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複数の米銀行や金融企業、ビットコインETFに投資

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10社以上購入

最近の米SECによるフォーム13Fの提出で、複数のウォール街大手金融や銀行がビットコイン現物ETFの購入を開始したことが明らかになった。

この新たな傾向は、ビットコインに対する機関投資家の関心の高まりを示唆するもので、仮想通貨資産への受容と評価に今後大きな影響を与える可能性があるとみられる。

具体的には銀行分野だと、AUM6.4億ドルを運用する中小銀行American National BankがArk提供の銘柄を100株を購入。こちらは7,000ドルほどに相当するもので、非常に小規模ではあるものの、銀行として初の事例になったようだ。

また、証券会社や資産運用企業の部類では、最も購入額が高かったのはSignal Advisors Wealth(AUM4.65億ドル)で、ブラックロックのIBITを約83万ドル分保有している。

今回ビットコインETFを購入し運用する企業の中、AUMが最も高いのはPark Avenue Securities LLCであり、99億ドルの資産を運用しているが、GBTCを45万ドル分保有。これらの保有数は第1四半期(1〜3月)におけるものだった。

ビットワイズのMatt Hougan最高投資責任者はSNSでこれらの情報開示の重要性を説明し、「『誰が』ビットコインETFを買っているのか疑問に思っている皆さん、5月15日をカレンダーに丸で囲んでおこう」と述べた。その理由は、次のフォーム13Fの提出の日付となり、より多くの金融企業が購入している可能性が高いと示唆されている。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

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