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ゲーム大手コナミ、Web3やNFTの開発人材の募集開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTの取引サービス提供へ

国内ゲーム大手企業コナミデジタルエンタテインメントは13日、Web3やメタバースなどの新しい体験を提供するサービスを展開するため、人材を幅広く募集することを発表した。

これからブロックチェーンを活用した独自の流通基盤において、ゲーム内のデジタルアイテムのNFT(非代替性トークン)を、プレーヤー同士で取引できるサービスを開始する予定だと述べている。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2と定義し、ブロックチェーンを活用して非中央集権型のネットワークを実現する試みなどを指す。「次世代のインターネット」とも呼ばれ、具体的には暗号資産(仮想通貨)やNFTなどの要素を含む。

▶️仮想通貨用語集

関連「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー

関連次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

同社はこれまで、最新技術をゲームやコンテンツ領域へ応用するための研究開発を重ねてきたと説明。これから体制を強化して事業を加速させるために、「基盤開発部門」、「制作運営部門」、「制作支援部門」において、エンジニアやディレクターなど幅広い人材を求めている。

そして、これから新メンバーとともに、新しいデジタルエンタテインメントの未来を創出していくとした。

なお、開発中の「独自のデジタルアイテム流通基盤」はCESA(コンピュータエンターテインメント協会)が定める「ブロックチェーンゲームに関するガイドライン」に準拠する予定。同ガイドラインは2021年5月に策定されたもので、賭博罪等に関する条項や射幸性(ギャンブル性)に関する規定、および景品表示法の遵守を呼びかけている。

また、ガイドラインには決済手段として売買可能トークンが決済手段として利用され、暗号資産(仮想通貨)との交換機能を有する場合には、資金決済法に基づく暗号資産交換業の登録を行うよう指示されている。

コナミデジタルエンタテインメントは今年1月、人気シリーズ「悪魔城ドラキュラ」のNFTをリリース。同社がNFTを発行するのは、これが初の事例となった。

関連ゲーム大手コナミがNFTオークション参入、第1弾は人気シリーズ「悪魔城ドラキュラ」

国内ゲーム大手のWeb3動向

国内でもゲーム大手からWeb3業界に対する注目度が高まっている機運もある。

バンダイナムコは日本発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」の初期バリデータとして参画している他、Web3企業に特化とした30億円規模のファンドを設立。

関連:バンナムのWeb3ファンド、ブロックチェーンゲームに出資

また、スクウェア・エニックスも中期事業戦略の一つとして「NFTやブロックチェーン領域のエンタメ」を挙げており、2022年2月にはブロックチェーン・エンタテインメント事業部を設立した。

関連:スクエニ、NFTゲームの事業戦略を打ち出す

ゲーム業界の動向

業界では、ゲーム領域にブロックチェーンを活用する動きが活発化してきた。ブロックチェーンゲームの開発以外にも、ゲーム企業への出資や、ゲーム関連銘柄の大手取引所上場も行われている。

関連米コインベース、ゲーム関連銘柄の新規取扱を実施へ

今月5日には、シンガポールを拠点にGameFiプラットフォームを運営するDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)が、新作P2E(Play-to-Earn:遊んで稼ぐ)ゲーム「麺屋 ドラゴンラーメン」の正式版をローンチした。

このゲームは、フライペンギンが開発・提供する「RPG×ラーメン販売シミュレーションゲーム」でサービスが開始されている。

関連DEA、新作P2Eゲーム「麺屋 ドラゴンラーメン」をローンチ

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