はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

SBI、サウジアラビア石油大手アラムコとデジタル資産・半導体領域で提携検討

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デジタルアセット関連での提携を検討

SBIホールディングス株式会社は7日、サウジアラビア国営の石油大手アラムコ社と、業務提携の検討に向けた基本合意書を締結したと発表した。

SBIグループとアラムコ社は合意に基いて、以下の3項目での業務提携を検討していく計画だ。

  • デジタルアセットの領域における協業、両社のデジタルアセット関連の投資ポートフォリオを活用した共同投資
  • サウジアラビアでの事業拡大に関心を持つ、デジタルアセット領域の日系スタートアップ企業を発掘し、その進出や成長を支援
  • 日本とサウジアラビア両国における工場の設立など、半導体領域への投資に関して具体的なプロジェクトを立上げる

SBIグループとアラムコ社は、半導体や、デジタルアセットなどの先端領域における事業機会を検討し、日本とサウジアラビア両国間の経済分野における協力にも貢献していくと続けている。

デジタルアセットに、ビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)が含まれるのか、現実資産(RWA)トークン化など他の分野が中心となるのかについては特に触れられていない。

SBIグループは、セキュリティトークン取引を提供する大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)の設立を主導しており、アラムコ社とこの分野で提携する可能性もある。現実資産トークン化には金融業界から注目が高まっているところだ。

関連SBI主導の新PTS市場、大阪デジタルエクスチェンジとは|デジタル証券との関係を徹底解説

さらに、SBIグループは中東地域でのさらなる事業拡大に取り組んでおり、拠点として「SBI Middle East」の設立を準備しているとも述べた。

RWAとは

「Real World Asset(現実資産)」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債権等の有価証券などが含まれる。

▶️仮想通貨用語集

関連現実資産トークン化に投資家の関心が集まる理由、リアルワールドアセット(RWA)とは

1,000億円規模のファンド

SBIグループはこれまで、ベンチャーキャピタルSBIインベストメントを通じて、暗号資産(仮想通貨)XRPを提供するリップル社、ブロックチェーン企業R3社、仮想通貨取引所ビットフライヤーやビッサムをはじめ、様々な企業に投資している。

さらに11月には、Web3やAI(人工知能)、メタバースなどのスタートアップ企業に投資する最大1,000億円規模のファンドを運用開始することがわかった。

関連SBI、Web3などの新興企業に投資するファンドを運用開始へ 最大1,000億円規模=報道

アラムコ社は、ブロックチェーン関連では、石油セクター向けのポストトレード・ソリューションVAKTや、ブロックチェーンの運用効率化を提供するData Gumbo、電子船荷証券プロバイダーTradeGoなどに出資している。

サウジアラビアは、政府としてもメタバースやWeb3などに注力している。2022年には、メタバースを含む、複数の先端技術へ約8,400億円以上を投資すると発表した。

さらに、政府の公共投資ファンドSanabil Investmentsが多数の仮想通貨・Web3 VCに出資していることも知られている。

関連サウジアラビアの投資ファンド、多数の仮想通貨・Web3 VCに出資

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/31 月曜日
17:51
SBI VCトレード、gumi株主向けにビットコイン1,600万円分を抽選配布キャンペーン
SBI VCトレードがgumi株主向けに総額1,600万円相当のビットコインを抽選配布する。口座開設とエントリーで参加可能な注目の株主優待キャンペーン。
15:07
イーロン・マスク、連邦政府DOGE省と仮想通貨ドージコインの関連性を否定
イーロン・マスク氏が米ウィスコンシン州のタウンホールミーティングで、トランプ政権の連邦政府効率化局(D.O.G.E)と暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)の間に関連性はないと明言した。今年2月のドージコインのマスコット表示で生じた市場の思惑は誤りだったことが改めて確認された。
14:10
メタプラネットがビットコイン購入へ 総額20億円の第10回普通社債を発行
株式会社メタプラネットは総額20億円の第10回普通社債を発行し、調達資金をビットコイン追加購入に充当。24日時点の保有量は3,350BTCとなり、積極的な買い増しを継続する方針だ。
13:03
米バンカメ「貿易戦争の資産逃避先ではゴールドが圧倒的優位」
バンク・オブ・アメリカのファンドマネージャー調査で、トランプ関税を背景とした貿易戦争時の避難資産として、金(ゴールド)が仮想通貨ビットコインより圧倒的に好まれていた。投資家の避難先として注目されているのが、パクソス社が発行するPAXG(Pax Gold)やテザー社が発行するXAUT(Tether Gold)、国内では三井物産デジタルコモディティーズ株式会社が発行するジパングコイン(ZPG)がある。
11:16
仮想通貨市場など全面安 命運を左右するトランプ関税発表が4月2日に迫る
4月2日に迫るトランプ米大統領の関税発表が株やビットコイン(BTC)市場に大きな不確実性をもたらしている。著名投資家は今年最大の市場イベントと位置づけ3つのシナリオを提示した。一方、ピーター・ブラントはビットコイン(BTC)の65,600ドルへの下落リスクを警告している。
09:51
金融庁、仮想通貨のインサイダー取引規制導入か 「金融商品」に分類する法改正案提出へ=報道
日本経済新聞の報道によれば、金融庁が2026年を目途にビットコインなど仮想通貨を金融商品とする金商法改正案を提出予定。暗号資産(仮想通貨)のインサイダー取引規制も新設する見込み。
03/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、米州政府や企業のBTC投資動向やリップル社のSECへの追加上訴撤回など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次市況:1300万円台で揉み合う展開と今後の見通し|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による週次分析。トランプ政権の相互関税懸念と米経済指標の動向を背景に、1300万円台で揉み合うビットコイン相場。現物ETFへの資金流入が続く中、今後の展望を詳細に解説
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税の影響分析に高い関心
今週はSBI VCトレードによるステーブルコインUSDCの取引開始、トランプ関税の影響分析、世界最大級のオンライン証券会社によるトランプ氏言及の仮想通貨4銘柄追加に関するニュースが最も関心を集めた。
03/29 土曜日
13:45
イーサリアム創設者ヴィタリック、L2セキュリティの進化と「2-of-3」証明システムを提案
ヴィタリック・ブテリン氏が新たなブログで、L2セキュリティの現状と将来展望を公開。ブロブスペース拡張、ZK・OP・TEEを組み合わせた「2-of-3」証明システム、証明集約レイヤーの必要性について詳細に解説。
12:55
南カロライナ州で新たにビットコイン準備金法案提出 対コインベース訴訟取り下げも
米国サウスカロライナ州が、コインベースへのステーキング関連訴訟を取り下げた。また同日には州がビットコインなど仮想通貨の準備金を持てるようにする法案が提出されている。
10:45
ブラックロックのビットコインETFを保有、トランプ大統領の息子が顧問の米上場企業
米ドミナリ・ホールディングス社がビットコイン保有戦略を開始し、ブラックロックのETFを購入。機関投資家の仮想通貨投資最新動向は。
10:00
欧州保険・年金機構(EIOPA)、保険会社が仮想通貨を100%裏付ける義務提案
EIOPAが保険会社の仮想通貨保有に100%の資本要件を提案。高リスクに対応するためとしている。欧州では特にルクセンブルクで保険会社の仮想通貨エクスポージャーが確認されている。 。
09:30
SEC、イーロン率いる政府効率化省(DOGE)と連携開始
米証券取引委員会(SEC)がイーロン・マスク氏の政府効率化省(DOGE)との連携を開始。トランプ政権下での規制機関改革と仮想通貨政策転換の最新動向を解説。
08:30
ビットコイン80万円下落、BTCメジャーSQ通過で需給悪化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時80万円の下落となった。アルトコイン市場も、ビットコインの急落に連動するかたちでほぼ全面安の展開となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧