アルトコインプロジェクト情報（日本語要約）

Neo XのアンチMEV機能の中核をなすゼロ知識分散型鍵生成（DKG）プロトコルが、サイバーセキュリティ企業Hackenの監査に合格したことを発表した。このプロトコルは、ブロック生産者が取引を操作するMEV（Maximal Extractable Value）の問題を解決することを目的としている。今回の監査では15件の指摘事項があったが、11件が解決され、残りの4件も承認されたため、今後のテストネットおよびメインネットへの展開に向けた準備が整った。

Neoは、アンチMEV機能を強化するため、「Neo X ZK Trust Relay」というマルチパーティ計算（MPC）キャンペーンを開催する。このキャンペーンは、完全に監査済みのZKベースDKGプロトコルをさらにセキュアにすることを目的としている。最大15人の開発者がリレー形式でタスクを完了し、成功すれば報酬として20 GASを受け取ることができる。参加には、コンピュータ科学と暗号技術の知識が求められる。

PendleはHyperEVM向けに、wVLPとhwHYPEという新たな流動性プールを追加した。wVLPはHyperbeatのマーケットメイキング戦略に参加し、hwHYPEはHyperEVM上の最適なDeFi戦略に資本を投入する。現在、PendleはHyperEVM上で5億4000万ドルのTVLを保有しており、今後もHyperliquidのイールドエコシステムをさらに拡大していく。

Animoca Brandsは、2025年8月29日14時に香港で金融、テクノロジーなどの各分野のリーダーが終結し対談を行うイベント「Bitcoin Conference Asia」にAnimoca会長のYat Siu氏が参加することを発表した。

Ethereum Foundationは、UXセキュリティの改善に焦点を当てた「Trillion Dollar Security」プロジェクトの第2フェーズを開始した。この取り組みは、ウォレットの「最小セキュリティ基準」を策定し、ユーザーが安全に鍵を管理し、取引できる環境を構築することを目指している。また、「ブラインド署名」の問題を解決するため、トランザクションデータの人間が読める形式への変換を促進し、開発者が脆弱なコードをデプロイしないようにするためのオープンソースデータベースの構築も進めている。

Ontologyは、2025年8月25日と2025年8月26日の2日間、東京のザ・プリンスパークタワーで開催される「WebX 2025」イベントに参加することを発表した。Ontologyのブースでは、分散型アイデンティティやプライバシー、ステーキング、Web3などについて話を聞くことが可能となる。また、それに先立ち、8月22日には大阪で開催される「WebX Fintech Expo」への参加も予定している。

Ontologyは、公式Youtubeに新しい動画を公開したことを発表した。Ontology Networkについての概要を紹介しており、ユーザーが自分の個人データを完全にコントロールできるようにする「ONT IDフレームワーク」や、「公開鍵暗号化」や「ゼロ知識証明」といった高度なセキュリティ技術について解説している。

Ontologyは、毎週火曜日の20時より公式Telegramで「Engage、Learn & Win」ライブ配信開催を発表した。

Avalanche財団は、2025年8月20日1時からエコシステムを深く掘り下げるライブシリーズ「Building on Avalanche」の第1回を開催した。このシリーズでは、AIゲームの「Warp Game Foundation」、流動性市場の「Tesseract」、そしてトラストレスなデータの「Space and Time」といったグラント（助成金）受領プロジェクトに焦点を当てている。このライブ配信は、Avalanche上でのイノベーションと開発の最新情報を共有することを目的としている。

Animoca Brandsは、2025年8月20日に「WEB3 BLUEPRINT」イベントにAnimocaグループ会社社長のEvan Auyang氏が参加することを発表した。このイベントでは、香港が伝統的な金融（TradFi）とデジタル資産の世界を橋渡しする上での役割や、ステーブルコインに関する取り組み、そしてグローバルなWeb3リーダーになるための戦略について議論される。