BTCンのライトニング使用量が急激な低下
ビットコインのセカンドレイヤープロジェクト、「ライトニングネットワーク」の使用量が急激な低下を記録している。
ライトニングネットワークとはビットコインにおけるスケーラビリティの問題を解決することを指向した高速送金プロジェクトだ。
DiFi関連のネットワークを確認できるサイトDIFI PULSEで、ライトニングネットワークに置かれている金額(TVL:Total Value Locked)が一時急落した。
急落前の600万ドル付近から100万ドル以下(2018年の第4四半期と同じ水準)まで急激に下がったことから、DIFI Pulse側がデータの取得を正常に出来ていなかった可能性も指摘された。
また、同じくライトニングネットワークの分析サイト1ml ではライトニングネットワークの各種指標に過去30日間で大きな変化は見られていない。
いずれにせよ、急落前の水準でもTVLは過去最高を記録した今年1月の1200万ドル付近から半分程度になっているため、ライトニングネットワークの活動はビットコインの価格変動にある程度連動した形で減少あるいは停滞しているのが現状と見られる。