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イーサリアム価格急騰の3つの要因とは、資産運用会社が分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

上昇背景を分析

仮想通貨イーサリアム(ETH)の価格が直近一週間で高騰し約50%近い上昇を記録した。今週14日には2,700ドルに到達。この動きの背景にはいくつかの要因があるとバーナースタインのアナリストは分析した。

The BlockやDecryptが報道したバーナースタインの分析によると、イーサリアムはこれまでビットコインや他のレイヤー1に遅れを取っていたが、最近の市場回復でそのパフォーマンスが再び注目され始めた。

一つ目の要因は、ステーブルコインと証券のトークン化、そしてレイヤー2の機関投資家向け採用の加速だ。StripeやMetaがステーブルコインに注力し、イーサリアムがその主な基盤となるプラットフォームとして位置付けられている。

関連:ザッカーバーグのメタ社、ステーブルコイン導入で国際決済市場に再参入か=報道

また、イーサリアムレイヤー2の成長も注目されている。コインベースのBaseなどが収益を上げ、ETHがガス代や決済に使われることで、イーサリアム全体の需要が高まっている。

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さらに、過去12~18ヶ月間、ヘッジファンドがBTCをロング・ETHをショートしていたが、機関投資家によるブロックチェーンとステーブルコイン支払いの導入が進む中で、ETHの低調なパフォーマンスは正当化されにくくなっているという。

なお、Sentoraのデータによると、最近、ETHは取引所からの大規模な資金流出(投資家の引き出し)を経験しており、これが長期保有の兆しとして市場にポジティブな影響を与えている。特に、過去7日間で12億ドル以上のETHが取引所から引き出されたことが確認された。

出典:Sentora

関連:ロンドン資産運用会社がイーサリアムを大量購入、過去一週間で700億円相当分取得

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