WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米民主党議員、クラリティー法の開発者保護条項維持を上院幹部に要請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ワイデン議員が書簡でBRCA条項の維持を要請した
  • 書簡は法執行機関の批判に反論する内容を含む

BRCAの維持要請

民主党のロン・ワイデン上院議員は7日、米仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」にブロックチェーン規制確実性法(BRCA)条項を維持するよう求める書簡を、上院多数党院内総務のジョン・ソーン氏と上院少数党院内総務のチャールズ・シューマー氏に送った。仮想通貨政策専門記者のエレノア・テレット氏およびザ・ブロックなどが報じた。

BRCAはクラリティー法の第604条に位置づけられる超党派条項で、利用者の資金を管理・保管しない非カストディアル型のブロックチェーン開発者が、銀行秘密法上の送金業者に該当しないことを明確化するものだ。

書簡の中でワイデン議員は、同条項は司法省と金融犯罪取締ネットワークの既存方針を法制化するものであり、捜査・訴追リソースを無認可送金業者などの不正行為者に集中させる効果があると説明した。

BRCAは共和党のシンシア・ルミス上院議員が今年提出した単独法案を、クラリティー法に組み込まれたもので、ワイデン議員が上院で唯一の民主党共同提案者となっている。仮想通貨業界はこの条項が開発者に法的確実性をもたらし、国内イノベーションの海外流出を防ぐと主張している。

関連記事:米クラリティー法、8月6日に照準

米仮想通貨市場構造法「クラリティー法」の交渉が続く中、全国黒人法執行幹部協会が初の支持を正式表明した。倫理条項の合意は得られておらず、次の期限である8月6日に向けた協議が続いている。

法執行機関との対立

BRCA条項を巡っては、一部の法執行機関団体や宗教系団体から人身売買対策の弱体化につながりかねないとの批判が出ている。

しかし、ワイデン議員は書簡でこうした批判に反論し、同条項は不法資金を移転・使用した非カストディアル型開発者を保護の対象外とする例外規定を含んでいると強調した。「悪意ある主体の責任追及は引き続き可能であり、中立的なソフトウェア開発者を金融仲介業者として誤って扱うという意図せぬ結果を避けられる」と述べた。

関連記事:全米郡保安官協会、クラリティー法への立場を懸念から中立に転換

米国の主要郡保安官団体であるMCSAが仮想通貨市場構造法「クラリティー法」への立場を懸念表明から中立へ転換した。問題の第604条を巡る政権との協議進展が背景にある。

法執行機関団体の対応は分かれている。全国黒人法執行幹部協会(NOBLE)はBRCAを含む法案全体を支持した初の主要法執行機関団体となり、同法案が「捜査官と検察官が日々依拠してきた連邦の刑事権限を変更するものではない」との見解を示した。一方、全国郡保安官協会は先週、条件付きで中立の立場へ転換したものの、書簡内で「法案をさらに強化する余地がある」と言及しており、業界関係者の一部はBRCA条項が修正・弱体化されかねないと懸念を示している。

クラリティー法は当初7月4日の署名を目標としていたが期限を過ぎており、上院議員が夏季休会に入る8月6日が次の焦点となっている。書簡の中でワイデン議員は「クラリティー法のいかなる立法パッケージにもBRCAを含めるよう要請する」と述べた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/09 木曜日
10:05
米民主党議員、クラリティー法の開発者保護条項維持を上院幹部に要請
米上院民主党議員が書簡を送り、仮想通貨市場構造法「クラリティー法」に非カストディアル型ブロックチェーン開発者の保護規定であるBRCA条項を維持するよう上院幹部に求めた。
09:40
ビットコインの局面転換に必要な条件は? 5か月間「ディープ・バリュー」続く=グラスノード
グラスノードが仮想通貨週間レポートを発表。ビットコインは投資家の平均取得価格を下回る「ディープバリュー」局面が5か月継続中だ。長期保有者の売却が主な下落圧力となっている。
08:40
クラウドフレア、ステーブルコイン活用の新機能提供へ
クラウドフレアが、新機能Monetization Gatewayの利用者を募集。これは主にAIエージェントの普及に備えた機能で、x402を使い、最初にステーブルコインを決済に活用する。
07:40
ロシア、仮想通貨規制法案を修正可決 ウォレット申告義務を撤廃
ロシア議会下院の金融市場委員会が8日、仮想通貨規制法案の修正版を第2読会向けに承認した。ウォレットアドレスの申告義務を撤廃し、残高・取引量の開示のみに変更。非適格投資家の年間購入上限は30万ルーブルに設定される。
07:22
WIZE、ソラナ追加取得で累計9億円 世界で11位に
株式会社WIZEは7月7日、ソラナを約1億円分追加取得し、累計取得額が約9億円規模に達した。コインゲッコーのランキングで世界第11位に躍進し、トップ10入りが目前に。
06:45
アルゼンチンがW杯ベスト8進出、ARGファントークンが一時12%急騰
2026年FIFAワールドカップでリオネル・メッシ選手が8ゴールを記録し得点首位に立つ中、チリーズ上のアルゼンチン代表ファントークン(ARG)が最大12.4%急騰した。直近7日間では26.7%下落しており、2022年W杯時の最高値からは98%安の水準にある。
06:10
リップル、カンザス大学と提携 XRPが大学ユニフォームに初採用
リップルが8日、米カンザス大学アスレティクスとの複数年スポンサー契約を発表した。XRPが大学ユニフォームに採用される初の仮想通貨銘柄となった。
05:45
インド中央銀行が仮想通貨「禁止寄り」方針を再主張、銀行の保有禁止求める
インドの中央銀行インド準備銀行が仮想通貨の禁止方針を再主張し、銀行の保有・取引禁止を要求した。税務当局も海外取引所経由の課税逃れリスクを警告しており、政府内で規制強化を求める動きが強まっている。
05:00
BNBチェーン、AIエージェント取引に特化した新L1ブロックチェーンを開発
BNBチェーンがAIエージェント取引向けの新L1ブロックチェーンを開発中と明らかにした。取引確認を50ミリ秒未満に短縮し、中央集権型取引所並みの執行環境をオンチェーンで実現する設計を目指す。
07/08 水曜日
18:08
セイラー会長、ビットコイン年3.3%超上昇ならSTRC配当永久化と試算
ストラテジーのセイラー会長が試算を公表した。ビットコインが年率3.3%を超えて上昇すれば、その売却益だけで優先株STRCの配当を無期限に賄えるとする内容で、資本構成が変わらないことを前提として示された。
17:30
南アフリカ歳入庁、仮想通貨売却・交換に課税明記の指針案
南アフリカ歳入庁(SARS)が仮想通貨の税務指針草案を公表した。売却や交換、決済利用を「処分」とみなし所得税や譲渡益課税の対象となり得ると説明。新税の導入ではなく既存法の解釈明確化と位置づけ、8月31日まで意見公募を行う。
14:05
「USDT対USDC」構図に変化、決済はUSDT DeFiはUSDCが優勢に=Dune分析
Duneの最新レポートで、USDTとUSDCの役割分化が鮮明になった。決済分野はUSDTが圧倒的シェアを握る一方、DeFiエコシステムではUSDCが優勢となっている。一方、Visaのオンチェーン分析では取引量におけるUSDCの優位性が明らかになった。
13:08
堀江貴文氏、全東信破産動画でビットコインやJPYC決済に言及 WebXでJPYC岡部CEOと対談
堀江貴文氏が動画内で全東信破産後の代替決済としてJPYCに言及。WebX 2026では「AIがお金を使う日」をテーマに、JPYC岡部典孝CEOとの特別対談セッションが予定されている。
13:00
永久先物市場「Ondo Perps」、トークン化株式の担保利用が可能に
オンド・ファイナンスは、永久先物プラットフォームOndo Perpsがトークン化株式を担保に使える機能をローンチしたことを発表。Ondo Perpsは株式や仮想通貨ビットコインや金などを上場している。
12:30
ストライク、価格下落による強制清算のないビットコイン担保ローンを提供開始
ビットコイン金融サービス企業ストライクが、BTC価格がどれほど下落しても強制清算が発生しない「ボラティリティ・プルーフ・ローン」の提供を開始した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧