WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

トランプ一族WLFI関連企業AIファイナンシャル、中核事業売却で交渉中=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • トランプ一族企業WLFIと強い結びつき
  • 最大1,500万ドルの売却交渉

決済事業売却でPerpetuals.comと交渉

AIファイナンシャル(旧称:ALT5シグマ)は、同社の中核である決済事業を、東京を拠点とするナスダック上場ブロックチェーン企業Perpetuals.comに最大1,500万ドル(約24億円)で売却する交渉を進めている。ウォールストリートジャーナルが8日に報じた。

取引条件はまだ確定しておらず、取引が成立しない可能性もあると伝えられる。

AIファイナンシャルは、ナスダック上場のフィンテック企業で、昨年8月にドナルド・トランプ一族関連企業ワールド・リバティ・ファイナンシャルが提供するWLFIトークンを蓄積するデジタル資産トレジャリー(DAT)戦略を発表していた。

ワールド・リバティ・ファイナンシャルは自社トークンを対価にAIファイナンシャルの多数株式を取得。その後AIファイナンシャルは投資家向け私募で約7億5,000万ドルを調達し、WLFIトークンの追加購入に充てた。

また、AIファイナンシャルの会長であるザック・ウィトコフ氏が、WLFIのCEO兼共同創業者でもあるなど、WLFIがAIファイナンシャルの経営に強い影響力を持っていることがうかがえる。

関連記事:トランプ関連プロジェクトと提携のALT5シグマ、CEO解任 内部混乱が明らかに

ナスダック上場のALT5シグマが、トランプ前大統領の家族が支援するワールドリバティファイナンシャル(WLFI)との提携後、株価が80%下落し内部混乱に陥っている。CEOや複数の幹部が解任され、規制当局の調査やルワンダでのマネーロンダリング有罪判決も明らかになった。

AIフィナンシャルは、WLFIのドル建てステーブルコイン「USD1」を活用して国際決済事業を拡大する計画の中核を担う企業としても位置づけられていたが、これは事実上頓挫したことになる。

関連記事:トランプ氏のSNS『Truth Social』とは?仮想通貨市場に与える影響とTMTGの戦略

仮想通貨市場への影響力も大きく、トランプ大統領のSNS投稿は注目度が高まっている。本記事ではトランプのSNSと呼ばれるTruth Socialの概要、仮想通貨との関連性などを解説。

5月に存続危機を表明

今年4月に、AIファイナンシャルはALT5シグマから社名を変更し、自動決済のための金融プラットフォームを目指すと発表。その後5月には、WLFI保有資産の価値下落による四半期損失2億7,100万ドル(約440億円)と、3,900万ドル(約63億円)の負債を理由にして、企業継続の前提に関する重大な疑義を表明していた。

2026年第1四半期(1~3月期)の報告書によると、同社は3月末時点で、約70億枚のWLFIトークンを保有。市場における公正価値は約7億636万ドル(約1,150億円)とされたが、保有WLFIトークンの大部分がロックアップ期間内であり、すぐに現金化することはできない状況だった。ただし6月にはロックアップの一部解除が進み、同社は経営上の懸念が緩和されたと述べている。

Perpetuals.comは7日、今回の件について公式声明を発表。同社のマシュー・ニコレッティ最高戦略責任者は、次のようにコメントしている。

当社は、AIファイナンシャルの収益性の高い子会社である「ALT5シグマ・カナダ」の買収可能性を探るため、拘束力のない基本条件書に署名した。

現在、デューデリジェンスを実施中である。この買収が当社の成長をさらに促進し、製品ロードマップを補完する可能性について検討しているが、現時点ではいかなる決定も下されていない。

ALT5シグマ・カナダは、機関投資家向けのデジタル資産OTC取引プラットフォームや、加盟店向けの仮想通貨決済サービスを提供している企業だ。昨年度は2,500万ドル(約41億円)の収益を上げていた。この取引がもし仮に実現すれば、AIファイナンシャルは唯一の収益源である事業を手放すことになる。

なお、Perpetuals.comは、米欧亜で事業を展開するAI駆動の取引プラットフォーム運営会社で、独自AIを用いた取引サービスなどを手がけている。

関連記事:ワールド・リバティが米銀行免許申請、ステーブルコインUSD1事業で

トランプ一族関与の支援のワールド・リバティ・ファイナンシャルが通貨監督庁に信託銀行免許を申請した。流通額33億ドル超のステーブルコインUSD1の発行・管理を行う計画で機関投資家向けサービスを展開。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/11 土曜日
13:30
イーサリアム、温室効果ガス排出量を99%以上削減
ケンブリッジ大学オルタナティブ金融センターは、PoS移行後の仮想通貨イーサリアムが電力需要を大幅低下させ、温室効果ガス排出量が99%以上減少したとする報告書を公表した。
12:00
規制はコストではなく「堀」、NERO Chain創業者に聞く2026年のWeb3業界
WebX2026プラチナスポンサーの豪州発レイヤー1「NERO Chain」創業者Jake Stolarski氏に取材。規制対応を強みとする金中心のRWAトークン化と、規制を「堀」と捉える2026年のWeb3市場観を聞いた。
11:35
ソラナ初期クジラ、23億円相当SOL盗まれたか
オンチェーン調査者のZachXBT氏は10日、ソラナのジェネシスブロック配布に関連する初期クジラのウォレットから約18万900SOLが盗まれた可能性があると報告した。一部はイーサリアムにブリッジ転送されたという。
10:20
ビットコイン6.4万ドル台へ上昇、現物主導の買いと原油安が追い風|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは7月10日から11日朝にかけて上昇した。7月初旬には一時5万7,000ドルまで下落し、年初来安値を更新していたが、足元では6万4,000ドル台まで回復。
10:05
ジーキャッシュ、ZEC偽造脆弱性対応の「Ironwood」アップグレードで実施日程公開
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュがOrchardプールの脆弱性に対応する『Ironwood』アップグレードの実施日程を発表。フルノードのZebra移行も並行して進む。
09:40
米住宅法、CBDC禁止条項含み自動発効へ トランプ大統領署名拒否
トランプ大統領が米住宅法への署名拒否を表明した。法案は11日深夜に自動的に法律となり、連邦準備制度理事会によるCBDC発行を2030年末まで禁止する条項も発効する。
08:35
SKハイニックスのトークン化株式がソラナで取引開始、米ADR上場と同時に
韓国の半導体大手SKハイニックスが10日、米ナスダックにADR上場。約280億ドルの調達額は2014年アリババIPO以来最大の外国企業上場規模で、同日ソラナ上でもトークン化株式の取引が始まった。
07:15
AIエージェントで新たな取引体験の実現へ、ビットバンクが実証実験開始
仮想通貨取引所ビットバンクは、AIエージェントを通じた新たな取引体験の実現に向けて実証実験を開始。実証実験の背景や内容、将来的な目標について説明している。
06:55
米上場エンペリー・デジタル、AIデータセンター資金調達のため1400BTC売却
米ナスダック上場のエンペリー・デジタルが5月7日以降にビットコイン1,400BTCを売却し、約8,710万ドルを調達した。AIデータセンター投資や債務返済に充てる方針で、7月10日時点の保有残高は1,514BTCとなった。
06:25
暗号屋、銀行振込対応のステーブルコイン決済「すてぶるペイ」を発表
合同会社暗号屋は10日、銀行振込でステーブルコイン決済を実現する「すてぶるペイ(STBLpay)」を発表した。利用者はウォレット不要、加盟店は与信審査なしで導入でき、7月開催のWebX2026でもデモ展示を実施する。
05:55
英大手銀、2026年末ビットコイン10万ドル予測を維持
英スタンダードチャータードが2026年末ビットコイン価格10万ドルの予測を維持した。ストラテジーのBTC売却を「ノイズ」と評価し、同社が優先株担保へ戦略転換しているとの見方を示した。
05:00
USDC発行企業サークル、信託銀行設立の最終承認を取得
米ステーブルコイン発行大手のサークルは10日、米通貨監督庁から国法信託銀行の設立最終承認を受けた。デジタル資産の機関向けカストディ提供と、将来的なUSDCの準備資産管理を計画中。
07/10 金曜日
19:01
片山金融相、仮想通貨ETFの国内解禁に改めて意欲
片山さつき財務・金融担当相がQUICKセミナーで仮想通貨ETFの国内解禁検討を表明。仮想通貨を金融商品と位置付ける金商法改正案は参院審議中で、成立すれば2027年度施行の見通し。SBI証券・楽天証券は仮想通貨投信の販売準備を進める。
18:00
OKJ、カントンコイン(CC)取扱い開始予定 板取引でのCC取扱いは国内初
OKJが7月15日、カントンコイン(CC)の取扱いを開始予定で、対応暗号資産は54種類に。板取引での提供は国内初。Canton NetworkにはGoldman Sachs等大手金融機関に加え、SBIグループのSBIデジタルアセットホールディングスも運営参加している。
17:03
メタプラネット・JPYCら4社、デジタルクレジット共同検討
メタプラネットとJPYC、Progmatなど4社が、ビットコインとステーブルコイン、セキュリティトークンを組み合わせたデジタルクレジット領域の共同検討を開始した。中堅企業の資金調達課題や「Project NOVA」構想との関係を解説する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧