はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ブラックロックのトークン化ファンド「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Ondoの運用資産も移転

10兆ドル規模の米資産運用会社ブラックロックによる初のトークン化投資ファンドである「BUIDL」には、最初の1週間で1.6億ドル(242億円)の資金がデポジット(入金)されている。

ブロックチェーン上で現実世界資産(RWA)をトークン化し運用するプラットフォームであるOndo Financeからの新たな資金もあり、その規模は拡大しているようだ。

機関投資家向けにブロックチェーン対応の投資商品を提供するOndo Finance(ONDO)は米国債と銀行預金によって担保されたトークン化債権「USDY(USD Yield)」と、トークン化されたブラックロックの米国短期国債ETF(SHV)のオンチェーンファンド「OUSG」をすでに提供しているが、昨日、OUSGの資産から割り当てる予定額9,500万ドル(14億円)のうちの8,400万ドル(12.7億円)をBUIDLに移したことが確認された。

Ondoは資金の移転の理由についてBUIDLがオンチェーンファンドのため、24時間365日いつでもファンドのサブスクと償還ができるメリットがあると説明した。

Ondo Financeのガバナンストークン「ONDO」はブラックロックのBUIDL発表以来、最大で45%上昇した。

「BUIDL」は先週ブラックロックによって立ち上げられた初のオンチェーンのトークン化ファンドで、イーサリアム上で発行。総資産の100%を現金、米国債、現先契約に投資し、投資家はブロックチェーン上にトークンを保持しながら利回りを得ることができるという。

このオンチェーンファンドの発行を行うのは、セキュリティトークン(ST)ソリューションを提供する金融サービス会社Securitize(セキュリタイズ)で、現実世界資産(現金・米国債)の保管と管理は、米金融大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)が担当する。

関連ブラックロック、イーサリアム上のトークン化ファンドを正式発表

関連ビットコインなど仮想通貨投資の始め方|初心者が注意すべきリスクとおすすめ戦略

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/27 土曜日
07:10
SWIFT、イーサリアムL2「Linea」でメッセージングシステムの移行実験か=報道
国際銀行間決済ネットワークSWIFTがイーサリアムレイヤー2のリネアでメッセージングシステムのオンチェーン移行実験を行うとザ・ビッグ・ホエールが報じた。
06:25
ソフトバンクとアーク、テザーの200億ドル資金調達に参加検討か
ブルームバーグがソフトバンクグループとアークがステーブルコイン発行大手テザーの200億ドル資金調達への参加を検討していると報じた。企業価値5000億ドルでの調達となる。
06:05
米規制当局、仮想通貨購入発表前の異常な株取引を調査=WSJ報道
米規制当局SECとFINRAが上場企業の仮想通貨購入発表前の異常な株取引パターンを調査していると報じられた。内部取引疑惑を調べている。
05:45
米バンガード、仮想通貨ETFアクセス提供を検討か
運用資産10兆ドルを持つ世界第2位の資産運用会社バンガードが、証券仲介プラットフォームで仮想通貨ETFへのアクセス提供を検討していると報じられた。
09/26 金曜日
21:59
堀田丸正、「Bitcoin Japan株式会社」への商号変更と新経営陣を発表 11月臨時株主総会で承認へ
堀田丸正は11月11日の臨時株主総会で「Bitcoin Japan株式会社」への商号変更決議を発表。親会社Bakktとの提携によりビットコイン・トレジャリー事業を開始し、アクシェイ・ナヘタを会長に迎えた新経営陣による企業変革を推進する。
16:00
スイ(SUI)リキッドステーキング解説|二重収益を狙う運用方法
スイ(SUI)のリキッドステーキングは、ステーキングによる安定した報酬を得ながら、さらにDeFiで追加利回りを狙える点が大きな魅力です。 特に、スイの代表的なリキッドステーキン…
13:55
世界の仮想通貨億万長者が24万人突破、1年で40%増加 利確リスクも=レポート
ヘンリー&パートナーズのレポートによると、世界の仮想通貨億万長者数が24万人を突破し、前年比40%の驚異的増加を見せた。利確リスクは高まっている。
13:10
グーグルが支援 サイファー・マイニング、AIインフラのフルイドスタックと4500億円契約
ビットコイン採掘企業サイファー・マイニングがAIクラウドのフルイドスタックと10年契約を締結。グーグルが債務保証する。各マイナーはAI向けデータセンター事業を拡大している。
11:03
Web3時代のVisaを目指すPlatON──創立者が語る伝統金融とデジタル金融をつなぐ「決済の高速道路」構想
PlatON創立者孫立林氏。決済・清算システム「Topos」での金融機関連携、ゼロ知識証明技術「ZKPay」実装、日本を含むアジア市場でのWeb3金融インフラ展開について語った。
10:50
ストラテジーのセイラー会長、BTCは年末に向けて上昇に転じると予測
ストラテジーのマイケル・セイラー会長はCNBCの番組で、ビットコインの価格は年末に向けて上昇するとの見方を示した。米政府のビットコイン戦略準備金に関する質問にも回答している。
10:35
米クラウドサービス大手Cloudflare、ドル建てステーブルコイン発行を計画
米上場のウェブサイト高速化サービス大手のクラウドフレアがNETドル・ステーブルコインの発行計画を発表した。自動取引とAIエージェント向けの機能を重視した設計となる。
09:55
「ビットコイン市場が冷え込むリスク依然高い」Glassnode市場分析
Glassnodeが仮想通貨市場の最新分析レポートを発表。ビットコインは長期保有者の利益確定と、ETFなどへの流入鈍化により市場冷え込みリスクが高まっていると分析した。
09:10
サークル、不正対策で取引無効化可能なステーブルコイン仕組みを検討か=報道
世界2位のステーブルコイン発行企業サークルが詐欺や紛争時にステーブルコイン送金を取り消せる仕組みの導入を検討していることをフィナンシャル・タイムズが報じた。
08:35
ヴィタリック「イーサリアムにフサカのPeerDAS導入は重要」
仮想通貨イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は、ブロブの利用急増などに関する課題についてフサカで改善できるとXに投稿。PeerDASがブロブの拡張性向上に貢献できると説明している。
07:50
ブラックロック、利回り提供のビットコインETF商品を申請へ
世界最大の運用会社ブラックロックがカバードコール戦略を用いるビットコイン・プレミアム・インカムETFの申請を準備していることが明らかになった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧