はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨XRPで批判強めた米投資家 アルトの市場見解で弁明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ノボグラッツがアルトの市場見解で弁明

「この展開には驚いた」

このようなコメントを述べたのは、著名投資家ノボグラッツ。アルトコイン相場が急伸した6日の市場状況を受け発言した。

ビットコイン派でも知られるノボグラッツは、先週のイベントでは「すべてのアルトコインを空売りしたい」と発言。取り立てて指摘した仮想通貨銘柄に、リップル社の売り圧力などを理由にした仮想通貨XRPの投資価値に関する過激な発言がある。

コインポストで報じたように、この発言を巡り、リップル社CEOらと論争に発展。発言の根拠や市場価格に関する意見が別れる展開となっていた。

アルト市場が好調推移を記録した6日、アルト市場に対する自身の発言を弁明。批判を行なっていたRipple社や仮想通貨XRP、およびアルトコイン市場の現在のパフォーマンスについて、自身の見解を語り直した。

特に話題として取り上げたリップル関連の内容では、「Galaxy Digital(ノボグラッツがCEO)は、Ripple Labsの大株主であるため、もちろんRippleの活躍を望んでいる」と会社の立場を表明。「Garlinghouseは素晴らしいCEOだ」とその運営体制を讃えた。

先週の発言については、「Ripple側がXRPを大量に保有しているため、昨年はXRPがBTCのパフォーマンスに負けると予測した。ビットコインについては価値の上昇を見込み、過去15ヵ月間、それだけロングしてきた」と話した。

XRPについては、「XRPは主にアジア周辺に熱狂的なコミニュティはある。これらのコミュニティはXRPの放出量の57%を吸収している」との見解を繰り返し、以下のように論じた。

XRP価格はすべての価格の基準と同様で、需給率で決められる。つまり、買い手が売り手(Ripple側)より多ければ、もちろん価格は上場する傾向になる。

Ripple社はより合理的な放出方法を採用する必要があるし、それと同時にリアルでスケールのできるユースケースを構築しなければいけないと考えている。

ビットコインとアルトコインの違い

一方、アルトコイン市場については、未だ確立されたものではないとの見解を述べた。あくまでもアルトコインは投機性が強いとの見解を一貫した。

これらの銘柄は未だ『自己証明の段階』にいる、つまりBTCのもつ価値の保存性にまで、独立した形で進化し到達することはできないだろう

ノボグラッツによると、価値の保存性をもてるかどうかは、マクロ経済における機能が発揮できるかどうかによるもの。通貨価値の影響にプロダクトの有無が最も重要だ、と指摘する。

BTCはマクロ的ポートフォリオにおいて、デジタルゴールドの存在感を見せている。なぜならベンチャー企業が出資しているプロジェクトではないからだ

…BTC以外のアルトコインは主にVC(またはトークン投資家)の出資によって成り立つため、プロダクトの有無がその最終的価値を定める

その一例として、イーサリアムを取り上げ、「イーサリアムはおそらく様々なユーザーが基盤として構築していく信頼レベルになるかもしれない。本当にそうなれば、投機リターンの観点として優良な賭け事になる」と語った。

CoinPostの注目記事

「仮想通貨XRPの投資価値」を巡り議論 リップル社CEOらとビットコイン派の意見が交錯
著名投資家ノボグラッツが述べた仮想通貨XRPの投資価値に関する発言について、リップル社CEOらが反論。売り圧力に関する内容では、アジア圏の買い支えの状況も指摘された。
LINEの独自仮想通貨 日本取扱い発表から「価格3倍・出来高13倍」に
LINEの独自仮想通貨「LINK」の市場価格が、日本の取扱い(予定)の発表からすでに3倍水準まで高騰している。好調推移のビットコイン建でも2倍水準を上回っている状況だ。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/12 水曜日
08:05
スタンダードチャータード、シンガポールでステーブルコイン決済カード「デカード」を支援
スタンダードチャータードがDCSカードセンターと提携し、ステーブルコインを実店舗で使用できるクレジットカード「デカード」の主要銀行パートナーとなった。
07:35
プライズピックス、ポリマーケットと提携 米国で予測市場参入
プライズピックスが世界最大の予測市場プラットフォームのポリマーケットと複数年提携を締結した。連邦規制下でスポーツやエンターテインメントに関する予測市場契約を提供し、米国での事業拡大を目指す。
07:02
メタプラネット、株主数が日本の人口の約0.2%相当まで増加
仮想通貨ビットコイン財務企業メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチ代表取締役社長は、同社の株主数が日本の人口の約0.2%相当にまで増加したと報告。過去数カ月で日本の株主数は66%増加したとも説明した。
06:30
TDコーウェン、ビットコイン年末価格を14万ドルと予想 ストラテジーのBTC追加購入数も試算
TDコーウェンがストラテジーの新規ユーロ建て優先株発行により6720ビットコインが追加されると予測した。ビットコインの年末ベースケース価格は14万1277ドルに据え置かれ、強気シナリオでは16万ドルを想定。
06:05
ブラジル中銀、仮想通貨と国際資本取引の新ルール導入
ブラジル中央銀行が仮想通貨取引および国際資本取引に関する包括的な規制を発表。サービス提供企業への許可制度や報告義務を設け、資本移動の透明化および安全性を強化する。
05:35
中国がアメリカによる20兆円ビットコイン窃取を主張、ルビアンハッキング事件で
中国国家計算機ウイルス緊急対応センターが、2020年のルビアンマイニングプールから127,272ビットコインが盗まれた事件について、米国政府による国家級ハッキング作戦だとする報告書を公表した。
11/11 火曜日
19:00
メインネット3周年迎えたAptosのCEOが語る次世代ブロックチェーンの未来|独占インタビュー
Aptos Labs創業者Avery Ching氏独占インタビュー。3周年を迎え、世界最速85msのブロックタイムを誇る技術、グローバル・トレーディング・エンジン構想、Jio Platformsとの提携について詳しく聞く。
18:00
スターテイル、スーパーアプリ公開 ソニーBSLのL2「Soneium」対応
Startale GroupがSoneium向けスーパーアプリ「Startale App」を発表。SNSアカウントでログインするだけで、ガス代や秘密鍵管理不要でオンチェーンアプリにアクセス可能に。
18:00
堀田丸正、Bitcoin Japanへ社名変更
堀田丸正はBitcoin Japanへ商号変更。BTCレンディングと1%以上の配当を組み込むビットコイン財務戦略の詳細を発表。Bakkt黒字転換を背景に経営刷新と日本市場戦略が本格始動。
16:49
ファンプラ(FPL)、公募価格下回る展開 コインチェックIEO4例目
コインチェックIEOのファンプラ(FPL)は初回板寄せ1.495円で価格形成後、まもなく公募価格1円を下回って推移。応募倍率9.06倍、過去IEOとの比較、初日価格推移を速報で解説。
15:06
ユニスワップが収益モデルを刷新、プロトコル収益でUNIを焼却へ
分散型取引所 ユニスワップ(Uniswap)は、手数料の一部をプロトコルが徴収し UNI トークンの焼却に充てる「フィースイッチ」機構を導入する「UNIfication提案」を発表。実現への期待から UNI 価格は30%前後急騰した。
14:02
ブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」、12月26日にサービス終了
ブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」が12月26日にサービス終了。売上によるトークン買い支えモデルの継続が困難になったことや、外部要因への対応コストが影響。約2年半の運営に幕。MSMトークンはDEX上で存続予定。
13:35
英中銀、「システム上重要な」ステーブルコイン規制案で意見募集 保有上限を設定
イングランド銀行は、ポンド建てシステム上重要なステーブルコインの規制案を公表。個人に2万ポンド(約390万円)、企業に1000万ポンド(約19億5000万円)の一時的な保有上限を設定し、銀行預金の急速な流出リスクを管理する。
13:10
今後の仮想通貨市場、レバレッジ崩壊後の回復見込みは?=コインベース分析
コインベースが10月清算イベント後の仮想通貨市場について最新の分析を発表。レバレッジが解消され今後数か月はゆるやかに上昇すると予想している。
12:00
ステーキング 主要取引所の仮想通貨別・年率報酬を徹底比較
【2025年7月最新】国内主要取引所のステーキング対応銘柄と年率を一覧比較。イーサリアムやソラナなど人気コインの高利率サービスを紹介し、各取引所のメリット・デメリットや税金のポイントも解説します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧