はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米VanEck、ビットコイン現物ETF承認されたら利益の5%をBrinkの開発者に寄付へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン開発に寄付

米資産管理大手VanEckは5日、同社が申請している暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)が承認された場合、そのETFの利益の5%を「Brink」のビットコイン開発者に寄付する契約をしたと発表した。

利益を寄付する期間は最低10年。それに加え、すでに最初の寄付として約144万円(1万ドル)を提供したとも述べている。

関連VanEck、ビットコイン現物ETF承認時の資金流入額を予測 金ETFの事例や経済環境を加味

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

ビットコインの現物のETFは、実際にビットコインを所有して運用されるため、投資家からの注目度が高い。

▶️仮想通貨用語集

Brinkは2020年に創設された組織。リサーチや開発を通してビットコインのプロトコルやネットワークに貢献したり、資金提供や教育・助言を行なって開発者コミュニティをサポートしたりしている。

Brinkの運営資金は全て、ビットコインをサポートしたい個人や組織からの寄付で賄っているという。2023年6月には、ツイッター(現X)を創設したジャック・ドーシー氏のファンド「start small」から、現レートで約7.2億円(500万ドル)の寄付を受けたことを発表した。

VanEckは今回、以下のようにコメントしている。

分散性やイノベーションに対するBrinkの不断の貢献は、ビットコインのエコシステムの基盤である。

我々はその取り組みをサポートしていこうと考えており、詳細は改めて伝える。

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

ビットコインETF特集

現物ETF承認間近か

VanEckは以前、米証券取引委員会(SEC)にビットコイン現物ETFを非承認されたことがあるが、昨年再申請している。現在はブラックロックやアーク、グレースケールらと共に審査結果を待っている状態だ。

SECは投資家保護の観点などからこれまでビットコイン現物ETFを全て非承認にしてきたが、現在の申請企業がSECの懸念を軽減する仕組みを導入していたり、SECと会合を重ねたりしていることなどから、今回は承認されるとの期待が高まっている。

また、公正を期すために、SECが複数のETFを同時に承認するとの見方も多い。そのため、アークのETFが今月10日に認否の最終判断期限を迎えることから、現在は投資家からの注目が一段と高まっており、市場が報道などの材料に敏感に反応する状態にある。

3日には仮想通貨サービス企業Matrixportが「SECは今月、全てのビットコイン現物ETFを非承認するだろう」との見解を示し、ビットコイン価格は急落した。

関連米SEC、今回もビットコイン現物ETF非承認か Matrixportが新たな分析公開

データ元:Bloomberg

ビットコインETF特集

ビットコインETFの仕組み、基本から徹底解説 ブラックロックが仕掛けるビットコインETF、投資家必見のポイント
ビットコインETF上場承認後のBTC価格はどう変わる? 米投資会社の資金流入予測 ビットコイン半減期とは?市場価格への影響と注意点
初心者が学ぶトレード知識 CoinPostアプリで個人投資家に優位性を
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/15 水曜日
18:50
モブキャストHD、ソラナ投資に5億円を投じる計画
モブキャストHDは暗号資産事業への本格参入を決定し、ソラナ(SOL)購入に向け5億円を投資する計画を発表。ステーキング収益も視野に入れる。
18:30
リップル、南アフリカでカストディ事業強化 金融大手アブサバンクと提携
リップルは南アフリカのアブサ銀行と提携し、アフリカで初の大手カストディパートナーを獲得。デジタル資産の安全な保管と事業拡大を進めます。
17:55
イーサリアムFusakaアップグレード、テストネットSepoliaで有効化 12月メインネット実装へ 
イーサリアムの次期アップグレード「Fusaka」が10月14日、テストネットSepoliaで稼働開始した。PeerDAS技術により処理負担を大幅軽減し、取引速度を最大12,000件/秒まで向上。12月のメインネット実装に向けて段階的にテスト展開中。年内2度目の大型アップグレードでスケーラビリティをさらに強化へ。
17:28
コインチェックグループ、機関投資家向け事業を強化
Coincheck Groupが仏Aploの買収を完了し、国内では事業法人向けクリプト・トレジャリー支援を開始。海外と国内の両面で機関投資家向け事業を拡大する。
17:19
コインベース、インド大手の仮想通貨取引所CoinDCXへ投資 評価額3700億円相当
米暗号資産取引所大手コインベース・グローバルが、インドの暗号資産取引所CoinDCXに追加出資。投資後の企業価値は24.5億ドルと評価される。この出資はCoinDCXが今年7月にハッキング被害に遭った数カ月後。コインベースはインドと中東地域での事業拡大を目指す。
15:00
ブラックロックCEO、資産トークン化を次の成長戦略に 620兆円市場狙う
ブラックロックのラリー・フィンクCEOが、不動産から株式・債券まであらゆる資産のトークン化を次なる成長戦略と位置づけた。世界のデジタルウォレットに保管された約620兆円の資金に着目し、ETFのトークン化を視野に入れている。
14:15
ソルメイトが75億円相当ソラナを購入、キャシー・ウッドのアークが主要株主に
ナスダック上場のソルメイト・インフラストラクチャーがソラナ財団から75億円相当のSOLを15%割引で購入。米大手ヘッジファンドアーク・インベストが11.5%の同社株を保有している。
13:45
バイナンス、仮想通貨の上場費用告発を否定
バイナンスはリミットレス・ラボのヘザリントンCEOがトークン供給量の8%要求を告発したことに対し、虚偽で名誉毀損的だと反論。取引所は上場手数料を請求していないと表明した。
13:20
ニューヨーク市、全米初の自治体仮想通貨専門局を設立
ニューヨーク市のアダムス市長が行政命令に署名し、全米初となる自治体の仮想通貨・ブロックチェーン局を設立した。モイセス・レンドン氏が局長に任命され、責任ある仮想通貨の利用を促進する。
11:40
バイナンス、韓国への再進出なるか 当局がGopax買収で二年半ぶりに審査再開=報道
韓国当局が仮想通貨取引所バイナンスのGopax買収審査を約二年半ぶりに再開したと伝えられる。米国での訴訟取り下げが背景で、今年中の役員変更承認の可能性もある。
11:25
テザー、セルシウス破産管財団に約450億円和解金支払う
ブロックチェーン・リカバリー・インベストメント・コンソーシアム(BRIC)は、テザーがセルシウスネットワークの破産管財団に約450億円を支払ったと発表した。2024年8月に提起した訴訟が和解に至った。
10:40
ウィズダムツリー、ステラ(XLM)ETPを欧州市場で上場
米ウィズダムツリーがステラブロックチェーンのネイティブトークンであるXLMに投資できるETPを欧州で立ち上げた。現物裏付け型で管理報酬は0.50%と欧州最低水準となる。
10:25
米カリフォルニア州、休眠仮想通貨の強制清算を阻止する法案成立
米カリフォルニア州で休眠仮想通貨の自動清算を禁止する法案が成立。現物のまま州政府に移転され所有者は価格上昇時に恩恵を受けられるようになる。
10:20
イーロン、ビットコインのエネルギー基盤構造を評価
イーロン・マスク氏は、仮想通貨ビットコインは法定通貨で見られる増刷による価値低下に耐性があるとの見方をXに投稿。最近はマスク氏がビットコインに言及するのは珍しい。
08:00
S&Pグローバル、チェーンリンク経由でステーブルコイン評価を提供開始
S&Pグローバルがチェーンリンクと提携し、ステーブルコイン安定性評価をブロックチェーン上で提供すると発表した。格付け機関の評価がスマートコントラクトで直接利用可能になるのは業界初となる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧