はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

中国、NFTやdAppsの開発を推進へ 行政機関がWeb3を発展させる意思を表明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3発展へ

中国の行政機関である工業・情報化部は19日、NFT(非代替性トークン)や分散型アプリ(dApps)の開発を促進すると表明した。

現在暗号資産(仮想通貨)を禁止している一方で、Web3は推進していくと説明。これから、Web3を発展させるための戦略文書を作成し、今後の道筋を明確にするとした。

dAppsとは

「Decentralized Applications」の略。中央集権的な管理者がいないことが大きな特徴である。

▶️仮想通貨用語集

今回のWeb3推進の表明は文書で公開された。この文書は、国政諮問機関のメンバーからの提案に対する回答だという。このメンバーがWeb3の推進を提案し、工業・情報化部がその内容に同意を示しているという内容だ。

工業・情報化部はNFTやdAppsのような新たなビジネスモデルの探求を奨励するとした。そして、Web3の革新的なアプリの開発やデジタルエコシステムの構築を促進すると述べている。

関連Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

ほかにも今後の計画として、分散型ID(DID)などの実験を推進すると説明。また、他国との交流や協力、人材の育成なども行うとした。

中国の動向

中国は2021年、仮想通貨の取引やマイニングを禁止する方針を改めて強調。今年10月にも中国人民銀行総裁が「仮想通貨取引を徹底して取り締まる」と述べている。

関連中国人民銀行総裁『仮想通貨取引を徹底して取り締まる』 全人代の発表文章で言及

一方、ブロックチェーン技術自体には高い関心を以前から示してきた。例えば先月、中国の王毅外相が日中韓3か国外相会議で「ビッグデータ・ブロックチェーン・人工知能(AI)、その他の最先端テクノロジー分野で協力を強化していくべきだ」と発言している。

関連中国外相、ブロックチェーンやAI(人工知能)領域で日中韓協力を呼びかけ

また、今月には中国の政府関連団体が主導するブロックチェーンサービスネットワーク(BSN)が、ブロックチェーンベースのID(身元確認情報)検証プラットフォーム「実名DID(RealDID)」を立ち上げたと発表した。

BSNは、RealDIDによってユーザーが自分のデジタルIDや個人情報の使用をコントロールできるようになると主張。中国国民は、このアドレスを使用して、各種ウェブサイトに匿名で登録・ログインできるようになるという。

関連中国政府が14億人国民向けに分散型IDプラットフォーム開設 国民監視を否定

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁、銀行に「ガス代支払い用」の暗号資産保有を承認
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧