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プレイヤーが世界構築可能なWeb3ゲーム「Proof of Play」、a16zなどから約50億円調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

プレイヤーが世界構築に参加できるゲーム

ブロックチェーンゲーム企業「Proof of Play(プルーフオブプレイ)」は22日、a16z cryptoとGreenoaksが主導するシードラウンドで約49億円(3,300万ドル)を調達したと発表した。Anchorage Digital、Naval Ravikant氏、Twitch創設者のJustin Kan氏などの投資家もこのラウンドに出資している。

a16z cryptoは、「Proof of Play」は、ブロックチェーンの可能性を広げる、楽しく複雑で革新的なゲームの構築に注力しているとして、次のように続けた

「Proof of Play」の創設者であるアミット・マハジャン氏と、同社のチーム全体は、コンポーザビリティ(構成可能性)、相互運用性、永続性がゲームプレイの核となるようなゲームの開発に取り組んでいる。

つまり、ユーザーが自分の資産を所有し、誰もが「Proof of Play」の提供するゲームの上に独自のゲームを作成することが可能となるようなゲームだ。

「Proof of Play」は、そのスタジオとテクノロジーチームを拡大して、没入型の新しいゲームを作成し、プレイヤーが自律的な世界を作成できる分散型インフラストラクチャを構築していく。

Proof of Playの創設者であるアミット・マハジャン氏は、ゲームと仮想通貨の両方に功績がある人物だ。3億人以上がプレイするオンラインゲーム「FarmVille」を共同作成しており、NFTマーケットプレイス「Rare Bits」も共同創設していた。

Proof of Playによると、同社のチームはEpic Games、Zynga、Electronic Artsなど著名ゲーム企業で「FarmVille」、「Mafia Wars」、「Command and Conquer」など人気タイトルを主導していたメンバーらで構成されているとされる。

コンポーザビリティとは

さまざまな要素やコンポーネントを組み合わせて新しいシステムやアプリケーションを構築できること。

▶️仮想通貨用語集

オンチェーンRPGゲーム「Pirate Nation」

Proof of Playは、その最初のオンチェーンRPGゲーム「Pirate Nation(パイレーツネーション)」を、2022年12月に公開したところだ。

開発者は、そのコントラクトを使って、独自のゲームを作成したり、ゲーム世界を拡張したりすることができるのが特徴である。例えばNFT(非代替性トークン)を使用するシューティングゲームなどを構築することも可能だ。

パイレーツネーションは海賊をモチーフとしたNFTゲームで、イーサリアム(ETH)のチェーンを活用して構築されており、 Arbitrum Novaでプレイすることができる。船を建造し、乗組員を募集し、島を越えて戦い、トップの海賊を目指すという内容である。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

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