はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Uniswap、BNBチェーンへの展開を準備投票で承認

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BNBチェーン展開についてガバナンス投票へ

分散型取引所(DEX)大手Uniswap(ユニスワップ)は、Uniswap v3をBNBチェーンに展開するという提案について、Uniswap DAOで準備投票を行った。提案は準備投票を通過し、次に正式なガバナンス投票にかけられる予定だ。

準備投票に参加した6,495ウォレットのうち約80%が、提案に賛成して合計2,000万UNIトークンを投じている。

提案は、0xPlasma Labsが起草したもので、BNBチェーン上で、Uniswapの最新版Uniswap v3(ユニスワップ・バージョン3)を展開することを目指すものだ。

BNBチェーンは、最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが運営する分散型パブリックブロックチェーン。分散型アプリケーション(dApps)や分散型金融(DeFi)プロジェクトの開発・展開を支援できるよう設計されている。

今後、ガバナンス投票を得て、提案が正式に承認された場合、BNBチェーンはユニスワップをサポートする6番目のネットワークとなる見込みだ。

Uniswap v3は、すでにイーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)、アービトラム(Arbitrum)、オプティミズム(OP)、セロ(CELO)で展開。DeFiLlamaによると、これら5つのチェーン上で4,950億円(38億ドル)相当を取り扱っている。

DEX(分散型取引所)とは

ブロックチェーン上に構築される非中央集権型取引所。「分散型取引所」の英訳である「Decentralized EXchange」から「DEX」とも呼ばれる。中央管理者を介さずに当事者間で直接取引を行うため、管理者に支払う手数料が不要で、その他に流動性が低い、秘密鍵をユーザーが管理するなどの特徴がある。

▶️仮想通貨用語集

BNBチェーン展開の利点

0xPlasma Labsは、BNBチェーンへの展開により、ユニスワップが得られるものとして、主に次の項目を挙げた。

  • 約1,300億円(10億ドル)の追加TVL(預け入れ総額)、巨大な取引量、手数料収入
  • 100~200万の新たなユーザーとUNIトークンホルダー
  • ユニスワップNFTプラットフォームの採用拡大
  • 流動性を上昇させるインセンティブ

この他にも、ステーキングやクロスチェーンサポートなどBNBチェーンが有する機能や取引速度と低い手数料、バイナンスのブランド力によりユニスワップの認知度が上がること、新たな商品を提供できる可能性などにも言及している。

0xPlasma Labsは、ガバナンスとクロスチェーンインフラのために、現在のETH/BNBブリッジの一つ「HyperLoop」を使用することも併せて提案した。

クロスチェーンとは

クロスチェーンとは、規格・仕様の異なるブロックチェーン同士を跨ぐこと、及びそれらを接続する技術を指す。

▶️仮想通貨用語集

NFTマーケットプレイス導入

ユニスワップは、2022年にNFTアグリゲータ「Genie」を買収。11月30日に、独自のNFTアグリゲータ(集約サイト)マーケットプレイスを立ち上げ、NFT売買機能も導入している。

関連Uniswap、NFTアグリゲーターをローンチ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/01 水曜日
18:59
リミックスポイント、SBIグループ2社と連携強化
リミックスポイントがSBI VCトレードとビットポイントジャパンと包括連携。約1,350BTCを保有する同社のビットコイン取引・保管・運用を一元的にサポートする体制を構築。
18:02
メタプラネット、ビットコイン購入で新資金調達戦略を発表
メタプラネットが新成長戦略「PHASE II」を発表。永久型優先株による資金調達でビットコイン保有を加速し、Bitcoin.jpを軸にプラットフォーム事業も拡充する。
17:53
J-CAM、イオレと暗号資産金融事業で提携 暗号資産の知見とAI技術の融合へ
暗号資産レンディングサービス「BitLending」を運営するJ-CAMが、東証グロース上場のイオレと暗号資産金融事業で戦略的提携を発表。暗号資産の運用知見とAI技術を組み合わせた新プロダクト開発へ。
17:30
メタプラネット、通期予想を上方修正
メタプラネットは2025年12月期通期予想を上方修正。営業益は88%増の470億円に達し、ビットコイン・インカム事業が収益を牽引した。
15:04
大和証券、暗号資産担保ローンの紹介を開始
大和証券は全国の本支店で、Fintertechの暗号資産担保ローン紹介を開始。ビットコインやイーサリアムを担保に円資金を調達可能に。
14:24
自称「IQ276」の投資家、ビットコイン100倍を予測し全財産転換へ
自称世界最高のIQ記録「276」を保持するキム・ヨンフン氏が、ビットコインは10年で100倍に上昇すると予測し、自身の全資産を投入したと発表した。同氏の経歴とその主張の実現可能性を検証する。
13:28
米SEC、株式トークン化規制実現で協議中 証券取引所グループから懸念の中=報道
米証券取引委員会が株式をブロックチェーン上で取引可能にする規制変更を協議中と伝えられる。ナスダックがトークン化証券を申請する一方、証券業界は監督強化を要請している。
11:40
リップル社のデビッド・シュワルツ最高技術責任者が年末退任へ
リップル社のデビッド・シュワルツCTOが2025年末に退任することを発表した。仮想通貨XRP台帳のコーディングに貢献した同氏は、取締役として引き続き関与していく。
11:20
SBI Ripple Asia、東武トップツアーズとの提携を発表
SBI Ripple Asiaは、新たな決済プラットフォームの構築に向け、東武トップツアーズと基本合意書を締結。独自トークンの発行に仮想通貨XRPのブロックチェーンXRPLを使う。
11:17
bitFlyer、後藤真希さん起用の新TV CMを全国放映開始
暗号資産取引所大手のbitFlyerが、歌手・タレントの後藤真希さんを起用した新CM「暗号資産知らなかった篇」を10月1日から全国で放映開始。記念キャンペーンも実施中。
11:10
「テザー社は過去最大の利益企業になる可能性」Bitwise幹部
Bitwiseの最高投資責任者は、テザー社が過去最大の利益企業になる可能性があると試算。定期公開するメモで今回は仮想通貨が目指す市場規模の大きさについて論じている。
09/30 火曜日
19:30
ビットコインで利回りを狙う|Lombard(ロンバード)・LBTCの始め方
Lombardを通じてビットコインを利回り資産として活用する方法を解説。LBTCの仕組みや始め方に加え、注意点やリスクも整理しました。
19:11
USDHがハイパーリキッドの成長を加速させる理由
USDHはなぜハイパーリキッドを強化するのか?仕組みから収益循環、HYPEへの影響までわかりやすく解説します。
17:14
ハイパーリキッド「Hypurr NFT」エアドロに高い関心、初動のフロアプライス1000万円弱に
暗号資産(仮想通貨)HYPEを発行する分散型取引所ハイパーリキッドのNFTコレクション「Hypurr」が配布され、フロア価格800万円、24時間取引高105億円を記録した。特に希少NFTは最高7000万円で落札するなど反響を呼んだ
16:34
マーチャント・バンカーズ、ビットコイン購入 不動産の暗号資産決済に本格参入
マーチャント・バンカーズが3億円分のビットコインを購入し、FINX JCryptoと協業。不動産決済サービスや暗号資産事業強化へ動き出す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧