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FOMC控え不安定な展開続くビットコイン、前週末は大口の協調売りか

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仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+%の1BTC=90,977ドルに。

BTC/USD日足

8日未明の相場では、ビットコインが重要な節目とされる9万ドルを下抜けたことで売りが加速した。

わずか1時間の間に15,565BTC、約13億9,000万ドル相当のビットコインが市場に放出され、価格は89,700ドルから87,700ドルへと2,000ドル急落した。その後、同程度の勢いで反発し、執筆時点では91,494ドルで推移している。

アナリストのウィマー氏によると、コインベースやバイナンスなど主要取引所を通じて数千BTCずつが売却され、これは協調的な売り出しとみられている。この急激な値動きにより、ロングとショート両方のポジションが大きな打撃を受けた。

市場関係者からは「流動性の低い週末を狙った操作的な動き」との指摘が相次いでおり、「注文板が薄い時にクジラ(大口投資家)が価格を揺さぶり、双方から利益を得る仕組まれた流動性調達だ」との見方もある。

オンチェーン指標は底打ちの兆候も

昨今の弱気相場において複数のオンチェーン指標が注目を集めている。

Bitcoin Archiveによると、ビットコインは主要なオンチェーンストレスシグナルを示しており、マイナー(採掘業者)指標であるビットコインのハッシュリボンが弱気へ転じ、短期保有者のNUPL(未実現損益)がマイナス圏に突入した。

これらの指標は「マイナーと短期保有者が降伏している」状況を示しており、Bitcoin Archiveは「歴史的に、これらの条件は大きな底値付近で現れる」と指摘した。

ハッシュリボンの弱気転換はマイニング事業者の収益性悪化を示し、短期保有者のNUPL悪化は直近で購入した投資家の含み損拡大を意味する。過去のサイクルでは、こうした指標の悪化が底打ちのサインとなってきた経緯がある。

今週のFOMC会合が焦点、0.25%利下げ織り込む

また、12月初旬以降の日本国債利回り上昇により、市場では円キャリートレードの巻き戻し観測が広がり、株式や暗号資産を含むリスク資産全体に売りが入りやすい環境が続いている。 今週のFOMC会合が焦点となる中、水曜日に開催される連邦公開市場委員会では、CMEグループのFedWatchツールのデータによると、市場は88.4%が0.25%の利下げを織り込んでいる。1ヶ月前は66.9%だった。

データによれば、ビットコインが93,000ドルまで上昇した場合、10億ドル規模のショートポジションが清算される可能性がある。週末の薄商いを抜けた後、FRBの金融政策判断が次の価格変動の鍵を握る展開となっている。

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