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送金大手ウエスタン・ユニオンがステーブルコイン「USDPT」をソラナ基盤でローンチへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ソラナ上で24時間365日の即時決済を実現
  • 2026年に40か国以上で消費者向けサービスを展開

ソラナ上で「USDPT」を立ち上げ

送金大手ウエスタン・ユニオンは4日、米ドル建て決済ステーブルコイン「USDPT」のローンチを発表した。暗号資産(仮想通貨)銀行アンカレッジ・デジタルが発行し、ソラナ(SOL)をブロックチェーン基盤として採用している。

ウエスタン・ユニオンの決済システムに統合されたUSDPTは、ソラナのブロックチェーン上で常時稼働の決済資産として機能。これにより、従来のコルレス銀行の決済システムにおける遅延や断片化の問題に対処することが期待される。

ウエスタン・ユニオンのデビン・マクグラナハン社長兼CEOは、次のようにコメントした。

USDPTは、グローバル決済プラットフォームとしてのウエスタン・ユニオンの役割を強化するものだ。

規制に準拠したデジタルドルを当社のネットワークに統合することで、パートナー、代理店、さらに将来の消費者向けユースケースをサポートする、効率的な決済レイヤーを構築する。当社のブランドを特徴づける信頼性と規模も備えたものとする。

ソラナ財団のリリー・リウ理事長は次のように述べている。

ソラナのハイスループット・低遅延設計により、USDPTのような資産を、現実世界の金融決済に必要なスピードと信頼性で送信することが可能であり、スムーズなグローバル決済を支える。

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(stable)仮想通貨を指す。ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに裏付けられその価値を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、アルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

関連記事:ネオバンク化するステーブルコイン経済圏|主要7チェーンとユースケース解説

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年内に消費者向け決済サービスも展開へ

ウエスタン・ユニオンは、USDPTをサポートするために以下のサービスを開発している。

  • グローバル取引所サポート
  • デジタル資産ネットワーク
  • ステーブル(Stable)・バイ・ウエスタン・ユニオン
  • 財務・代理店決済機能

まず、USDPTを認可されたグローバルな仮想通貨取引所で購入できるようにする。また、仮想通貨取引所とカストディアンをウエスタン・ユニオンのグローバルな決済・流動性インフラストラクチャに接続する。

「ステーブル(Stable)・バイ・ウエスタン・ユニオン」は、2026年に40か国以上で開始予定の、消費者向け決済サービスだ。財務・代理店決済機能では、ウエスタン・ユニオンとそのグローバルな代理店間でUSDPTを用いたほぼ即時かつ24時間365日の決済を可能にする。

ウエスタン・ユニオンは、今回の動きは、デジタルドルが金融機関の信頼を得てグローバル規模で運用される未来を形作ることに貢献するものだとも述べた。

米国ドナルド・トランプ政権の下、2025年にステーブルコインを規制するジーニアス法が成立したこともあり、企業のステーブルコイン参入が続いている。昨年12月には米国の国法銀行ソーファイ銀行が「ソーファイUSD」の発行を始めた。

関連記事:米国法銀行初、SoFiがステーブルコイン「ソーファイUSD」を発行

米ソーファイ・テクノロジーズが完全準備型の米ドルステーブルコイン「ソーファイUSD」を発表した。パブリックブロックチェーン上でステーブルコインを発行する米国法銀行として初の事例となる。

 
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