はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

米フロリダ州、25年第1四半期開始の議会でビットコイン準備金創設か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン準備金計画

暗号資産(仮想通貨)やWeb3を推進するフロリダ・ブロックチェーン・ビジネス協会(FBBA)の創設者であるサミュエル・アームズ氏は4日、米フロリダ州がビットコイン(BTC)を準備金として保有する計画について説明した。

2025年1Q(1月から3月)に始まる議会で、ビットコインの戦略準備金を創設できるようになる可能性が十分にあるとの見方を示し、年金基金や余剰の予算の一部をビットコインに割り当てる計画を公表している。

フロリダ州は、仮想通貨に肯定的なドナルド・トランプ氏の米大統領再選の前から仮想通貨を推進する州として知られている。例えば、2021年にはロン・デサンティス知事が州予算案を発表し、その中で「仮想通貨に優しいフロリダを実現する」という項目を掲げ、仮想通貨やブロックチェーン推進に70万ドル(当時のレートで約8,000万円)の予算を割り当てていた。

関連米フロリダ州、仮想通貨を推進する予算案発表

アームズ氏は今回、デサンティス知事など、ビットコイン準備金計画を進めることを支持してくれそうなメンバーがフロリダ州には複数いると説明。FBBAはこの計画を懸命に推進するとし、他にも2025年1Qから始まる会期中に、ビットコインを支持する複数の法案成立を推し進めていくと表明している。

具体的な計画

具体的にアームズ氏は、およそ1,860億ドル(約28兆円)の年金基金の少量をビットコインに割り当てる案を提示。そして、この年金基金全体の額は米国の州で4番目の規模だとしている。

また、フロリダ州は年金基金を通してビットコインや「流動性のあるトークン」、他にもマイナー企業やマイクロストラテジー、コインベースらの株式にすでに投資しているとも説明した。

関連米フロリダ州、仮想通貨関連商品に投資 1200億円規模か

そして、年金基金の1%をビットコインに投資するだけでも、割当額が18.6億ドルになると述べている。

また、予算の余剰分は、例えば24-25年の会計年度では、およそ1,170億ドル(約17兆円)あると説明。そして、この内の1%を活用するだけでも、約11億ドル割り当てることになるとした。

FBBAがフロリダ州でビットコインの準備金計画を進める主な理由は、インフレヘッジのようだ。最近はインフレや通貨安へのヘッジ手段として、国や企業らがビットコインを所有しようとする動きが広がっている。

関連なぜ企業がビットコインを保有し始めているのか?マイクロストラテジーとメタプラネットの事業戦略は

米国のビットコイン保有を推進する法案を提出したシンシア・ルミス議員はアームズ氏の計画を受け、「州は、すばらしいアイデアを生み出す場所。これはトップを目指すレースであり、友好的な競争を歓迎する」とコメントした。

関連ルミス議員、米国のビットコイン準備金を改めて呼びかけ トランプ氏勝利受け

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連おすすめ国内仮想通貨取引所 投資家のクチコミ比較ランキング

ビットコイン|投資情報・価格チャート
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/18 土曜日
13:30
米ワイオミング州とマサチューセッツ州、ビットコイン準備金法案を提出
米国ワイオミング州とマサチューセッツ州で、戦略的準備金としてビットコイン投資を認める法案が提出された。
12:50
トランプ次期大統領が公式ミームコイン「TRUMP」発行、価格は20倍暴騰
トランプ米次期大統領が日本時間18日、ソラナチェーン上で自身の名を冠したミームコイン「TRUMP」を公式に発行したことが判明した。
11:10
企業発のソラナモバイルステーキングアプリ、カナダ上場企業Sol Strategiesが立ち上げ
カナダの上場企業でSolanaインフラ投資・持株会社のSol Strategiesは仮想通貨ソラナのモバイルステーキングアプリケーションの立ち上げを発表した。
09:30
米上院議員、DeFiの税務報告義務に反対決議案を提出へ
米国のクルーズ上院議員が、米国税庁によるDeFiへのユーザー情報収集義務付けに対して反対決議案を提出することを計画している。
07:30
イーサリアムの「Pectra」、実施目標時期は3月に
仮想通貨イーサリアムの開発者らは、アップグレード「ペクトラ」のメインネットでの実施目標時期を2025年3月にすると定めた。2月にテストネットでアップグレードを試す。
07:00
トランプのビットコイン戦略準備金実現の可能性、予測市場で60%到達
米国の予測市場で、トランプ次期大統領が就任後にビットコイン戦略準備金を設立する可能性が高まっている。
06:25
ビットコインブロックチェーンにトランプ次期大統領の肖像を刻印、マイニング大手MARA
米ナスダック上場のビットコインマイニング企業MARA Holdingsは、第47代アメリカ合衆国大統領となるドナルド・トランプ氏の肖像をビットコインブロックチェーンに刻印した。
01/17 金曜日
19:18
米最大手取引所コインベースの日間取引高、XRPがビットコインを上回る 全体シェアの28%に
米最大手取引所コインベースでXRP/USDペアの取引量が約17.7億ドルとなり、ビットコンの11.7億ドルを大きく上回った。規制緩和期待や実用化の進展を背景に、米国市場での需要が拡大している。
19:00
仮想通貨ETFへ2日連続の純流入、トランプ政権移行へ市場活況
仮想通貨ETF市場で2日連続の大規模資金流入が発生。BlackRockのビットコンETFが775億円、イーサリアムETFも245億円の資金を集める。トランプ次期大統領の規制緩和期待も追い風に。ETF市場の最新動向と今後の展望を解説。
19:00
アーサー・ヘイズ来日決定! Web3カンファレンス「WebX 2025」の発表第一弾 
新年会の発表内容 ザ・プリンス パークタワー東京のコンベンションホールにて、関係者およびスポンサーの方々を招待した新年会を1月17日に開催しました。 新年会では、アーサー・ヘイ…
19:00
イーサリアムの買い方、取引所選びの完全ガイド
米国初のビットコインETF承認の影響でBTC価格が過去最高値を更新し、仮想通貨投資による資産運用の注目度が急上昇しています。本記事では初心者向けに高騰するイーサリアム(ETH)の買い方、アルトコイン投資のメリットやデメリット、リスクなどを解説しています。
18:10
コインチェック、アプリDL数700万突破
コインチェックのアプリダウンロード数が700万件を突破し、国内暗号資産取引アプリで6年連続首位を獲得。NASDAQ上場や新サービス「Coincheck ステーキング」の開始、ドージコイン取扱いなど、サービス拡充を推進。
16:08
量子コンピューターvs暗号資産、 ソラナ開発者の新提案を専門家がわかりやすく解説
量子コンピューターの脅威からSolanaを守る新セキュリティ機能「Winternitz Vault」の実装。WOTSを採用し、一回限りの署名で量子耐性を実現する革新的なセキュリティシステムの詳細を解説。
15:46
SolanaのL2「HyperGrid Framework」を専門家が解説|Superteam Japan寄稿
ソラナのL2スケーリングソリューション『HyperGrid Framework』についてSuperteam Japanの専門家が解説。ソラナエコシステムの拡張性と整合性を両立する次世代技術の特徴を詳しく解説します。
15:45
バイナンス、12種類の仮想通貨取引ペアを1月17日に取扱い中止
バイナンスは12種類の現物取引ペアを取扱停止に。流動性と取引量などの審査に基づく決定で、該当銘柄は他ペアで売買可能。ユーザーが押さえるべき注意点を解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧