今夏にマイニングプログラム開始予定
コンプライアンスを重視し、金融サービスに特化したイーサリアム(ETH)レイヤー2スケーリングソリューションを構築する「キント(Kinto)」が、マイニングプログラムの計画を発表した。
KINTOは供給量の2%をマイニングプログラムに割り当てる。今年の夏には、資金を預けたアクティブユーザーとアプリ開発者に報酬を提供する予定だ。
ここで言うマイニングプログラムは、DeFi(分散型金融)における初期ユーザー向けの「ファーミング」を指し、ユーザーが資金を提供し、その見返りとしてプラットフォームのネイティブトークンを獲得する仕組みと考えられる。
Kintoは、イーサリアム・エコシステム内のデジタル資産と現実資産(RWA)トークンを通じて、安全な利回り機会を提供する。また、金融アプリケーションのニーズに対応するため、プライバシー保護されたKYC(本人確認)やAML(マネーロンダリング防止対策)、ガス代不要といった特徴も備えている。
Kintoでトランザクションを送信するには、承認されたプロバイダーを通じてKYCプロセスを実行し、「Kinto ID」と呼ばれるソウルバウンドNFTを受け取っている必要がある。
同社は「アービトラムオービット(Arbitrum Orbit)」でメインネットを構築し、昨年11月にメインネットを公開、今年5月に正式リリースした。
事前告知によると、ネイティブトークンKINTOのトークン生成イベント(TGE)は、2024年7月1日日本時間19時に行われる。最大トークン供給量は15,000,000、初期トークン供給は10,000,000で、そのうち150万KINTOが流通を開始する。5月17日までにプラットフォームにアクセスした25,000人のユーザーが対象となる。
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