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日銀金融政策会合、緩和維持で「円安・ドル高」急伸 日経平均株価や円建てビットコインなど上昇

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金融緩和策を維持

日銀は17~18日に開いた金融政策決定会合で、大規模金融緩和策の維持を決定した。

長期金利上限(10年金利の誘導上限)を0.5%程度とする現状の維持を全員一致で決めた格好だ。YCC(イールドカーブ・コントロール)の政策枠組みは継続する。

会合後の記者会見で黒田総裁は、「金融緩和継続により、企業が賃上げに踏み切れる環境を整えることが先決」との意向を強調した。今後は、23年4月8日に任期満了を迎える黒田総裁の後任を決める“新総裁人事”も市場に大きな影響を及ぼし得るだろう。 

昨年12月に続く緩和修正リスク懸念で金利の上昇圧力が強まっていた最中にあって、警戒していた外国為替市場(FX)では発表直後から円安・ドル高が大幅進行。

ドル円は1ドル=128円台半ばから急落し、1週間ぶり水準となる1ドル=131円台をつけた。

ドル円 4時間足

運用上有利なドルが買われ、日米の“金利差”がさらに広がるとの見方が再び台頭した。

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日経平均急反発

昼前に行われた日銀の政策発表を受け日経平均株価は後場から急反発。前日比652円(2.50%)高となった。前場引け時点の前日比163円高から500円近く上昇した。

円安進行で輸出競争力が高まるとの思惑から、自動車関連銘柄などが物色された。

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暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などが円建てで上昇した。

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