統領との会談後、保守派が賛成に転じ、GENIUS法とクラリティ法の統合案で合意。
07/16 水曜日
18:00
Sei(セイ)とは|行政・企業で注目集まる理由と将来性をやさしく解説
Seiは高速処理に特化したL1ブロックチェーン。特徴や将来性に加え、行政機関や機関投資家からの関心、エアドロップなど注目の話題をわかりやすく紹介します。
13:50
米司法省とCFTC、ポリマーケットへの調査打ち切り=報道
米司法省とCFTCが仮想通貨USDCで賭けに参加できるポリマーケットに対する調査を打ち切ったと伝えられる。米国ユーザーへのサービス提供疑惑を調査していた。
13:40
民主党幹部、審議中の仮想通貨法案めぐり「金融危機招くリスク」と警告
米民主党のマキシン・ウォーターズ議員が、仮想通貨法案CLARITY法・GENIUS法について「大規模詐欺と経済破綻につながる」と警鐘を鳴らした。またトランプ大統領とその家族の利益相反を強調し、「危険で意図的な欠点」があると批判した。
12:00
評判・口コミでおすすめ仮想通貨取引所15社 個人投資家の評価は?
コインチェック、bitFlyer、bitbank、GMOコインなど、国内大手のおすすめ暗号資産(仮想通貨)取引所のメリット・デメリットについて個人投資家の口コミ評価を集め、比較ランキングにしたページです。優先して口座開設すべき取引所探しに役立てて下さい。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧