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ビットコイン上昇は先物主導、現物需要は依然低迷=CryptoQuant

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • BTC上昇は先物主導
  • 実需回復は未確認

ETF流入でも現物需要は低迷

仮想通貨オンチェーン分析プラットフォームCryptoQuantのCEOであるキ・ヤング・ジュ(Ki Young Ju)氏は27日、X(旧Twitter)への投稿で、現在のビットコイン(BTC)価格上昇が先物市場主導であることへの懸念を示した。

同氏によると、足元ではオープンインタレスト(建玉残高)が増加している一方、オンチェーン上の実需は依然としてネットマイナスの状態にあるという。ブラックロックなどを通じた米国ETFへの資金流入や、ストラテジー社によるBTC購入が継続しているにもかかわらず、現物市場における実需の回復は確認できていないと指摘する。

関連記事:資金調達率とハッシュレート低下、ビットコインに強気シグナルか=ヴァンエック

ヴァンエックが4月中旬レポートを公開。ファンディングレートとハッシュレートの2つの強気シグナルを指摘し、ビットコインの上昇余地を分析した。

ジュ氏はさらに、過去の相場サイクルを踏まえた見解を示している。歴史的に弱気相場の終焉は、現物需要と先物需要の両方が同時に回復した局面で確認されてきたとし、現時点ではその条件が満たされていないと述べた。先物主導の価格上昇は短期的な投機圧力を反映しやすく、持続性に乏しいリスクがある。

CryptoQuantが公開したチャートでも、この構図は明確に示されている。2026年4月時点で先物需要(Futures Demand)はプラス圏に回復しつつある一方、現物需要(Spot Demand)はマイナス圏にとどまったまま。両者の方向性が乖離したまま価格が反発している現状は、ジュ氏の指摘を視覚的に裏付けている。

出典:CryptoQuant

ビットコインを巡っては、機関投資家の参入やETF承認以降、価格形成の構造が複雑化している。現物需要の回復が確認されるまで、慎重な見方が続く可能性がある。

関連:【2026年最新版】ビットコイン(BTC)とは?初心者にわかりやすく仕組みや特徴を解説

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