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仮想通貨ライトコイン100ドル超え、高騰の背景は

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ライトコイン急騰

近く迫った半減期を背景に、暗号資産(仮想通貨)ライトコイン(LTC)の価格が大幅に上昇している。過去24時間で27%もの急騰を見せ、1LTCあたりは現在108ドル(約15,618円)で取引されている。年初来では45%上昇している(1日時点)。

LTC米ドル建てチャート(週足)出典:Trading View

ライトコインのハッシュレート、つまりブロックチェーンの処理能力を示す指標は、過去最高水準を更新している。BitInfoChartsによれば、この指標は過去1年間で約2倍に膨らみ、最近では先週火曜日に1秒あたり797.5テラハッシュの新高値をマークした。

BitDegreeによる計算によれば、ライトコインの次回半減期は2023年8月3日に予定される。半減期(halving)とはマイニング(採掘)報酬が半分になるイベントのこと。インフレを防ぐため、ライトコインは4年毎(840,000ブロック毎)にマイナーへの報酬として付与されるLTC量が半減するように定められている。

2023年8月の半減期では、ライトコインのマイナーへの採掘報酬が現在のブロックあたり12.5 LTCから6.25 LTCに減少する予定だ。

現時点でのライトコインの市場価値は79億ドル(約1.1兆円)となり、市場規模で10位に位置している。このコインの最大供給量は8,400万LTCで、現在流通している数は7,326万LTCだ。

EDX Marketsに上場

半減期イベントは、通貨の希少性を高める効果があるため、価格上昇の話題と共にしばしば注目される。基本的な需要と供給のバランスが変わることから、投資家の利益につながる可能性が見込まれる。

また、ライトコインはSEC(米国証券取引委員会)による規制強化の動きから逃れているようだ。SECはライトコインの分類について明言していないが、少なくともこれまでSECが指摘してきた「未登録証券」には、ビットコインやライトコインのようなプルーフ・オブ・ワーク(PoW)方式を採用するブロックチェーンに基づく仮想通貨は含まれていない。

ビットコインに代表されるPoW型仮想通貨は発行体がなく、その利益が個人や企業の要因に依存しないため、証券ではなく、トウモロコシや金(ゴールド)などと同じ「商品(コモディティ)」と見なされるとの見方がある。

ライトコインに対する規制圧力が軽減したと判断され、機関投資家を含む市場関係者からの評価が高まり、価格上昇を後押ししている可能性がある。機関投資家向けの新たな米国の仮想通貨取引所EDX Marketsは、2023年6月20日のローンチ時から、取り扱い通貨としてライトコインを含めている。

関連:ウォール街金融が出資する仮想通貨取引所「EDX Markets」 米国でオープン

プルーフ・オブ・ワークとは

PoWとは、コンピューターで計算(マイニング)を行うことによって、ブロックを新たに承認・生成するコンセンサスアルゴリズムのこと。

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