Tangem Wallet 徹底解剖
Tangem Walletには驚くべき偉業がある。
2018年以来、100万枚以上のTangemカードが発行されたが、その1枚たりともハッキングされていないのだ。ハッキング事件の多い仮想通貨業界においては、まったく驚異的というほかない。多くのユーザーは、わずか3分間というセットアップ時間の短さと、Tangemが提供する比類のないセキュリティレベルを高く評価している。Tangem Walletとは一体何なのか、どのように機能するのか?
Tangem Walletとは何なのか?
Tangem Walletとは、Samsung Semiconductor社製(共同開発)の強力かつ安全なエレメントチップを埋め込まれた、ノンカストディアル・コールドウォレットである。Tangem Walletは、DeFiやdAppsへのアクセス機能とともに、多様な仮想通貨の保管・購入・売却・送信・受信・交換を可能にする。そのしくみを説明しよう。
Tangem Walletはどのように機能するのか?
Tangem Walletは2つのコンポーネントから構成される。1つ目は①ハードウェアウォレットデバイス。2~3枚の物理的なTangemカードが発行される。
2つ目は②iOSまたはAndroidで利用できるTangemモバイルアプリ。①と②は近距離無線通信(NFC)を介して通信を行う。NFCは、磁界誘導によってデバイス間の近距離通信を可能にする無線技術だ。
Tangem Walletの機能
セキュリティ
Tangem Walletは、下記の機能を通じてセキュリティレベルを劇的に向上させている。
- 偽造防止:Tangemモバイルアプリは、チップとファームウェアの真正性を保証。
- EAL6+レベルのセキュリティ:Tangemのチップは最高のセキュリティ基準に準拠しており、ユーザーを侵入型攻撃および非侵入型攻撃の双方から保護
- 監査済みファームウェア:Kudelski SecurityとRiscureによる独立した検証により、バックドアや脆弱性がないことを確認。ファームウェアは改ざん不可能で、隠されたアルゴリズムは存在しない。
- オープンソースコード:TangemアプリのソースコードはGitHub上にあり、コミュニティによって検証されている。透明性が確保され、必要に応じて再作成が可能。
- スマートバックアップシステム:チップはランダムな秘密鍵を生成し、カード間を安全に転送。
- アクセスコード保護:Tangemカードは、ユーザーが選んだアクセスコードまたは生体認証を介して、不正アクセスやブルートフォース攻撃に対抗。
信頼性
Tangem WalletはIP 68認証を取得しており、防塵・防水性にすぐれる。ウォレットは-25°Cから+50°Cの範囲で動作し、ISO 7816-1規格に従って、EMP、ESD、およびX線から保護される。
プライバシー
Tangemは独立して運営されており、すべての暗号操作はパブリックブロックチェーンノードまたはAPIサービスに直接送信される。よってKYCサービスは必要ない。
シンプルさ
Tangem Walletはカード型で、「持ち運びやすく」「耐久性があり」「便利」である。セットアップは3分間で完了する。24時間365日のサポートにより、初心者でも安心して利用できる。
Tangemをはじめる
Tangem Walletカードを使用するには、NFCに対応したスマートフォンと公式のTangemアプリさえあればよい。3分間のセットアップでは、カードのスキャン、ウォレットの作成、秘密鍵の生成、バックアップの作成を行う。
詳しくは https://tangem.com/jp/ をご覧ください。
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