はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

香港HSBCの顧客、ビットコインとイーサリアムのETFに投資が可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

大手銀行から仮想通貨ETFへ投資

大手銀行HSBC(香港上海銀行)の香港の顧客は、同銀のプラットフォームから暗号資産(仮想通貨)関連のETF(上場投資信託)に投資できるようになっていることがわかった。

HSBCに取材した「Decrypt」によれば、現在投資できるのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を対象にした以下の3商品である。

  • CSOP Bitcoin Futures ETF
  • CSOP Ethereum Futures ETF
  • Samsung Bitcoin Futures Active ETF

なお、Decryptは「26日にモバイルアプリから投資できるようになった」と報じ、一方で「CoinDesk」は「香港証券取引所に上場した後は、実際は投資できるようになっていた」と報道。そのため、HSBCにいつ上記のETFがローンチされたかは不明確である。CoinDeskによれば、HSBCは上場済みの全てのETFを取引できるようにしているという。

上述したETFは、3つとも先物に投資する金融商品。CSOPの2つのETFは昨年12月に、SamsungのETFは今年1月に香港証券取引所に上場した。

関連香港初のビットコイン・イーサリアムETF 本日上場予定

関連サムスンアセットマネジメント、香港株式市場に「ビットコイン先物ETF」上場へ

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。仮想通貨以外でも多くの金融商品が提供されている。

▶️仮想通貨用語集

仮想通貨領域が注目

仮想通貨領域からは現在、香港に注目が集まっている。香港は仮想通貨の中心地になることを目指しており、今月からは取引所に対する新しい規制も開始した。

香港の証券先物委員会(SFC)は、条件を満たせば個人投資家にサービスを提供することも取引所に認可。中国の「特別行政区(SAR)」である香港の取り組みは、これから中国が仮想通貨を認可するかどうかの試金石になる可能性があるとの見方も上がっている。

関連中国の国営テレビ、香港の仮想通貨ニュースを報道 バイナンスCZ氏がコメント

また、ETFという金融商品にも注目が集まっているが、その大きな理由は米国の動向だ。これまで米証券取引委員会(SEC)は、現物型のビットコインETFを承認してこなかったが、資産運用最大手のブラックロックがSECの懸念を軽減する仕組みを取り入れた上で申請を行ったことで、関心が高まっている。米国では過去にSECから非承認された企業も再申請を行なった。

関連ビットコイン現物ETF、新たに3社が申請 SECの懸念に対応し再挑戦

米国では、先物のETFはSECがすでに承認して上場済み。現物型は実際にビットコインを保有するため、投資家からより大きな注目を集めている。

関連上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧