はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米大統領選でトランプ氏勝利の可能性、ポリマーケットでハリス氏を上回る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米大統領選の動向

米時間11月5日の米大統領選挙に向けて分散型予測市場「ポリマーケット」では現在、共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝つ可能性が民主党候補のカマラ・ハリス氏を上回っている。

以下の画像がその推移で、本記事執筆時点ではトランプ氏が勝つ可能性が53.4%、ハリス氏が45.8%。最近はハリス氏が優勢な期間が続いていたが、大統領選まで1カ月を切った現在、トランプ氏が逆転している。

今回の米大統領選は、両候補が暗号資産(仮想通貨)に言及しており、ブロックチェーン業界からの注目度は非常に高い。最初はトランプ氏だけが仮想通貨を明確に支持する姿勢を強く表明していたが、最近はハリス氏も仮想通貨に肯定的な考えを述べるようになってきた。

関連「デジタル資産などの革新的技術を奨励する」ハリス副大統領が仮想通貨に初言及

ポリマーケットにおけるトランプ氏勝利の可能性は、今月3日に50%に上昇してハリス氏を上回り、その後は上昇基調にある。最近のトランプ氏の選挙活動で注目を集めたのは、7月に暗殺未遂に遭った米ペンシルベニア州バトラーで5日に再び開催した選挙集会だ。

この選挙集会は、テスラやX(旧ツイッター)などを率いるイーロン・マスク氏が参加したことでも関心を集めた。マスク氏はポリマーケット上でトランプ氏がリードするようになったことについて、以下のようにコメントしている。

賭け市場では、トランプ氏がハリス氏を3%(投稿当時)リードしている。

実際のお金が動く賭け市場は、世論調査よりも正確だ。

関連トランプ前大統領とイーロン・マスク氏の動向 ドージコイン投資家に波紋を広げる

マスク氏が言及した世論調査では最近、両候補が激しく競り合っていたり、調査によってはハリス氏がトランプ氏を上回ったりする様子も伝えられている。

なお、ポリマーケットでトランプ氏勝利に最も多く賭けている「Fredi9999」というユーザーがマスク氏であるとの憶測もある。

仮想通貨関連の動向

両候補の仮想通貨を巡る動向については、9月にトランプ氏が大統領選に向けたキャンペーンでニューヨーク市のバー「PubKey Bar」を訪問し、ビットコイン(BTC)でチーズバーガーを購入したことが明らかになった。

関連トランプ氏、ニューヨークのバーで初めてのビットコイン決済

また、最近ではトランプ氏が関わるDeFi(分散型金融)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLF)」も注目を集めている。このプロジェクトでは、ユーザーの本人確認(KYC)手続きが開始している。

関連トランプ氏の仮想通貨プロジェクト「WLF」、本人確認手続きを開始

先月に初めて仮想通貨に言及し、デジタル資産などの革新的技術を奨励すると表明したハリス氏については今月、「有色女性のブロックチェーン政策ネットワーク」の創設者であるクリーヴ・メシドール氏らが、ハリス氏の選挙対策チームに書簡を提出。Web3規制などについて話し合うための会合を開くことを求めた。

Web3とは

「次世代のインターネット」とも呼ばれ、ブロックチェーンを基盤とする非中央集権型のネットワークを指す。具体的にはNFTや仮想通貨などを含む。

▶️仮想通貨用語集

関連Web3リーダー20名以上、ハリス陣営に仮想通貨政策で対話要請

関連24年米大統領選挙、仮想通貨市場への影響は トランプ氏らの政策や動向まとめ

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧