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中国デジタル通貨「発行の具体的スケジュールはない」=中国人民銀行総裁

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中国デジタル通貨「発行の具体的スケジュールはない」
中国人民銀行の易綱総裁は24日、記者会見で「中国によるデジタル通貨の発行」に関して具体的なスケジュールはないと言及した。

中国デジタル通貨「発行の具体的スケジュールはない」

中国人民銀行(中国の中央銀行)の易綱総裁は24日の記者会見でデジタル通貨発行に関して具体的なスケジュールはないと述べた。ロイターが報じた。

中国のデジタル通貨に関して、これまでに米フォーブス誌による「11月11日に発行予定」という報道と、それに対する仮想通貨ファンド創設者Dovey Wan氏のtwitterによる「フォーブス誌の憶測にすぎない」という反論、また中国共産党の機関紙の1つである「環球時報」の英語版(Global Times)で報じられた人民銀行の「(発行日に関する情報は)不正確な憶測」という声明があった。

今回の報道で、フォーブス誌の発行日に関する報道内容が公式に否定されることとなった。

フォーブス誌は8月22日、中国政府機関に勤務していたという人物からの情報で、中国で最もネットショッピングが盛んになる「11月11日(光棍節:独身の日)」にデジタル通貨が発行される可能性があると報じたが、同27日にDovey Wan氏は、自身のTwitter上で「情報源は信頼できず、根拠のない推測である」と否定的な発言を行った。

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また、中国共産党の機関紙『人民日報』系列である環球時報は9月22日、「デジタル通貨の発行日や参加機関に関する情報は不正確な憶測だ」「構想中のデジタル通貨はビットコインのような仮想通貨ではなく、デジタル化された人民元である」という人民銀行の声明について報じた。

リブラやビットコインのような新しい仮想通貨ではなく、人民元に取って代わるものではないとしている。

参考:環球時報:China’s digital currency not to come as early as speculated

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