はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン(BTC)は嵐の前の静けさか、海外投資家の考察は|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

ビットコイン(BTC)市況

26日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比-0.44%の78.6万円とやや続落。

先月末に揉み合ったライン(約7100ドル:78万円)で切り返すも反発は弱い。高値こそ切り下げているものの、安値も下げ渋り、下降ウェッジのような形状となっている。

7100ドルを下放れした場合、6900ドル水準まで一気に押し込まれる可能性があるが、明日27日には、CMEのBTC先物SQのほか、仮想通貨オプション取引所Deribitにおける直近最大級のオプションカットオフ、中華系大手仮想通貨取引所OKExのオプション取引所ローンチなど重要イベントが重なっており、様子見基調が強まっている。

OKExはすでに複数銘柄の先物取引を提供しており、新たに開始するオプション取引は、機関投資家の需要に応じたものとなる。Deribit Optionsにおけるプット/コール建玉は以下の通り大量に積まれており、明日にかけてボラティリティが急上昇するリスクが高まるため、注意が必要だ。

また、CoinMetricsのデータによれば、2019年以降右肩下がりで推移していた、海外取引所における顧客の預入資産(BTC数量)が、急反転し始めていることがわかった。

出典:CoinMetrics

海外アナリストの見解は?

仮想通貨トレーダーのTraderXO氏は、ツイッター上で自身の考察について以下のように説明した。

買い集めの判断を行うには時期尚早だ。出来高も薄くなっており、直近最安値のサポートラインを再び試す可能性も十分ありえる。

同氏曰く、株式市場の権威であるリチャード・ウィッコフ氏が考案したシナリオをBTC市場に当てはめた場合、「ビットコイン価格は、上下のラリーを経て来年3月ごろに9,000ドルに到達する可能性」が考えられるという。

一方、著名仮想通貨トレーダーのGalaxy氏は、強気相場ではないかとの見方を強めている。ツイート上に掲載されたチャートを確認すると、ビットコインのモメンタム(方向性や勢い)に主眼を置いた見解であることが窺える。

またSmokey氏は、底打ちした可能性に触れ、仮にこの見方が正しかった場合、「これ以上綺麗な底打ちはない」と言及した。 合わせて投稿されたチャートでは、2018年の弱気相場の際に形成されたサポートラインに一瞬触った後の反発が見て取れる。

CoinPostの関連記事

ビットコインなど仮想通貨市場に大きな影響を及ぼす「半減期」とは、過去の事例から独自考察
仮想通貨市場に大きな影響を及ぼすビットコイン(BTC)などの半減期が、相場に意外な影響を与えることも明らかに。ライトコイン半減期など、過去の値動きから可能性とリスクについて詳しく解説。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
16:48
ジーニアス法成立後のステーブルコイン世界覇権争い、日本は規制先行も普及に課題|WebX2025
米国ジーニアス法成立を受け、日本や韓国、中国など各国でステーブルコイン発行競争が激化。日本は規制整備で先行したが100万円送金の上限など課題も浮上。
16:25
暗号技術先駆者アダム・バック、ビットコインの金融インフラ構想を紹介|WebX2025
WebX2025でブロックストリームのアダム・バックCEOが自社開発のビットコイン基盤システムについて紹介。レイヤー2技術や企業向けカストディソリューションの展開戦略を解説した。
15:11
石破首相が語るスタートアップ戦略とWeb3・AIによる社会課題解決|WebX2025
石破首相がWebXで挨拶。スタートアップ育成5か年計画やWeb3・AI産業支援を強調し、日本の成長戦略と人口減少課題への対応を語った。
15:07
メタプラネット、17億円超相当ビットコインを追加購入
株式会社メタプラネットは25日、仮想通貨ビットコインのトレジャリー事業の一環として103 BTCを追加購入したと発表した。
13:32
SBI北尾会長×堀江貴文氏対談:ステーブルコイン決済とWeb3メディア変革への展望|WebX2025
WebX2025特別対談でSBIホールディングス北尾吉孝会長と実業家・堀江貴文氏が暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン技術について対談。従来の広告依存型ビジネスモデルからの脱却と、ブロックチェーン技術を核とした新たな収益構造の必要性について一致した見解を示した。
12:52
武藤経産大臣、Web3政策を強調 アニメ・地方創生から世界展開へ
WebXで武藤経産大臣が日本のWeb3戦略を表明。税制改正やスタートアップ支援、起業家誘致を通じ経済成長を目指す。
11:35
メタプラネット格上げ FTSEジャパン指数へ組み込み
FTSEラッセルがメタプラネットを小型株から中型株に格上げしFTSEジャパン・インデックスに採用した。仮想通貨ビットコイン保有戦略により評価額を上げている。
10:20
仮想通貨市場の天井接近か Santimentがイーサリアム・ビットコイン調整局面の可能性を分析
Santimentが仮想通貨市場が短期的な天井に接近している可能性を分析した。オンチェーン指標によるとイーサリアムやビットコインの調整が示唆されている。
10:12
「強気相場は2028年まで継続」アーサー・ヘイズがその理由を語る|WebX2025
アーサーが語る「現在の強気相場サイクルは2028年まで」 大型Web3カンファレンス「WebX」では25日、著名暗号資産(仮想通貨)アナリストのアーサー・ヘイズ氏がオープニング…
08/24 日曜日
16:45
DeFi Development Corpの最高執行責任者、ソラナトレジャリー企業戦略を解説|SuperTokyo 2025
NASDAQ上場のDeFi Development Corp(DFDV)がSuperTokyo 2025で発表したSolanaトレジャリー戦略を解説。バリデーター運営による10%利回りの実現、3ヶ月で60%の成長実績、日本市場への展開計画について詳しく紹介。
15:10
VISA・日銀・Ant、国際決済の3大課題をデジタル通貨で解決へ|WebX Fintech EXPO powered by SBI Group
WebX Fintech EXPO 2025で、VISA、日本銀行、Ant Internationalが国際決済の課題を議論。高い手数料、長い決済時間、透明性の欠如という3大課題に対し、CBDCやステーブルコインなどデジタル通貨による解決策を提示した。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、BTCの次の上昇タイミングやETHのパフォーマンス向上要因など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
13:11
Sortes、配当率90%で完全透明な分散型宝くじが変える社会貢献の新しい形
Sortesは世界初の完全オンチェーン宝くじプロトコル。約90%の高配当率、10%の自動慈善寄付、透明性の高い運営を実現。BTCベースの賞金プールと負けても報酬が得られる独自の仕組みで新しい社会福祉を提供。
11:30
ビットコイン1680万円台で軟調推移、ジャクソンホール警戒|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による今週のビットコイン分析。BTC/JPYは1680万円台で軟調推移、アルトコイン売りとジャクソンホール会議への警戒感が影響。パウエルFRB議長の講演が今後の相場方向を決める重要材料として注目。オンチェーンデータと詳細チャート分析も掲載。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|国民民主党代表のステーブルコイン支援表明に高い関心
今週は、国民民主党の玉木代表によるステーブルコイン支援表明、米SECと米FRBのトップによる仮想通貨規制方針転換宣言、ビットコインの次の上昇タイミングに関するニュースが最も関心を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧