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週刊仮想通貨ニュース(+アジア特集)|ETHに関するJPモルガンの来年予測やブラックロックのビットコインETFの進展に高い関心

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今週のニュース

この一週間(12/9〜12/15)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。

今週は、米金融大手JPモルガンのアナリストによるイーサリアム(ETH)に関する相場予測や、金融大手ブラックロックが申請中のビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)の進展などが最も関心を集めた。


目次
  1. 今週の注目ニュース
  2. 金融相場
  3. アジア特集

今週の注目ニュース

「アルトコインシーズン」到来か、ミームコインBONKやORDI、PoW系のKAS等が記録的な上昇を遂げる(12/12)

ビットコインの価格上昇が一服すると、クジラ(大口投資家)が「アルトコイン」と呼ばれる他の仮想通貨に注目し、資金を流入させている。この結果、時価総額が低いいくつかの仮想通貨が、過去最高値を更新している。(記事はこちら

ブラックロックビットコインETFに新たな進展(12/13)

金融大手ブラックロックが申請中の現物仮想通貨ビットコインETF「iSHARES® BITCOIN TRUST」に関して新たな動きがあった。直近のETF仕組み修正によって、ビットコインの保有制限に直面している米ウォール街の銀行が参加できるようになった。(記事はこちら

「イーサリアム、ビットコインの上昇率を上回る見込み」JPモルガン来年予測(12/14)

米金融大手JPモルガンのアナリストが、2024年にイーサリアムがビットコインや主要な他の仮想通貨の上昇幅を上回る可能性が高いとの見解を示した。その根拠も説明している。(記事はこちら

金融相場

ビットコイン急落で400億円規模のロスカット、主要アルトも反動安(12/11)

この日はビットコイン急落で400億円規模のロスカットが発生。イーサリアムやXRP、ソラナ(SOL)などの主要アルトも下落した。(記事はこちら

ビットコイン続落でロスカット規模は今年最大級の660億円に、AVAXは前日比21%高(12/12)

ビットコインは前日、急落直後に下ヒゲを付けリバウンドした後、米国時間にかけて再度下値を探る展開も見られた。その際に急落時安値の40,300ドルを割り込み40,150ドルまで続落したこともあり、ハイレバレッジポジションを一掃。日間のロスカット量は11日昼時点の2.9億ドルから増加し、今年最大級の4.55億ドルに達した。(記事はこちら

来年利下げ期待で米国株続伸、コインベース株価2022年4月以来の高値に|15日金融短観(12/15)

この日のNYダウは続伸し最高値を更新。また、S&P500指数は、過去最高値に接近しようとした。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表で来年少なくとも3回利下げとの示唆とソフトランディング(軟着陸)期待がリスク資産をさらに押し上げた格好だ。一方、利確の動きも見られた。(記事はこちら

アジア特集

『web3はインターネットの未来』インド政府、Web3スタートアップ支援を表明(12/11)

インドの電子・技術担当大臣ラジーブ・チャンドラセカール氏は6日、「インド政府はブロックチェーン技術を重要な分野と位置付けており、Web3に取り組むスタートアップ企業の支援に力を入れる」と言及した。「Web3はインターネットの未来を体現するものだ」などと述べている。(記事はこちら

台湾中銀、CBDCと現実資産トークン化(RWA)の利点を強調(12/11)

台湾中央銀行の朱美麗副総裁は7日、「バンキング4.0」を提唱し、その一環として中央銀行デジタル通貨(CBDC)と現実資産(RWA)トークン化のもたらす利点を語った。朱氏は、金融業界は現在「Financial Services Are Everywhere(金融サービスがどこにでもある)」という言葉で示されるバンキング4.0の新時代を迎えていると述べている。(記事はこちら

大和証券・プログマ・SBIR3が連携 デジタル社債の効率化へ共同検証(12/12)

大和証券とプログマ、SBI R3 Japanの国内企業3社は、デジタル社債の発行で連携することがわかった。デジタル社債の発行を効率化したり、業務負荷を軽減したりするために、大和証券とプログマのシステムを接続する。(記事はこちら

日本政府も参加 ProgmatやSBI証券ら民間約30社がVCファンドをデジタル証券化へ(12/13)

三菱UFJ信託銀行や同社から独立したプログマら約30社は、ベンチャーキャピタル(VC)ファンドのデジタル証券化に取り組むことがわかった。日本政府の「スタートアップ育成5か年計画」に貢献する。(記事はこちら

2024年度の税制改正大綱発表、法人(発行者以外の第三者)による「期末時価評価課税」も対象外へ(12/14)

自民党は14日、来年度の税制改正をめぐり、令和6年度「税制改正大綱」を発表。発行者以外の第三者が保有する法人所有の仮想通貨について、一定の条件の元、「期末時価評価課税」の対象外とする見直しを行うことが明記された。(記事はこちら

関連なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー

注目のWeb3カンファレンス日程

Web3および仮想通貨・ブロックチェーン関連カンファレンスが世界的に活性化しつつある。本記事では、アジア圏を中心に直近開催予定の大型カンファレンス情報も紹介する。

TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024

「TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024」はWeb3とAIをテーマとしたイベントで、4月13ー14日に東京・虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催予定だ。

TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024は、今年の「TEAMZ WEB3 SUMMIT 2023」に続くものだが、OpenAI・ChatGPTの台頭によって注目されるAI分野とブロックチェーン領域の相乗効果の可能性にフォーカスしたイベントである。

公式ページによると、来年の登壇スピーカーは120名超で、VC・投資家や出展企業が併せて200以上となる。なお、出席者は5000人に及ぶ試算だ。

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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
09:45
3兆円運用の米ミシガン州の退職年金、10億円以上のビットコイン現物ETF保有
仮想通貨ビットコインの現物ETFに対する米国の年金基金からの需要は増加傾向にある。運用資産総額3兆円に相当するミシガン州の退職年金はウィスコンシン州とニュージャージー州のジャージー市の年金基金に続き、ビットコインETFの株を保有していることを報告した。
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。

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