承認の兆しか
米資産運用大手ブラックロックの現物仮想通貨ビットコインETFの上場申請について、流動性提供のためのシードファンディングで10万ドルを受けたことが判明した。
ブラックロックは4日の書類で同社が申請中の「iSHARES® BITCOIN TRUST」で10月27日に10万ドルの資金を受けたことをSECへ報告した。ETFのシード資金とは、最初にETF株の発行に必要な資金調達のことを指す。
SECは未だどのビットコインETFの上場申請も承認していないが、シード資金調達がETF発行の準備を意味するため、承認の兆しではないかとの憶測が飛び交っている。
実際10月27日以降、ブラックロックは複数回にわたってSECの幹部と会議したり、申請書を修正し再提出したりしていた。ブラックロックの次の審査期限(3次)は来年1月15日だが、ETFの承認に向けてSEC側も前向きに進行している可能性が高いと指摘されている。
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