上場準備が最終段階に
カナリー・キャピタルは11日、XRP現物上場投資信託(ETF)のナスダック上場に向けた規制書類を米証券取引委員会に提出した。同社は8-Aフォームを提出し、現物のXRPを保有するファンドの準備を進めている。
ブルームバーグのETF専門家エリック・バルチュナス氏は11日、「カナリーは昨夜XRP ETFの8-Aフォームを提出した。これは明日か木曜日のローンチを示唆するものだろう」とXに投稿した。また、「確定ではないが、全ての条件が整いつつある」と付け加えた。
このファンドは9月にデビューしたレックス・オスプレイXRP ETF(XRPR)に続き、米国投資家がXRP追跡ETFにアクセスできる2つ目の選択肢となる。
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クリプト・ブリーフィングが9日に報じたところによると、フランクリン・テンプルトン、ビットワイズ、カナリー・キャピタル、21シェアーズ、コインシェアーズの5社によるXRP現物ETFが米国預託決済機関に登録された。DTCCは証券決済・清算を担う中核機関で、登録はETFの取引インフラ整備完了を示す。この登録自体は取引許可ではないが、SECの最終承認が下りれば即座に取引開始が可能な段階に到達したことを意味する。
10月1日から続く政府機関閉鎖がSECの審査を遅延させていた。一方で、米上院は10日夜に連邦政府再開に向けた法案を賛成60/反対40で可決した。法案はまだ下院とトランプ大統領の承認が必要だが、トランプはすでに支持する意向を示している。
政府機関閉鎖は承認プロセスを完全に阻止しているわけではなく、自動発効メカニズムで再開後すぐに進展する見込みだ。
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