はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

バイナンスが事業の見直しを実施 「Binance Connect」の提供を終了へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスの長期戦略

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは、仮想通貨の決済や売買を可能にするサービス「Binance Connect」の提供を、16日に終了することがわかった。

Binance Connectは、以前は「Bifinity」という名称で知られ、昨年3月から提供を開始したサービス。バイナンスの担当者は複数の海外メディアに対し、「終了の理由は、長期的な戦略に基づいて、リソースを中心の事業に集中していくため」と説明している。

関連バイナンス、仮想通貨決済企業「Bifinity」の設立を発表

ウェブサイトはまだ残っており、Binance Connectのビジョンはオープンな金融の世界を作ることだと記載。全ての階級の人々や企業が、金融の目的を実現できる世界を作っていくと述べていた。

また、Binance Connectの決済インフラは、従来の金融とブロックチェーンの架け橋となり、お金のやりとりの方法を変革するとも説明している。

本記事執筆時点ではバイナンスの正式な発表は確認できないが、同社の担当者は、海外メディアに以下のようにコメントした。

バイナンスは、長期的な戦略に基づいてリソースを中心の事業に集中していくため、周期的にプロダクトやサービスを見直している。

我々は市場の変化やユーザーの需要に応じて、継続的に事業のアプローチを修正していく。

DEXにも影響

Binance Connectの終了は、BNBチェーン上のDEX(分散型取引所)であるBiswapも発表。Biswapは「Binance Connectとのバートナーシップは、お互いの発展を促進した」と述べ、Binance Connectの利用を終了すると説明した。

関連DEX(デックス)とは|時価総額230億ドル突破の分散型取引所について詳しく解説

終了の理由について、Biswapも「バイナンスが中心事業に特化するため」としているが、他にも「Binance Connectのプロバイダーが、カード決済サービスへの対応を終了したため」とも述べている。

そして、これ以上の質問についてはバイナンスに問い合わせるように誘導した。

ウェブサイトによると、Binance Connectはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など50超の銘柄に対応。これまで様々な決済手段を何百万のユーザーに提供してきたという。今後はNFT(非代替性トークン)の決済サービスの提供も計画していた模様だ。

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多い大手仮想通貨取引所を運営。他にもベンチャーキャピタル部門の活動や教育コンテンツの提供、慈善活動など幅広い事業を展開している。22年11月には、日本市場への進出を発表した。

▶️仮想通貨用語集

関連バイナンスが日本進出「Binance Japan(仮称)」とは?期待と影響を徹底解説

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 火曜日
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。
06:05
SEC、ソラナ現物ETFへの決定を延期 21SharesとBitwiseが対象
米証券取引委員会が21SharesとBitwiseのソラナETF提案について決定期限を延期し、パブリックコメントを求めると発表。Canary、VanEckも含む複数企業が仮想通貨ETF承認を競う中、SECの審査が本格化へ。
05:45
米メガバンクJPモルガン、顧客のビットコイン購入を許可
CNBCによると、JPモルガンのダイモンCEOが顧客によるビットコイン購入を許可すると発表。長年の仮想通貨批判にも関わらず顧客選択の自由を重視。
05:35
1100億円相当のビットコインを買い増し、セイラーのストラテジー社
米ストラテジー社は19日夜、2025年5月12日から18日の間に総額1,100億円を投じて、7,390 BTCを購入したことを報告した。
05/19 月曜日
18:00
Bitcoin革命、ZK技術で実現するBitcoinOSのアプローチ
ビットコインの可能性を広げるBitcoinOS(BOS)は、ZK技術を活用してビットコインのコードを変更せずにスマートコントラクト機能やスケーラビリティを実現。BitSNARK、Grailブリッジ、xBTCなどの革新的プロダクトで、ビットコイン中心の統合エコシステムを構築。
17:15
リミックスポイント、最大56億円を調達へ 44億円でビットコイン買い増し
リミックスポイントがEVO FUND向け新株予約権で約56億円を調達。44億円で仮想通貨ビットコイン買い増し、12億円をWeb3バリデーター事業に投資へ。
16:50
変わるWeb3業界の投資地図 今注目のVC3社が語る「実需とインフラ」重視の新戦略
TEAMZ WEB3 AIサミットで取材したC² Ventures、DFG、Jsquareの3社が語るWeb3投資の現在地。実需・収益性・規制対応を軸に見極めが進む中、インフラやAIへの関心、そしてアジア市場の可能性にも注目が集まる。
15:05
アーサーヘイズが今夏以降の「アルトシーズン」再来の見通し 年末までにビットコイン2.5倍予想も
アーサー・ヘイズ氏が仮想通貨の強気相場を予測、今夏を目処にBTC20万ドルへの上昇とアルトシーズン開始を見込む。自身のポートフォリオは20%を金(ゴールド)に配分し「最終的に1〜2万ドルまで上昇」と展望する。米国債務拡大がビットコイン高騰の追い風になると分析した。
14:15
中国系上場企業DDC、5000BTC保有目標のビットコイン準備金戦略を発表 
米国上場の中国系食品企業DayDayCook(DDC)が、ビットコインを戦略的準備金として3年間で5,000BTCの蓄積を目指す計画を発表した。同社は、すでに100BTCを購入済みで、2025年末までに500BTCの取得を目指す。一方、中国の仮想通貨規制をいかに回避するかにも注目が集まる。
13:22
メタプラネット、151億円でビットコイン追加購入 保有数7,800 BTCに
メタプラネットが約151億円で暗号資産ビットコイン1,004BTCを追加購入。保有総数は7,800枚に拡大。5月の資金調達・債務償還の経緯も紹介。
11:40
過去最高値目前のビットコイン、迫るゴールデンクロスが中・長期の買いシグナルを示唆
ビットコインは投資家が重視する50MAと200MAのゴールデンクロスによる買いシグナルが形成間近に。米国債格下げでドル安圧力も追い風にとなるか。トランプ米政権の貿易・関税政策とインフレ懸念がのヘッジ需要を高める可能性が指摘される中、さらなる上昇を示唆する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧