WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米SEC、DeFiプロジェクト「Sushi」に召喚状を送付  Sushiは法的弁護基金の創設を提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECから召喚状

分散型取引所(DEX)のSushiを運営するSushi DAOと「Head Chef」のJared Grey氏は、米証券取引委員会(SEC)から召喚状を受け取っていることがわかった。

Grey氏が22日にフォーラム上で、法的弁護基金の創設を提案。その理由として、SECから最近、召喚状を受け取ったと説明している。そして、現在はSECに協力しているとだけ述べ、継続中の調査や法的な事案について公にコメントすることは控えるとした。

今回の提案の中でGrey氏は、DAO(自立分散型組織)に対する世界の規制環境がまだ流動的である一方で、貢献者の保険に関する政策が限定的であると課題を指摘。この課題を解決するため、コア貢献者用の弁護基金としてSushi DAOが300万USDT(3.9億円相当)を使用できるようにすることを提案した。

DAOとは

「Decentralized Autonomous Organization」の略。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在せず、参加メンバーやアルゴリズムによって運営管理が行われる。

▶️仮想通貨用語集

また、この基金を使いきった場合、必要に応じて100万USDTを利用できるよう定めると説明。そして、この基金は法的な手続きが終了するまで使えるようにするとした。具体的には、調査への対応や訴訟、弁護士費用などに利用できるようにすると述べている。

Grey氏は前例として、MakerDAOに同様の弁護基金があると説明。今回の提案には本記事執筆時点で21票が投じられており、80%が基金創設に賛成している。

関連:初心者でもわかる「SushiSwap」とは|特徴と仕組みを解説

コミュニティの反応

Sushiは、400超のトークンの取引が可能なDEX。DEXであるため、ユーザーは秘密鍵を自分で管理したまま取引ができる。他にもファーミングで報酬を得ることもでき、公式ツイッターアカウントでは、「SushiはDeFi(分散型金融)ツールのエコシステムである」と説明している。

関連:DeFi(分散型金融)とは|初心者でもわかるメリット・デメリット、重要点を徹底解説

Grey氏の提案に対してフォーラムには、「中央管理者がいないDAOをどうやって召喚するのか」といった疑問や、「Sushi DAOには米国のメンバーを含まないようにするべき」といった提案などがコメントとして寄せられた。

今回の提案では詳細が説明されていないため、SECが何を問題視しているかなど詳細は不明確。Sushiは公式ウェブサイトで、最終的にはコミュニティによって分散型の運営を行えるようにするが、最初はコアメンバーが提出した提案に対する投票のみが強制力を要すると説明している。

Grey氏の提案を受け、Sushiトークンの価格は急落。CoinGeckoのデータによると、本記事執筆時点の価格は152円で、24時間比で2.4%のマイナスである。

関連:米国でのDAOを巡る法的論点とは|Gamma Law寄稿

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/20 火曜日
19:20
金融庁、DeFi規制の在り方を点検 野村は「海外と同等」求める
金融庁は20日、デジタル・分散型金融に関する研究会の令和8事務年度初会合を開き、DEX・DeFiやステーブルコイン、資産トークン化の制度点検に入った。野村HDはDeFiやウォレットの規制を海外と同等の自由度の高いものにするよう求めた。
17:50
SBI VCトレード、米中間選挙で解説企画 新規口座にBTC進呈
SBI VCトレードが11月3日の米中間選挙に合わせた企画を始める。20日に解説コラムを公開し、28日には久場健太郎取締役がウェビナーで仮想通貨市場への影響を解説する。新規口座開設者には500円相当のBTCを進呈する。
17:42
XRP、誕生14年で初の公式Xアカウント リップル社と財団が運営
XRP公式Xアカウント「@XRP」が日本時間20日に始動した。リップル社とXRPレジャー財団が共同で運営し、ガーリングハウスCEOも歓迎した。XRPレジャー稼働から約14年での開設で、XRPとリップル社の役割分担も伝える。
16:38
XRPクジラのバイナンス出金、約5年ぶり低水準に=アナリスト
XRPの大口投資家(クジラ)によるバイナンスからの出金が約5年ぶりの低水準に落ち込んだ。90日平均は4,970万ドルで2021年10月と同水準。クリプトクアントのダークフォスト氏は、背景にXRPの底堅い値動きを挙げた。
16:20
ビットコインの長期的リターン、今後10〜15年で年率10%=JPモルガンAM初予測
JPモルガン・アセット・マネジメントが2027年版の長期資本市場想定で、ビットコインのリターン想定を初めて示した。向こう10年から15年の年率複利リターンは10%と米大型株や金を上回るが、ボラティリティ55%と相関の不安定さから主要な共分散行列には組み入れていない。
14:13
フランス国民議会、ステーブルコイン交換に課税へ 修正案が僅差で可決
フランス国民議会は16日、仮想通貨をステーブルコインに交換した際の課税繰延を廃止する修正案を賛成38、反対37の僅差で可決した。対象はMiCA準拠のUSDCやEURCなどで、2027年1月から税率31.4%が適用される可能性がある。
13:51
JCBA、暗号資産の委託先管理で347項目を整理 鍵管理を独立領域に 
暗号資産業界の団体JCBAが、ウォレット運用や鍵管理を担う委託先向けのセキュリティ対策「プラクティス集」のドラフト版を公表した。全347項目を10領域で整理し、秘密鍵の扱いに応じて提供形態を5つに区分。狙いと背景を解説する。
11:40
ビットマイン、1.2万イーサリアムを買い増し 5%目標達成へ残り約6万ETH
ビットマインが1万2,535ETHを買い増し、ETH保有量は604万1,481ETHと供給量の4.9%に達した。仮想通貨と現金等の総額は151億ドル。トム・リー会長はAI株安や地政学リスクによるリスク回避が仮想通貨に波及したと説明した。
11:34
サム・アルトマン氏の「ワールド」、AI時代背景に「World ID」銀行向けバージョン発表
仮想通貨関連企業ワールドが銀行・金融機関向けの「World ID」を発表。送金承認やアカウント復旧などで、個人情報をその都度集めずに本人確認を行えるとしている。
11:00
JPモルガンのJPMコイン、イーサリアム上でローンチ
JPモルガンは、米ドル預金トークンのJPMコインを仮想通貨イーサリアムのブロックチェーン上でローンチしたことを発表。JPMコインの対応はベースに続き2チェーン目である。
10:38
ブラックロック、下落緩和型のビットコインETF「PBIT」を申請
ブラックロックが下落リスクを抑えるビットコインETF「PBIT」をSECに申請した。IBIT連動のオプションと短期債券を組み合わせ、上昇益の一部と引き換えに損失を和らげる。同社3本目の申請の設計と上場までの手続きを整理する。
10:00
トランプ一族関連の『USD1』、巨額償還で供給量が9%減少=レポート
トランプ一族WLFIのステーブルコインUSD1の供給量が10月6〜15日に8.71%減少した。償還によるものでイーサリアムとBNBチェーンに集中したが、ペッグは維持している。
09:36
給付金にステーブルコイン活用も 金融庁会合で各省が検討状況を報告
金融庁は、9月30日に開いた「AI時代を見据えたオンチェーン金融フォーラム」初会合の議事録を公表した。デジタル庁が給付金へのステーブルコイン活用を技術面から検討するほか、財務省は国債のオンチェーン対応を議論する研究会を10月8日に始動させた。
09:07
米スーパーリーグ株主、メタプラネットからの2100ビットコイン出資案を承認
米スーパーリーグは、仮想通貨ビットコインのトレジャリー企業メタプラネットからの出資に関連する全ての議案を株主が承認したことを発表。両社間の取引完了は2026年4Qを予定する。
10/19 月曜日
21:16
ストラテジー、先週34億円相当ビットコインを追加購入 5週連続買い増し
ストラテジーは19日、10月12日から18日にかけて267BTCのビットコインを取得したと発表した。購入は5週連続で、保有量は848,517BTCに達した。証券買い戻し枠も30億ドルに拡大した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧