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堅調な米雇用統計で早期利下げ観測やや後退 ビットコイン反発で仮想通貨関連株大幅高|9日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

12/9(土)朝の相場動向(前日比)

伝統金融

  • NYダウ:36,247 +0.3%
  • ナスダック:14,403 +0.4%
  • 日経平均:32,307 -1.6%
  • 米ドル/円:144.9 +0.5%
  • 金先物:2,020 -1.2%
  • エヌビディア:475ドル +1.9%
  • AMD:128.9ドル +0.4%

昨夜の米雇用統計は予想を上回る内容だったが、NYダウやナスダックは続伸した。

米11月の非農業部門雇用者数は前月比19.9万人増で予想の18.5万人増を上回り、失業率は10月の3.9%から3.7%に低下。また、平均時給は前月比0.4%増だった。

今回の雇用者数増加に関しては、ストライキを実施していた大手自動車メーカー従業員の職場復帰が主な理由だった。今回のデータからは労働市場の減速は確認できず、市場が期待している来年のFRBの早期利下げへの期待は正当化できないとの声が出ているが、オバマ元大統領の経済アドバイザーだったJason Furman氏は「全体的に見れば、景気後退リスクは思ったより小さく、インフレリスクは少し大きい。しかし、ソフトランディングが支配的であるため、実際にはそれぞれのリスクは少ししかないだろう」との見方を見せた。

また、市場は依然として来週FOMCでの金利据え置きを予想している。雇用データは今週で終わり、来週のCPI(消費者物価指数)の発表を控える。その結果が予想以上に低い数値であれば来年の複数回の利下げへの期待は再び高まってくるだろう。

本日の主な市場材料は以下数点

  • 12月の米ミシガン大学消費者調査=消費者マインド大幅改善 物価高認識は根強い
  • 米国債利回りは雇用統計を受け全面高に
  • ドル円は一時0.8%高、週間ベースでは日銀の緩和政策修正観測で円が値上がり

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今週以降の重要経済指標・イベント

  • 12/12(火)22:30 米11月消費者物価指数(CPI)
  • 12/14(木)4:00 米FOMC政策金利発表
  • 12/15(金)22:30 12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
  • 12/19(火)朝 日銀金融政策決定 政策金利発表
  • 12/19(火)15:30 植田和男日銀総裁の定例記者会見
  • 12/21(木)22:30 米7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)
  • 12/22(金)22:30 米11月個人消費支出(PCEデフレーター)

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ビットコインETF特集

仮想通貨関連銘柄 大幅高

  • コインベース|146.6ドル(+7.6%)
  • マイクロストラテジー|599ドル(+4.9%)
  • ロビンフッド・マーケッツ|11.7ドル(+2.2%)
  • マラソン|16.7ドル(+8.1%)

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仮想通貨相場 ソラナ高騰

  • ビットコイン:44,237ドル +2%
  • イーサリアム:2,361ドル +0.1%
  • ソラナ:75.2ドル +10%

ビットコインはフィデリティのSEC面談のニュースなどを受けて再び44,000台に復帰した。

ソラナは「JTO」エアドロップの実施や、NFTでイーサリアムNFTの出来高を超えたことに連動し大幅に上昇し再び年初来高値を更新した。また、JTOの価格高騰に、同じソラナ・リキッドステーキングのMarinade「MNDE」が反応し一時3倍と高騰していた。

出典:CoinGecko

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