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タイ証券取引委員会、同国初のビットコイン現物ETFの投資ファンド承認

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

タイでビットコインETF投資ファンド初承認

東南アジアに位置するタイの証券取引委員会は、同国史上初めて、ビットコイン現物ETFに投資するファンドを承認した。タイの投資管理会社ワン・アセット・マネジメントによる「ONE-BTCETFOF-UI」で、6日までに提供開始される見込みだ。

「ONE-BTCETFOF-UI」は、「ヘッジされずリテール投資家に提供されないONE ETFファンド・オブ・ファンズ」の略称である。名前の通り個人投資家には提供されない。

このETFは、流動性と安全性を保証するために11の主要グローバルファンドに投資するものだ。国際基準に沿ってビットコインを保管する方針を取っており、米国と香港の規制機関によって審査されている。

ワン・アセット・マネジメントのポテ・ハリナスタCEOは、暗号資産(仮想通貨)の利点について「他の金融資産との相関性が低い代替資産」であり、「投資家がリスクを分散するのに適している」と話した。

ポテ氏は、ビットコインの供給量には2100万枚という上限が設定される中、次第に需要は高まっており、大きな成長の可能性があると意見している。また、価格変動の大きさにも言及した。

ワン・アセット・マネジメントは、投資家がポートフォリオの5%だけをビットコインに割り当てることでポートフォリオ全体のリターンを数パーセント高めることができると独自の推算をしている。

現在米国に引き続き、各国でビットコイン現物ETFが上場開始しているところだ。香港に加え、今月にはオーストラリアでも現物ETFの取引が始まった。

関連: ビットコイン現物ETF、オーストラリアで初めて取引開始へ

ビットコインETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

▶️仮想通貨用語集

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

大手カシコーン銀行も仮想通貨に参入

タイでは、MFCアセットマネジメントも証券取引委員会にビットコインETFを申請しており、承認を待っているところだ。こちらも、富裕層と機関投資家に向けられたもので一般の個人投資家には販売されない。

タイでは2022年4月より、仮想通貨を商品やサービスの決済に利用することは禁止されているが取引や保有は可能だ。タイはチェイナリシスによる「日常的に仮想通貨を利用する国」ランキングで2023年に世界10位だった。

関連: 「日常的に仮想通貨を利用する国」インドが首位、チェイナリシス23年ランキング

大手銀カシコーン銀行も仮想通貨に参入している。昨年10月、子会社を通じて現地の仮想通貨取引所を運営するSatang Corporationを買収した。現在、Orbix Tradeという名前の下で運営している。

関連: タイ大手銀KBank、仮想通貨取引所「Satang」を買収

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