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Gala Games、300億円相当のGALAトークンが不正鋳造 価格急落

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

犯人は不正鋳造したGALAを売却

Web3ゲームのプラットフォームGala Gamesで20日、何者かがネイティブトークン「GALA」を50億枚、不正に鋳造した。2億ドル(約313億円)以上に相当する。

この事件を受けて、GALAは一時約15%急落して0.039ドルになった。現在は0.042ドルまで戻しているが、事件が起こる前の水準を下回っている。

出典:CoinMarketCap

GALAはイーサリアム(ETH)のERC20規格トークンだ。イーサリアム現物ETFの承認確率が急に高まってイーサリアム価格が急上昇したことがあり、犯人は、価格上昇を待って、このタイミングで不正行為を行ったのではないかと推測する意見も聞かれる。

関連: 最終判断期限迫るイーサリアム現物ETF、予想外の進展で承認確率急上昇

Web3開発者のWesty氏は、不正に鋳造されたGALAは様々な分散型取引所(DEX)で売却されていると指摘した。犯人は、ブロックされる前に約2,100万ドル(約33億円)相当をイーサリアムに交換している。

さらに、何者かがXで偽のGala Gamesアカウントを作成して、偽のトークン移行イベントを宣伝し始めた。共有リンクを操作すると資金を失う可能性があり、注意が必要だ。

Solidity開発者のQuit氏は、Gala Gamesの管理者権限を持つアドレスがGALAトークンを不正鋳造したと指摘した。まだ、管理者アドレスがハッキングされたのか内部者による行為なのかは不明だ。

Quit氏は、こうしたことが起こらないようにプロジェクトを分散化するのが重要だと述べた。管理権を集中化せず、不正をすることが不可能な仕組みを作る方が好ましいとコメントしている。

2021年のハッキングと訴訟合戦

Gala Gamesでは2021年初めに、1億3,000万ドル(約203億円)相当のGALAトークンが不正流出した。Gala Gamesの共同創設者の一人であるエリック・シールマイヤー氏は、このハッキングに参加した疑いでもう一人の共同創設者であるライト・サーストン氏に対して訴訟を起こしている。

訴状によれば、サーストン氏はGALAを安全なウォレットに保管すると主張しながら、実際は難読化されたトランザクションを使って約1億3,000万ドル相当を売却したとされる。

これに対して、サーストン氏はシールマイヤー氏を訴え返した。シールマイヤー氏が、プライベートジェットの購入など個人的な消費に会社の資金を使用するため、Gala Gamesの経営権を握ったと申し立てた形だ。

シールマイヤー氏は、モバイルゲーム会社Zyngaの共同創設者でもある。Gala Gamesの共同創設者には、他にZyngaでクリエイティブディレクターを務めていたマイケル・マッカーシー氏が存在する。

関連: Gala Games、共同創設者同士が訴訟で対立

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