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Gala Games、共同創設者同士が訴訟で対立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Gala Games幹部同士で裁判

Web3ゲームのスタートアップGala Gamesのエリック・シールマイヤーCEO・共同創設者は8月31日、同社の共同創設者であるライト・サーストン氏に対して訴訟を起こした。

同時にサーストン氏側もシールマイヤーCEOを訴えており、訴訟合戦の様相を呈している。

ユタ地区の地方裁判所に提出した訴状におけるシールマイヤーCEOの主張によれば、サーストン氏は2021年初めに86億GALAを不正取得し、約190億円(1億3,000万ドル)で売却した。

Gala Gamesは、2019年初めにサーストンCEOとシールマイヤー氏によって共同設立され、それぞれ50%の所有権を取得していたとされる。

GALAは、Galaエコシステムのユーティリティトークンであり、Gala GamesやGala Musicなどでデジタル商品の取引やゲーム内アイテムの購入に使用することができるものだ。

訴状によると、サーストン氏が盗んだとされている量は当時流通していたGALA供給総量を超えており、サーストン氏が保有トークン全て売却すればGALAエコシステムが崩壊するリスクがあったため、当時はこの件を明らかにできなかったとしている。

その後Gala Gamesは、2023年5月にGALAをアップグレードして、新たに「GALA(v2)」トークンを既存ホルダーに自動配布していた。

関連Gala Games、GALAトークンの改良版「GALA(v2)」を23年5月にリリース

シールマイヤー氏は、このことの背景にも、エコシステム全体に影響を与えることなく、サーストン氏が保有するウォレット内のGALAトークンを古いバージョンとして無効にする狙いがあったと述べている。

しかし、アップグレード実行前に、サーストン氏は保有するGALAトークンの約半分を中央集権型取引所で売却していた。サーストン氏がゲームノード運営のライセンスを自己利益のために不正売却したとも指摘している。

さらにシールマイヤー氏は、これまでサーストン氏は多数の会社を設立したが、そのほとんどが訴訟対象となったり、破産したりしており、サーストン氏が経営する会社の中ではGala Gamesが唯一の合法的な企業であると主張している。

同時に、サーストン氏はGala Gamesの運営にほとんど参加せず、何か月も連絡が取れない状態に陥った時さえあったと申し立てた。以上により、サーストン氏に対して、盗難された資産の返還と損害賠償、取締役からの解任を求めている。

サーストン氏の申し立て

一方で同日に、サーストン氏の方もシールマイヤーCEOを訴えた。

サーストン氏の主張によれば、シールマイヤーCEOは、プライベートジェットの購入など個人的な消費に会社の資金を使用するために、Gala Gamesの経営権を握ったとしている。

また、サーストン氏はシールマイヤーCEOが、株主の承認を得ずに不正な取引を行っていたとしている。

具体的には、シールマイヤー氏がGala Gamesの親会社Blockchain Game Partners(BGP)の資金を不正に使い、自身へ数百万ドル相当の融資を行うなどしていたとする。

その他に、約877億円(6億ドル)相当のトークンを燃やす(バーン)ようBGPに指示したり、スイスとドバイに法人を設立し、自らを支配株主にしていたことや、サーストン氏に対して完全な財務記録の提供を拒否していたことなどを挙げた。

GALA価格は、前月比31.3%安、前週比13.9%安と下落している。

バーン(焼却)とは

仮想通貨のバーンは、株式の「自社株買い」に近い供給量を減らす仕組みで。自社株買いをする企業は、発行している株式を自分たちのお金で買い戻す。買い戻されると市場に流通する株数が減少することで一株あたりの価値が向上し、株主に対してプラスの影響を与える。バーンをすることで、流通する通貨の一枚あたりの価値が高まることになる。

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