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バイナンスら結成の仮想通貨業界連合、多くの企業が参加を表明=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨業界の信頼回復へ

バイナンスは、暗号資産(仮想通貨)業界の信頼を回復するため、企業連合の結成に取り組んでいる。複数の情報筋の話として「CoinDesk」が9日に報じた。

この企業連合はバイナンスが主体になるわけではなく、コミュニティと連携し、メンバー企業が協力して運営を行う。世界における今後の規制整備に積極的に関与していくことが主な目的だという。

すでに多くの企業が参加を表明。仮想通貨取引所やブロックチェーン分析企業、個々のプロジェクトらが参加すると情報筋は説明した。

なお、バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOは、FTX破綻直後の昨年11月、AMA(Ask Me Anything:なんでも聞いて)を開催して、業界連合を設立する意向を明かしていた。

今回報じられた企業連合は、CZ氏がこの時に話していた業界連合を指している可能性が高い。CoinDeskの情報筋の話によって、すでに多くの企業が参加を表明し、結成が進んでいることが今回明らかになった。

バイナンスの取り組み

仮想通貨業界では2022年、ステーブルコインが価値を維持できなくなったテラ騒動、また融資企業やFTXらの破綻があり、世界の規制機関による監視の目がいっそう厳しくなった。企業連合の結成は、こういった状況が背景にある。

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上述したAMAのように、バイナンスはFTX破綻の後、いち早くユーザーの不安解消や業界の信頼回復に取り組み始めた。取引所による資産証明(Proof of Reserves)の必要性を訴えて実際にバイナンスで開始したり、業界復興に向けた「リカバリー(事業再生)イニシアティブ(IRI)」を始めたりしている。

関連:バイナンス、資産証明はビットコインから開始

今年に入ってからは、CZ氏とプロダクト責任者マユール・カマット氏が、バイナンスのプロダクト開発について2022年を振り返り、2023年の展望を示すライブ配信を行った。

この時、2023年の展望については、ユーザー保護における信頼性と透明性やコンプライアンス(法的遵守)が優先事項と説明。カマット氏は、昨年開始した資産証明に続き、支払い能力の証明(Proof of Solvency)も実施するために、チームが連携して新しいソリューションを開発しているところだと話した。

関連:バイナンスCZ氏、「資産証明」強化策など今年の展望語る

一方で、バイナンスのアジア太平洋部門のトップは、同社の資産と債務を証明するのは難しいと説明したと「ブルームバーグ」が8日に報道。バイナンスの資産と債務の証明には、時間がかかる可能性があるとの見方を示した。

仮想通貨は価格変動が大きいなどの特徴から、監査において合意された基準がなく、まずは同社のバランスシートをチェックできる監査人を雇うことが目標だという。

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多い大手仮想通貨取引所を運営。他にもベンチャーキャピタル部門の活動や教育コンテンツの提供、慈善活動など幅広い事業を展開している。2022年11月には、日本市場への進出を発表した。

▶️仮想通貨用語集

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