
ここ数年のデジタル技術の進歩と普及の速さには、目を見張るものがあります。
今や、「一人にモバイル機器一台」というのが普通になり、仕事やプライベートでのコミュニケーション手段としてだけでなく、職場や学校のスケジュール管理、動画視聴やオンラインゲームなどの娯楽ジャンルに至るまで、モバイルだけで手のひらからできてしまう時代です。それは金融関係の管理に関しても例外ではありません。
オンライン化が進む現代では、日常生活の中の買い物から銀行口座の管理、日本との間の海外送金まで、すべてをネット上で行う人も少なくありません。そんな時に、やはり気になるのが安全性の高さとスピードではないでしょうか。
そうした時代の中で、今、急速に注目を集めているのが『eウォレット』や『デジタルウォレット』と呼ばれるものです。
ここでは、世界中で多くのユーザーに支持されているeウォレットのひとつ『STICPAY』について、ご紹介していきたいと思います。
そもそもデジタルウォレットとは
STICPAYは、2017年に誕生したデジタルウォレット・国際決済サービスです。では、ここで改めて、「デジタルウォレットって?」と首をかしげている方のために、簡単に説明しておきましょう。
金融業界をはじめ、経済界、医療業界、サービス業界、エンターテイメント業界など、さまざまな分野で急速にデジタル化が進む現代では、オンライン金融取引の安全で迅速な管理が不可欠になっています。
日本では、まだまだキャッシュレス決済が一般的ではありませんが、世界的な金融のデジタル化の波を受けて、これから一気に進んでいくだろうとも言われています。実際、コンビニなどでのちょっとした買い物にも、モバイル決済や QRコード決済を活用している世代も増えてきています。
こうしたことを鑑みても、これからのデジタル時代に欠かせない存在になるだろうと期待されているのが、デジタルウォレットなのです。
デジタルウォレットとは、資産の保管と決済の機能を組み合わせたオンライン上のサービスのことで、パソコンやスマートフォン、モバイル機器を使ったオンライン取引で使用されます。デビットカードやクレジットカードが提供するサービスと似ていますが、電子ウォレットはデジタル化された仕組みを用いるため、物理的なカードや財布を持ち歩く必要がなくなります。
また、最近よく耳にする『 電子マネー』と混合されることもありますが、電子マネーが、例えばSuicaやnanacoなどの「電子化されたお金」を指しているのに対して、デジタルウォレットは、 電子マネーに加えてクレジットカードやデビットカード・銀行口座などの支払い情報も保存できる仕組みになっています。つまり、 電子マネーもデジタルウォレットの機能のひとつと考えておいてもいいでしょう。
国際間での迅速な送金が可能に
このオンラインウォレットがとりわけ重宝されているのが、海外FXでの取引や、国際間でのビジネスのやり取りなどのシーンです。
とりわけ、FX業界は、世界で最も活発な市場の一つとも言われており、それだけに投資家は迅速かつ、コスト効率の高い方法で取引を行う必要が出てきます。そうした場合でSTICPAYを利用することで、 日本との間の海外送金 や、あるいは資金の引き出しの際に、銀行口座を介して行うよりも所要時間が短く、手数料も安く済ませられるようになります。また、日本円から米ドルなどへの両替も行うことができます。
その速さは、もはや驚異的と言ってもよく、加入店での使用の場合は1 分以内に送金/受取ができるようになっています。通常の場合だと、早くても1~2営業日はかかると言われているのを考えると、いかに迅速かなのかが、よくわかりますよね。
しかし、STICPAYの用途は、ビジネス関連だけではありません。STICPAYのアカウントを持っている家族、知人、友人同士であれば、登録しているメールアドレスを入力するだけで簡単に個人間の送金も行えます。
STICPAY アカウントを介することで、最小限の手数料で海外の友人や家族、ビジネスパートナーへの国際送金がより迅速、かつ簡単に行えるというわけです。
こうした国際間での送金の際に気になるのが、セキュリティなどの安全性かと思いますが、この面でも、STICPAYではユーザーの個人情報を保護するため、高度な不正防止策を取り入れ、定期的なKYC確認とAMLチェックで加盟店と顧客の両方を厳格に審査されています。
新世代の資金管理
STICPAYはグローバルなサービスのため、あなたがどこにいようと変らないサービスを受けられるというメリットや、世界展開されているだけに多言語で対応されている、もちろん日本語でも対応されているというのも大きな魅力となっています。
そして、STICPAYはパソコンだけで無くスマホやタブレットでの操作が可能となっているというのも、身軽さを好む現代人には嬉しいですよね。
iOS、Android用の専用アプリがリリースされていますから、外出先などでも簡単に入出金やショッピング、各種サービスの決済を行うことも可能となっています。また、話題のAlipay+、WeChatPay、Airtel、Flooz、Free Money などに対応しているのも大きな特徴のひとつとなっています。
また、アカウント登録方法もとても簡単で、慣れている人であれば早くて5分程度で完了します。
公式サイト、もしくはあらかじめダウンロードしておいたSTICPAYアプリから登録画面に行き、個人情報などの必要事項を記入して署名を行います。 そしてSMS認証コードの入力を行い、メールアドレスなどによる二段階認証での確認が済めば、晴れてアカウントの登録は完了します。もちろん、その後、本人確認書類の提出の必要がありますが、こちらもオンラインで画像をアップロードすればいいので、それほど時間はかかりません。
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