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BTCトレンド転換の節目に再突入、香港「仮想通貨ETF」は需要急増

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

3日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日比10.8ドル(0.03%)高、ナスダック指数は28.8ポイント(0.21%)高で取引を終えた。

個別銘柄では、4-6月期の世界納車台数が過去最高を記録したテスラが前日比7%高となったほか、米SEC(証券取引委員会)に提訴された影響で暴落していたコインベースの株価が大幅反発。前日比11.7%高騰した。

ブラックロックの現物ビットコイン上場投資信託(ETF)の書類をナスダックが再申請した際、ブラックロックと提携して行う「監視協定契約(SSA)」および保管・管理のカストディサービスのパートナーして、いずれもコインベースが指名された。信頼性の高さと影響力を再認識させたと言える。

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仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は前日比1.76%高の1BTC=31,252ドルに。

BTC/USD 週足

現在は主要レジスタンスライン(上値抵抗線)の攻防に突入しており、32,000ドル水準をブレイクすればショートカバーを伴う一段高も見込めそうだが、上値の重い水準でもあり、さらなる上昇の前に大きめの調整が必要との見方も少なくない。

ビットコインETFの初承認思惑と4年に1度の半減期を控える中、節目を抜ければ中・長期のトレンド転換も視野に入る。

関連:1年を切った次回ビットコイン半減期へのカウントダウン、市場動向と専門家の予測は?

先週末には、投資家保護と市場操作抑止の観点からビットコインETFの申請書に不備があったことがSEC関係者に指摘され、BTCが一時急落するなど市場の動揺を誘う場面もあったが、その後修正版の再申請が相次ぎ持ち直した。ビットコインETFを申請する大手企業には米資産運用会社ブラックロック、フィデリティ、ウィズダムツリー、投資会社インベスコやヴァンエックが含まれる。

ビットコインETFの提出書類が連邦官報に掲載された時点で45日間の初期審査期間が設けられ、最終判断期日まで最大240日延長することができる。過去の例では、2回ほど審査判断が延期され最終判断期日までもつれ込むのが通例だった。

過去数年間における現物ビットコインETFの申請数十件は全て否決されてきたが、非承認理由の詐欺行為や相場操縦、投資家保護の観点から規制や対策が進んでおり、外堀りは埋まりつつあるとの指摘がある。

関連:上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由

暗号資産市場データプロバイダー「Kaiko」のレポートによると、2023年第2四半期の仮想通貨現物の取引高は大幅に減少し、2020年以来の最低水準に達した。業界最大手のバイナンスやコインベースが米SEC(証券取引委員会)に未登録有価証券の販売で提訴されたことによるセンチメントの急悪化が影響したものと見られる。

Kaiko

米The Blockが報じたところによると、CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物市場における大口保有者の数はここ数週間で急増している。

香港市場に資金流入

Cointelegraphが報じたところによれば、香港の公共放送局である「ラジオテレビ香港」のインタビューで、ハンセン投資管理のリー・ペイシャンCEOは、同国の暗号資産(仮想通貨)ETFに資金が集まっており、120億香港ドル(2200億円)規模に達したことを明かした。

関連:香港HSBCの顧客、ビットコインとイーサリアムのETFに投資が可能に

1日の取引高は香港証券取引所における全株式取引高の内、6%を占める17億香港ドル(310億円)に達した。22年12月時点と比較して80%増となった。

米国のSEC(証券取引委員会)が暗号資産(仮想通貨)業界への規制圧力を強化する中、香港ではポール・チャン財政官が陣頭指揮を執る形で6月30日に「Web3タスクフォース」の発足を発表するなど、好機と見て攻勢を強めている。今月3日には、Animoca Brands共同創業者のYat Siu CEOがタスクフォースに参加することがわかった。

関連:香港、政府高官ら参加の「Web3開発推進タスクフォース」設置へ

資産運用会社CoinSharesの週次レポートによれば、暗号資産(仮想通貨)投資信託などのデジタル資産に対する機関投資家の資金フローは、2週連続の純増に転じた。

先週分は1億2500万ドルの流入超過となった。

Coinshares

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